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2006年7月 7日 (金)

これもあい?あれもたぶん…きっと???

ダリ 異質の愛  アマンダ・リア著  西村書店

 ダリ繭で表題になっている位だからダリがモティーフになっているんだけど、ダリ知ってる様で知らないなぁの世界だったので、何気に手を取ったら…何やら凄いとゆーか、これが普通なのか、いや全てが本当とゆー訳でもなかろー…でもでも、と疑心暗鬼にさせてくれる一冊(笑)

 内容は著者アマンダの15、6年というか20年近くというべきかの主にダリとの親交について書かれた手記なんだろーなーと思う。それで、このアマンダさん、美術専攻なんだが19才の時にパリで偶然ダリと出会い、それから42才差違いの奇妙な友情というか、愛情とゆーか、擬似家族とゆーか、師弟関係とゆーかが始まってしまう。

 で、このアマンダもまた普通の美学生ではなくて、本職とゆーよりアルバイトのよーだがモデルをしていて、その私生活に登場してくる人達がまた凄い…ブライアン・ジョーンズやオペルの御曹司、更にデビット・ボウイが恋のお相手つーのも凄いが、ブリジット・バルドーとかジーナ・ロロブリジーダにユル・ブリンナーなどと食卓を共にしていたり、その時代の欧州の社交界(なのだろーと推測するが)ポロポロ出てくるし、舞台もダリの住いのカダケスはともかく、ロンドン、パリ、マドリッド、ニューヨークと世界都市ツアーの様相を呈してくる…

 後、このデビット・ボウイとの関係が縁で何とこの方歌手デビューしてしまうのだ。そして更に大ブレイクしてしまう。ディスコの女王だそーで、何と日本にも来日しているっ!

 で、で、で、アマンダではなくダリである。いや、この本の主人公はアマンダなんだが、ダリ目当てで読んでいる以上ダリである。ダリ…奇妙な人とゆーか、奇抜に見せていた人生とゆーか、奇行が先走って本人はどーゆー人とゆーと、老いに抵抗したある種の生き方の集大成?なのかなぁ~

 若い女性を次ぎから次へといけばありがちなんだろーけど、ダリの場合中心にはいつもガラがいるし、浮気の様で浮気でない…芸術論も出てはくるが、どーも好き嫌いがはっきりしている人だった事は確かみたい、かな?

 ダリ繭でも思ったが、若い女性、しかも美しいとなると波紋は起こらざるをえないのねぇとゆーのが両書の共通性だろーか(笑)

 さてさて今回の趣味のツボは(笑)

 まずはダリの科白で「ブラジルなんてごめんこうむる。蝶々がコウモリより大きいんだ」(p194)とか「実にあっと驚くような発見をしたんだよ」(p212)など、えええっと驚かせてくれるだけでなく…

 ホテルの部屋に等身大のラクダのレプリカが、これキャメルの広告の本物のモデルだとか(笑)甲殻類が好物だとか(笑)

 更にアマンダも負けてはいない、ショーの中に不思議の国のアリスの引用を加えようとする…

 でもでも極めつけはダリの信念(?)女というのは才能がない。

 どこかで聞いた様な気がするのは、それこそ気のせいなのかしら、ら、ら…

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