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2008年12月31日 (水)

今宵、H3号室で(笑)

ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い10分間の大激論の謎  デヴィッド・エドモンズ&ジョン・エーディナウ  筑摩書房

 1946年10月25日のケンブリッジは萌えていた、もとい燃えていた(笑)つーか大の大人が火かき棒かかげて大激論つーのは、何とコメントしていいのか、ちょっと待ての世界なのか?しかもその火かき棒を振り回しているのが、あのウィトゲンシュタインなのだから笑い飛ばせないでしょー…でも笑うしかないよーな…そこが問題だってか(笑)

 哲学界ではかなーり有名なエピソードなんですが、これをこの本は軸にしてこの時代の哲学界のみならずケンブリッジ、ひいてはヨーロッパの雰囲気満載でございます~哲学書というよりドキュメンタリーのよーで素人にも読みやすい内容です…是非秋の夜長につーか、年末年始の空き時間にどーでしょ~私的には中学生の副読本にどーかと思うが、中学に哲学の時間はなかったか?

 登場人物もウィトゲンシュタインだけでもお腹いっぱいな感じなんですが、その上ポパーもいればあのラッセルもいるとゆー、在りし日のケンブリッジの贅沢さがこれまた満載…世の中は配給制だったのにも拘わらず議論はてんこ盛りだったんですねぇ(笑)どこか一つをあげられる様な本ではないのでアレですが、三者三様でこれまたすげぇつーか(笑)

 アリス的にはどちらかというと哲学とゆー事で江神さんってノリかもしれないけど、こちらの議論の苛烈さが炎のよーで、わりと静かな(?)准教授ですがもしかしてこの人もアレかしらと思って読むとまた一味違います…後はラッセルの最初の奥さんの名前がアリスだったとか(そしてこの離婚のひらめきエピソードがまた凄い…)、ウィトゲンシュタインの誕生日が4月26日だったとか、ひっかかるとこ一杯なんですけど…まぁ結びの言葉は例のアレで締めるしかないよーな~「語りえないものについては、沈黙しなければならない」お後が宜しいよーで(笑)

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