« ぱぱんがぱん(笑) | トップページ | 大阪の味とはとはとは? »

2006年11月20日 (月)

缶詰はどこですかぁー(笑)

山の上ホテル物語  常盤新平  白水社

 鍵を初めて読んだ時、アリスの缶詰の場所はここではないか?と直感的に思ってしまったのは、このホテルが御茶ノ水(神保町近く)にあるからとここが昔から文人と縁があるホテルとして名高ったから…その後、絶叫城でこの近辺のホテルで缶詰とあって、どかどかどかなぁ~と(笑)

 昔一度だけ行った事があるんですが、なんつーか巨大ホテルの対極にあるよーな佇まいです。旅館とも違う、ざ・にっぽんのお宿みたいな(笑)なんとなくアリスが好きそーな感じが勝手にするんですけど(笑)そしてモリモリ飯しを食うみたいな(笑)缶詰なのに…

 ここの灰皿がちょっと有名なので、この灰皿を助教授に使っていただきたいとゆー下心もあったんですが(笑)カステラ挟んで談笑する二人…絵になっていたと信じたい~(笑)

 本の方の内容は山の上ホテルとゆーより山の上ホテル創業者の吉田敏男氏の半生を関係者が語るエピソードのオンパレードのよーな…何せ昭和29年にゼロからの創業ですから、エピソードは五万とあるとゆーか(笑)出入りしていた作家も川端康成、尾崎士郎、井上靖、壇一雄、松本清張、中村眞一郎、吉行淳之介、五味康祐、小林秀雄、三島由紀夫などなど錚々たる顔ぶれ。その中でも一にあげるとしたら池波正太郎だとか…

 本当にエピソードはありすぎて何なんだーなんですが、その中で山口瞳の文が一番らしいのではないかなーと。『調度品でも何でも出過ぎたもの華美なものはない。山の上ホテルの洋食も和食も中国料理も天ぷらも、あるいはステーキハウスも、僕は超一流だとは思わない。しかし実質的で客を充分に満足させてくれる。つまり何かにつけて程がいい。何度も書くが従業員のマナーのいいこと感じの良さは超一流である』とあり更に『頭のいい人、仕事の出来る人はどんどん出てくるが、趣味のいい人、上品な人は、一朝一夕にはあらわれないのである』(年金老人奮戦日記から)と表現しているんだよね。

 これ読んでふとロータスハウスと大龍を思い出してしまった。品性って、既に死語って感じの中大龍は良心の砦なのかなぁ~と…助教授の俺みたいのばかりならこの世は闇だと下したマレーの件をなんとなく彷彿させたんですよん…

|

« ぱぱんがぱん(笑) | トップページ | 大阪の味とはとはとは? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

宿泊・温泉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 缶詰はどこですかぁー(笑):

« ぱぱんがぱん(笑) | トップページ | 大阪の味とはとはとは? »