2017年2月20日 (月)

はっぶるはっぶる(笑)

ハッブル宇宙望遠鏡25年の軌跡  沼澤茂美 脇屋奈々代 共著  小学館クリエイティブ

 所謂一つの記念本、写真集でしょか?図鑑といった方がいいのか?うーん…いやまぁとにかく、お空の画像がいぱーいってか(笑)でもって、多分、どこかで見た事あるよーな有名画像もいぱーいあるよな(笑)

 ハッブルとは何か?と言えば、宇宙に浮かんでいる天文台みたいなもんだよなぁで、宇宙空間にあれば、曇りも雨もないし、大気もないしで、クリアーな画像がたくさん見放題とゆー事じゃまいか(笑)とゆー訳で「ハッブル宇宙望遠鏡(HST)は、宇宙に置かれた口径2.4mの望遠鏡です。1990年にスペースシャトルによって打ち上げられ、現在まで25年以上にわたって観測を続けています」って事じゃね?

 そんな訳でハッブル望遠鏡までの大雑把な歩みとしては、「1946年、アメリカの天文学者スピッツァーは、地球大気の外から宇宙を観測したら、天文学者はどれほど素晴らしい成果を上げられるだろう、という画期的な論文を発表しました」とな…で「1970年代になり、宇宙から天体を観測する計画が立案されたのです」しおすし(笑)

 宜しおすなぁとは物事そー簡単には行かないと見えてNASAも「1971年に宇宙望遠鏡のアイデアを採用しましたが、当時の計画内容は縮小され、現在のハッブル宇宙望遠鏡のスペックに落ち着きました」とな…でもって「1976年にはESA(ヨーロッパ宇宙機関)との間で共同開発の契約が交わされ、ESAは費用の15%を負担することになりました」とな…かくて「1977年、宇宙望遠鏡計画は4億6千万ドルの予算で発注されました」とな…

 ところがどっこい、それからの開発と実行には山あり谷ありの問題キタコレになったらすぃ(笑)主鏡の開発から、スペースシャトルの事故から、宇宙に上がってからもピントが合わないとか…こちらの詳細は本書をドゾ。結局新たに前代未聞の修理にいきますたまで…波乱が怒濤のよーに繰り広げられまする(笑)

 でもって「2011年8月31日、スペースシャトル計画が公式に終了したため、その後のHSTのメンテナンスを行うことができなくなりました。HSTが周回している高高度まで行ける宇宙船が存在しないからです」って事になったとな…まっ今のとこHST動いてまんねんですけど、それがいつまで持つかは神のみぞ知るなんでしょか(笑)

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月18日 (土)

その向う?

街道をゆく 二  司馬遼太郎  朝日新聞社

 日本国内の道を歩く旅なのかと思っていたら、二巻目にしてもー海外編ですよ、奥さん(誰?)という事で、朝鮮半島編なんですが、いやぁ何だかなぁ…で、著者が訪った時って今から四十五年位前の話のはずなんですが、何かもー今でしょ(死語?)な気がするのは気のせいか?かの国は、40年以上前から変わってないよーな気がするのも気のせいか?著者の筆致はとても真綿に包まれたごとく儚く美しいですけど、現実って…と考えさせられるエピがいぱーいってか?

 だいたい初っ端の、韓国に行く手続き代行をお願いしているシーンからして、パネェ…旅の目的をたずねられて、著者が古代の日本も朝鮮もなかった頃の、そんな昔の「大昔の気分を、韓国の農村などに行って、もし味わえればとおもって行くんです、と私はたどたどしく話した」とこからして、凄い…何がってその韓国観光への代行者の韓国人曰く「「つまりゴウヘイしようとおっしゃるんですか」とおどろくべきことをいった。ゴウヘイ、合併である。かの悪名高き日韓合併をもう一度やりたいのか、という意味であった。冗談でいっているのではなく、本気である」から始まるんですよ、奥さん(笑)

 ツーリストと顧客の会話がコレですから…うわぁーっじゃね?もし自分だったら、この時点で行く気なえると思うんだが、著者はそれでも、かの地に行く訳で、しかも本一冊分の訪問をしてくる訳ですから…「日本人である私に対して、彼女は民族的立場をわすれて対座することはできないようである。しかも彼女は、サービスを売る旅行社の人である。私は客である。しかし彼女にとって客である前に、私は日本人なのである」なんだそな…

 でもって「この稿で、英語で単にKoreanというよび方、それ以外によび方のないこの民族のことをこの日本語の文章の中でどうよぶべきか。世界中で日本人だけが、韓国人とよべといわれたり、朝鮮人とよべといわれたりして、とまどっているが」の件からして、何だかなぁな気がするのも気のせいか…

 ちなみに著者によると「私はつねづね、朝鮮人は世界でもっとも政治論理のするどい民族だと思っている。政治論理というのは奇妙なもので、鋭ければ鋭いほど物事を生まなくなり、要するに不毛になってゆく性質のものだが、たとえば日本には板門店も三十八度線もないのに、それがあるかのごとく(それが政治論理というものだが)在日朝鮮人が真二つにわかれて、居留民団(大韓民国)と朝鮮総連(朝鮮民主主義人民共和国)とがにらみあい、たがいに別個の民族教育をし、そのためにしだいに子孫のつかう言語さえちがうものになってゆき、ぬきさしもならぬ状態になっている」って、ええとこれ本書発刊当時の話ですから、重ねて言いますけど…

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月16日 (木)

メインディッシュ(笑)

本気でおいしい肉レシピ  大庭英子  学研プラス

 サブタイトルは、腕前が上がるコツ満載。毎日がごちそうになる!なんですが、何故、人はお肉料理というとテンションが上がるんだろぉ?「肉はやっぱり最高のごちそう」って、それ何気に昭和なネタか?と思ったら、21世紀の今でしょ(死語?)でもそーだったのか?肉ぅーっ!

 てな訳で、本書初っ端からステーキ来たぁーっ(笑)肉料理の王道と言えば、ステーキ、これぞ大正義でございますっ(笑)って、ますます昭和か(笑)ちなみに本書には、ペッパーステーキ、ペッパーステーキクリームソース、マリネステーキ、和牛のひと口ステーキが掲載されています。

 何かこのお皿にドドーンとお肉がのっている構図だけで、くるものあるのは何故なんだぜ(笑)本書にも「ひとたびステーキの想像(妄想?)をしはじめたら、もう誰にも止められない!」とある位ですから、これ日本人共通概念なのか?もしや、人類のか(笑)

 調理のコツ的なソレでは、重さよりも厚さが問題だとゆー事らすぃ…火のとおりがやっぱステーキ的には一番肝心なとこだろしなぁ(笑)そんなステーキの厚みは1.5cm~2cm位が宜しらしー…厚さが薄すぎると「肉のうまみが引き出せません」という事になるとな(笑)そーだったのか?ステーキ?

 また、霜降り肉の場合は、焼きに失敗しない為にも一口サイズにカットして焼いたら?どよ?とゆー事らすぃ…塊で焼くより、一口サイズの方がムラなく焼けるとゆー事とな…ちなみにお肉を切る時は冷えた状態の方が切りやすいらすぃ…焼く時は室温状態のお肉でって事で(笑)

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月14日 (火)

女の悪口を男が言えば嫌味になるが、男の悪口を女が言うと芸になる?

米原万里の「愛の法則」  米原万里  集英社

 所謂一つの講演記だろか?で、本書は四つのお話が掲載されておりまする。一つが表題の愛の法則、残り三つは通訳業の本領発揮な、国際化グローバリゼーションのあいだ、理解と誤解のあいだ、通訳と翻訳の違い…最初のソレは愛とは何だ?男と女って何じゃそりゃ?な何か艶笑譚とゆーか、落語のよーなノリだよなぁ(笑)下ネタオンパレードなのに、品性お下劣じゃないとこが凄いというか、むしろ笑って笑って考えさせるとゆー、著者、講談師とか漫談師になっても売れっ子になっていたんじゃまいか?とふと思ってしまった(笑)

 この恋愛というより、男と女ダバダバダァな話が凄すぐる(笑)秀逸なのは異性に対する分類カテゴリー一「ぜひ寝てみたい男」二「まあ、寝てもいいかな」三「絶対寝たくない男。金をもらっても嫌だ。絶対嫌だ(笑)」の三つになるとな…男女共にそゆ基準は心の内にあると思いますだけど、、「女の場合、厳しい」そで…とゆーのも「九〇%強、圧倒的多数の男とは寝たくないと思っています」とゆーこえられない壁か(笑)男女共にモテるモテないはあるけど、多分本音から言ったら、男子の非モテ率の方が高いのかも知れないってか?結婚って、男の妥協より女の妥協で成り立っているのか?

 ちなみに結婚関連なのか?で「「聖書」によると、マリア様は汚らわしいセックスなどせずに、神様から受胎告知というおふれを受けて、キリストをはらんで産んだことになっています」が、しかーし「あれは実は誤訳だった」とは、これ如何に…「元のヘブライ語では単に「結婚しない女」という意味だったのを、ラテン語に訳すときに「処女」って訳しちゃったのね」って、そーだったのか?聖書?

 男女出生率と生存率辺りのお話はシビーア(笑)なので詳細は本書をドゾ。男はサンプルだと言い切る著者、男前ですっ(キパッ)それにしても「栄養過多の場合、つまり、栄養がいいと女の子が生まれるらしい」という説は、そーだったのか?男女産み分け?

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月13日 (月)

知力、説得力、肉体の耐久力、自己制御の能力、持続する意志っ♪

日本人へ  塩野七生  文藝春秋

 サブタイトルは、危機からの脱出篇なんですが、時事エッセイだろか?それも日本と伊とローマ(帝国というか、地中海世界というか、EUというか)の?雑誌掲載時は、今でしょ(死語?)だったと思われですが、それをまとめて本にした時にはタイムラグはいかんともしがたいで、更に発売時から遅れてるぅーでは、ニュースって過去になるのが物凄く早いんだとおろろいた(笑)

 どのエッセイもご説ご尤もなんですが、その中でも伊の現状(?)については、そーだったのか?伊?そのもので、伊で日本の事がニュースにならないよーに、日本でも伊の事はニュースにそんなにならないので、何を聞いても目から鱗な気がするのは気のせいか?新聞社とか、メディア系の特派員、伊にも駐在しているはずなんだけど、何故か、伊に限らず海外のニュースって入ってなくね?何か、新聞が売れないとか、テレビ離れって、そゆとこからなんじゃね?と、ふと思ってしまいますた(笑)

 笑っちゃいけないけど、10年当時から、「ヨーロッパでは、各国のトップはそろいもそろって財政再建の大合唱、中道右派であろうと中道左派であろうと関係なしというくらいだ。財政の立て直しこそ先決、で一致しているのである。ギリシア危機が、よほどこたえたのだろう」って…何か、ギリシア危機ってつい最近のイメージでいたら、そんなに昔の事だったのか(笑)

 ちなみに、ベルリンの壁崩壊以降、著者によると「従来の保守派は改革派に変わり、従来の革新派は保守派に変わった」のだそな…どゆ事とゆーと「ヨーロッパで最も保守的な組織が労働組合とそれに関係する政党」になっちゃったとゆー事らすぃ…どゆ事とゆーと「正社員という既得権益」を守る為とな…まぁそーかもしれんねぇと思うが、パンピーな社員をリストラするならば、せめて同じ比率で役員数もリストラしてもらいたいもんよのぉ越後屋じゃね(笑)

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月11日 (土)

あの日あの時あの場所で君に会えなかったら僕らは(笑)

交渉術  佐藤優  文藝春秋

 リアルハードボイルドだぜの世界でしょか(笑)そんな訳で、日露外交史みたいなノリなんだが、どちらかとゆーと、歴史というか、現実を提示して、どよ?かなぁ?またの名を、貴方ならどーするぅぅぅぅ?だろか(笑)はっきり言って、この舞台に立つとしたら、泣くの笑うの死んじゃうのでも済まない気がするんだが?

 そして初っ端は弔問外交から始まると…エリツィンの葬式に誰が出るべきか?のチョイスからして、どよ?とな…ちなみにこの時米は、パパ・ブッシュとクリントンという元大統領二人が参列したそな…対して日本と言えば「斎藤泰雄ロシア大使という、ロシア語もできず、クレムリン(大統領府)や政府の要人との人脈ももっていない地味な人物だけを参列させた」って…ロシア大使なのにロシア語ができないって、大使の世界では当たり前なんでしょか?でもって現地の人間とのアクセスがないなら、現地で何してるのだろ?平時の外交って社交じゃねぇーの(笑)セレブなんだからオール英語、付き合いも広く浅くでOKって事ですかねぇ?

 まぁともかく、「弔問外交では、各国の歴史認識が問われる」とゆー事らすぃ…この点で、大統領経験者を二名も参列させた米と、駐露大使だけの日本じゃ、かなりの温度差があるのは確かじゃね?ちなみに「各国は大統領経験者、首相経験者を派遣したのだ」とあるから、日本以外の国は皆それなりに敬意を表した模様…

 何でそーなるの?とゆーと「外交の世界で「ぼんやり」、「へたくそ」は犯罪だ。今回のケースは、外務官僚がぼーっとしていたために弔問外交ができなかったという「ぼんやり罪」に該当する」そな…まぁむしろ、他国に対してぼーっとしてない外務関係者っているのか?と、ふと思ふ(笑)何かあったら、騙されたんだっと顔真っ赤にして叫ぶ簡単なお仕事ですじゃないの?

 ちなみに今回の日本の弔問の姿勢は、「首相官邸と外相の対露政策に差異があるという誤解を、ロシアの政治エリートに植え付けてしまった。このような誤解が国益に与える害は大きい」とな…で、これまた国益を第一に考えている外務関係者っているのだろーか?と素朴な疑問が?

 まぁそれもともかく、「交渉術は、善でも悪でもない、価値中立的な技法なのである」そな…しかも「交渉術においては、物事の本質を見極める洞察力よりも、道具的知性の方が必要とされる」のだそな…

 でもって、正しく交渉術とは技法なんだなぁと思わせるとこが「交渉下手と思っている人でも何回か経験を積めば、通常の交渉ならば上手になる」そー…とは言え「交渉上手になれば、実績はあがるであろう」けど「交渉上手になったからといって、それで人間としての幸せがつかめるということにはならない」辺り、何だかなぁ(笑)

 さて、そんな交渉術ですが、「交渉術はユダヤ・キリスト教文化圏の思考様式と表裏一体の関係にある」そで、神と人の関係性がキタコレでしょかねぇ?ちなみに「インテリジェンスの上で宗教経典や神話は非常に重要な研究対象でもある。宗教経典や神話に現れた論理は、それらの物語を共有する人々(民族や国家)の、いわば通奏低音として流れる論理を示しているからだ」そな…

 交渉術のイロハ的には、「交渉の目的は、交渉を行うことによって、こちら側の利益の最大化を図ること」なんだそで、だからこそ、「交渉を行うことで、こちら側の利益が損なわれることが明白である場合は、交渉を行ってはならない」のだそな…交渉しないのも交渉術ってか(笑)ただし勿論、国家間のソレはテーブルの上と下があるって事でFA(笑)

 交渉術その二では「暴力で相手を押さえつける交渉術」キタコレって…よーするに力の論理キタコレってか(笑)ちなみにこれを選択する場合の注意点は「交渉相手との間に圧倒的な力の差が存在していることだ」そな…まぁ大陸型ってこんな感じじゃね?パワーこそ全てって、男社会そのものの気がするが気のせいか?まっ圧倒的じゃないか我が軍はな軍事力を誇る米以外は「中長期的には得策ではない」になるんじゃね?

 で三つ目は、「取引による交渉術」如何っすかぁーっ?で「これが狭義の交渉術にあたる」とな…しかも「交渉術で伝達される技法のほとんどがこのカテゴリーで使用されることが想定されている」そな(笑)

 まぁ手持ちのカードの価値は、己が決めるものではなく、相手が決めるものじゃね?なとこが交渉術の醍醐味でしょかねぇ?まぁある意味究極の物々交換のよーな気がしないでもないが?等価交換、そんなに甘いもんじゃないっすよって事で、更に恨みっこなしで自陣にお得にとなると、なかなかにアレな気が(笑)

 まさに近江商人、自分良し、相手良し、世間良し、の出番ですってか(笑)

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月 9日 (木)

急がば歩け?

街道をゆく 一  司馬遼太郎  朝日新聞社

 サブタイトルは、甲州街道、長州露ほかなんですが、所謂一つの歴史エッセイでしょか?著者はその道に訪れて、その街道筋、地域一帯について語るとゆー…なるほろ日本史、半端ないでござるの巻か(笑)その時、歴史が動いたってか(笑)

 地理音痴なので、最初に略図が掲載されているのですが、それがどこかが今一ピンと来ない上に、歴史音痴でもあるのでその歴史と土地のリンク、及び歴史上の人物が思い浮かばなくて、己の勉強不足を痛感しますた…知の地平は果てしなくとほい(笑)

 ある意味、著者の博覧強記ぶりに本当、頭下がります…でもって、この旅路にその土地土地参加してくるメンバーがこれまた濃い(笑)この道行のみなはまだけでも十分ドラマになりそーな悪寒(笑)

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月 7日 (火)

動中の工夫は静中にまされり♪

一澤信三郎帆布物語  菅聖子  朝日新聞出版

 何とゆーか、京都の鞄屋さんのイメージでいたら、恰好のワイドショーねたになって全国区で名前をとどろかす羽目になったけど、街の鞄屋さんの立ち位置はどこまでも変わらずって事でオケ?

 一澤帆布のあの赤く縁取りされたロゴは、京都から遠く離れた東の地でもチラホラ見る位ですから、京都、及び近畿圏ではそれ以上のネームバリューがあるんじゃまいかと推察いたします。それが、骨肉の財産争いというか、遺言書の偽造問題で大騒ぎさとなった経緯についての詳細は、本書をドゾ。

 尤も、本書は世間が面白おかしく書きたてた裁判沙汰のお話がメインではなくて、タイトル通りの街の帆布店、鞄屋さんの日常を描写しているとこじゃまいか?ざ・にほんの手仕事みたいな?昭和のかほりというと、どーも昨今は良いイメージが今一ですけど、こちらはまさに日本の20世紀と歩んできた道って感じが…でもって、傍からみればもー十分老舗と名乗ってもおかしくないと思うけど、京都的にはまだまだ新しもんかもねな帆布屋さんに、突如起きた大騒動の果ての再スタート物語だろか?

 まぁ、中の人はあまり変わっていないけど、でも、心機一転リフレッシュで新装開店だろか?何とゆーか、凄いとしか言えねぇの世界かなぁ?そんな訳で、本書は淡々と出来事を並べているだけなんですが、出てくる人達が皆一癖ある人達ばかりで、京都人気質の真髄を見たって感じでしょか?

 これまた大変失礼な言い方でアレですが、京都人というと、イケズとか、はんなりとかクールな世界の住人で人情厚いイメージがこれまた薄いんですけど、いやー京都人熱いっ。そんな訳で、本書は終始一貫して、京都は燃えているか、じゃね(笑)

 それに付随しては「京都というところは、人間関係がクールやと思われるかもしれませんが、ちゃんと仕事をしてこられた人に対する評価は非常に熱いんです。それに「長男やから店を継ぐのは当たり前」というような古い発想はありません。長男があかんかったら次男や娘婿が継ぐという話はそこらじゅうにある。地道に積み上げてきはった人が継ぐべきで、そうでない人には評価なんて与えられへん。京都やからこそ、そんなことは許されないのです」(@小島富佐江)だそーですよ、おぞーさん(誰?)

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月 6日 (月)

新しい、懐かしい?

カルティエ時計物語  「サライ」「ラピタ」編集部  小学館

 カルティエと言うと、どちらかとゆーとジュエリーのイメージでいたから、腕時計にこんなにリキ入れているとは知らなんだ…いえ、一昔前はキャリアウーマン風の女性はよくタンクをしていたよーな気がするが?最近はどーなんだろぉ?パシャなんかは名前だけはよく聞くけど、これまたどーなんだろぉ?

 てな訳で、カルティエと時計の歩みかなぁ?1847年に初代ルイ・フランソワ・カルティエが「パリの聖ウスターシュ教会にほど近いモントルゲイユ通りに小さな工房を開いた」そで、その後1853年に「ヌーヴ・デ・プティ・シャン通りに店を移転する」とな、時はナポレオン三世時代とゆー事で時の仏は景気いいぞーだったらすぃ…そんな訳で、顧客に「皇帝の姪のマチルド王妃を筆頭に、皇室と、それを取り巻く高貴な人々を顧客として迎え入れることになる」そな…

 皇室御用商人になって、息子のアルフレッド・カルティエをロンドンに修業、視察、営業に三年だしたりして、帰国後の1874年「アルフレッドが父の店を継ぐ」事になると…ちなみに時代は第三共和政時代キタコレで、皇室御用商人よさらばだったんだけど、景気はアレでも、今度は「銀行家や産業資本家など裕福な中産階級」キタコレになったらすぃ…

 そして1899年「アルフレッドはラ・ペ通り13番地に店を写す」とな…で、この頃から長男のルイ・カルティエが共同経営者に三代目来たぁーってか(笑)「ルイ・カルティエのその才能は、3代目を約束された時期から花開き、現在に続くカルティエの代表的なスタイルを生み出していく」事になったらすぃ…あの「ガーランドスタイル(花手編模様)」とか、宝飾品にプラチナ使いもキタコレで、「1906年、カルティエは初めて腕時計にプラチナを使っている」そな…アールデコ・スタイルもカルティエは「1907年から手がけている」そな…そしてWWⅠ中に腕時計のタンクも出たと…「この時計こそが、カルティエを腕時計の黄金期へと導いていったのであった」そな…

 それにしても、仏に王室はなくなったけど、世界中にはまだあるじゃんって事で、「1904年から39年にかけて、カルティエには、15に及ぶ王室から御用達の勅許状が授与されている」とな…セレブ御用達店ですが、何か?って事だろか?

 時は前後しますけど「1902年、ロンドン店をニューボンド・ストリートに開店。09年にはアメリカ進出。ニューヨークの5番街のビルの中に、後のニューヨーク店の基礎となる店を開く」事になったとな…かくて、パリ本店を長男のルイが、NY店を次男のピエールが、ロンドン店を三男ジャックが担当する事になりますたとな…兄弟で国分けって何か、どこぞのロスチャイルドと似てまいか?

 そして3兄弟それぞれに成功するとこも凄いんですが、こちらの詳細は本書をドゾ。一例をあげるとジャックはインド旅行にしてマハラジャも顧客としますたとゆー事らすぃ…

 でもって一番のポイントは、エドモンド・ジャガーとEWCCのとこじゃね?でこちらの詳細は本書をドゾ。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月 4日 (土)

情けは人のためならず…

同調圧力にだまされない変わり者が社会を変える。  池田清彦  大和書房

 所謂一つの啓発本だろか(笑)何とゆーか、何を言ってもタイトルに全てもってかれている感じかなぁ(笑)まぁ世の中、メジャーというか、王道キタコレで、たいていの事はこれが正義なんだよでFAなんですが、それだけだったら、世の中進まんってとこか…

 とはいえ、「一般的に言えば、勝ち組につくほうがメリットは大きい。負ければ殺される危険が大きい世の中ではなおさらである」だし、「民主主義は多数決を宗とする政治制度であるため、マジョリティに属していたほうが、法律上の優遇措置を受け易く、マイノリティよりはるかに有利である」し、「会社の方針に逆らわずに、イエスマンに徹したほうが、出世は早い」ってのが世の習いって奴らすぃ(笑)

 だが待って欲しい(笑)本当にそうだろうか(笑)とな…どゆ事とゆーと、ネクストワンだろなぁ…今でしょっ(死語?)はそれで回っても、明日でしょっはどよ?って事らすぃ…「新しいことを始めて人間社会の未来を切り開いたのは、すべてマイノリティ」じゃね?で、イノベーションを担ってきたのもマイノリティじゃね?とな(笑)

 そーなってくると、「社会や組織全体としては、生き残りのためにはマイノリティの人々を排除しないほうが賢いということになる」そな…「多様性」とか「共生社会」とか、きれいごとですましている場合じゃねぇーで、「根本的にマイノリティと共に生きる」ってどゆ事か理解と自覚を持てやって事らすぃ(笑)つつがなきやってか(笑)

 ところが、その理解とやらが一人歩きするとどよ?とゆー事で、「人々の多様性と個性を尊重するためには、相手のことを良く理解しましょう」キタコレってか…でもこれって「極めて良心的な考えのように流布」されてるけど、「これは、理解できなければ、差別してかまわないという考えと紙一重」の危険思想じゃね?とな…どゆ事とゆーと「99%の人が理解できない行動でも、他人の身体を傷つけたり、財産を侵害したり、行動の自由を奪ったりしない限り、自由にさせておく他はないのである」という、自覚というか、もーここまで来ると覚悟だろなぁ…世の中、理解しよーという態度より、放置プレイの方が心が広いという事あると思いますなのか(笑)まぁ理解しよーとして理解できなくても、それでも事件性なければあるがままでいいよって、できればそれにこした事はないけど、たいていの場合、己が理解しよーとした、努力、の見返りを無意識にも求めるからなぁ…で、理解できない己が悪いんじゃなくて、理解できない存在のお手前ぇがいけないんだで、排除キタコレってか?

 ある意味、本書はマジョリティとは何か?を問うているかのよーだよなぁ…「あなたが嫌いであっても、理解できなくても、マイノリティの人たちの恣意性の権利を(他の人の恣意性の権利を侵害しない限り)擁護しなければいけないのである」とゆー事を…でっきっるっかっなぁーっ(笑)

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«おあげさん(笑)