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2007年4月13日 (金)

どこどこどこ?

ムンクを追え!  エドワード・ドルニック  光文社

 副題に叫び奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日とあるように、一応実録ものである…ある日(リレハンメルオリンピックの開会式当日なのだが/笑)ノルウェー国立美術館からムンクの代表作叫びが盗まれた…で、それを取り返すべく実働したロンドン警視庁の囮捜査官のお話、だと思う(笑)

 下手なミステリーより面白いとは常套句の様な気もするけど、取り合えず興味深い内容だと思います。登場人物も皆型破りだし、美術というか芸術作品に対してのスタンスによって、視点が変わるのもまた(笑)己のベンチマークがどこら辺にあるのか、無意識に探れるのもまた一興かと(笑)

 でも、一番笑えるのはこれだけ苦労して(?)取返したのに、再び今度はオスロにあるムンク美術館から叫びが盗まれているで本書が締めくくられているところだろー(笑)芸術は儚いつー事なんだろーか、それとも本書をまた最初から読めという事なんだろーか(笑)

 ムンクというとアリスが思い出されて手に取ったんですが、面白がってはいけないんだろーけど、単純に面白いです。物凄くシリアスな内容なのに物凄くスラップスティックつーか(笑)壮大な(もしくは陳腐な/笑)即興劇というか(笑)私的には大変おすすめですが、興味ない人には欠片も感心がいかないと思うので…これは現場のロンドン警視庁でも(本書によるとイタリア以外の警察全部らしいが?)美術窃盗には冷淡らしく、いつこの美術特捜班も解散させられるか分からない状態なんだそー…

 つー訳でムンク展…奈良まで行ったアリスは正しかったってか(笑)

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