« スイスと時計(笑) | トップページ | こだわりのハムとは~ »

2006年9月 9日 (土)

幻想はファンタジーなのだろーか?

フランス幻想小説傑作集  窪田般彌・滝田文彦編  白水社

 一人乱鴉祭まだまだ継続中って(笑)さてさて、乱鴉~で出てくる沖の娘ですが、これがまた短編なんですね。一応作者本人の同名の短編集があるみたいなんですけど、それは発見できませんで、コレなんですが…フランス人なんだか感情が濃いー気がするのは気のせいなんでしょーか?それともこの時代の表れなんでしょーか?会話文を見て、今まで助教授って日本人の科白回しではないのではないかと疑っていましたが、いえいえ上には上がいます…フランス人凄すぎる…

 ででで、沖の娘なんですけど幻想とゆーか、ファンタジーとゆーか、ちょっとSFとゆーか、非常に透明度の高い作品です。全編少女しか出てこない、良く考えると悲しいお話なんですけど、地中海ブルーのよーな爽やかさ(?)乱鴉~を読破した後に読むと、これを小説の冒頭で引用しているのはかなり意味深です…

収録作品一覧

州民一同によって証言された不可解な事件…D=A=F・ド・サド
不老長寿の霊薬…オノレ・ド・バルザック
オニュフリユス…テオフィル・ゴーチエ
狼狂シャンパヴェール…ペトリュス・ポレル
白痴と《彼の》竪琴…グザヴィエ・フォルヌレ
悪魔の肖像…ジェラール・ド・ネルヴァル
ヴェラ…A・ド・ヴィリエ・ド・リラダン
オルラ…ギ・ド・モーパッサン
ミイラ通りの女たち…マルセル・シュウォップ
仮面の孔…ジャン・ロラン
クレダンの竪琴…ジョゼフィン・ペラダン
鏡の友…ジョルジュ・ロデンパック
静寂の外…クロード・ファレール
沖の娘…ジュール・シュペルヴィエル
秘密の部屋…アラン・ロブ=グリエ
怪物…ジェラール・クラン

 作者のジュール・シュペルヴィエルは詩人であり、ウルグアイのモンテビデオ生まれとか、何となく南の匂いがするのはそのせーなのか?

|

« スイスと時計(笑) | トップページ | こだわりのハムとは~ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

フィクション」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 幻想はファンタジーなのだろーか?:

« スイスと時計(笑) | トップページ | こだわりのハムとは~ »