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2008年12月 8日 (月)

ぼおいずびいあんびしゃす?

料理革命  エルヴェ・ティス ピエール・ガニュール  中央公論新社

 何の本かというとフランス料理の本だと思うんですけど、著者的には料理全般、世界的視野にたっての世界かもしれません(笑)著者名をみてアレ?と思った方はその通りつーか、お一人はかのミシュラン三ツ星シェフのピエール・ガニュールでして、もう一方は物理化学者なんですが、フランス料理アカデミーの名誉会員つー事でとにかく料理界にこの人ありの重鎮らしい…科学的なとこではサイエンスの科学顧問だったりするとか(笑)とはいえ、こちらの本はガニュールはゲストといった趣き、ホストはティスでメイン進行任せなさいの感が(笑)

 本書もかなり意欲作とゆーか、実験作とゆーか、画期的とゆーか、メインテーマは料理なんですけど、各章にテーマがあってそれを細かくカテゴリー分けして、更に語りが科学的つーか哲学的つーか歴史的つーかあってガニュールのレシピもどきがあって、更に四人の男女による会話劇つーかサスペンス劇つーかが挟まれて同時進行していく感じって分かって下さるだろーか?何か昔の学習漫画みたいな気が勝手にしてしまったが、どっちかとゆーとソフィーの世界に近いよな(笑)

 アリス的にはダリ繭ですか(笑)フランス料理とゆーと…ベアルネーズソースとかが出るとつい反応してしまうんですが(笑)いちごの料理とか(笑)もっともこちらでは生の方が美味いとしながら火を通したいちごに走るとゆーまさに本書のメインテーマ、進化万歳か…古典的なものより斬新なものに行っている感じですねん…ただ本書で一番おろろいたのはさやいんげんのゆで方…日本だとさっとゆでるのがよろしの世界ですけど、あちらではこーくだける直前まで茹で上げましたとゆーノリがあって噛むまでもない凄さに現地でヘイホーしてしまった事があったんですが、これが美味いとゆーか本場の家庭の味なんですよ、奥さん(誰?)本当のサヤインゲンの味わいなんだそーで…そっか、この美味さが分からない限り仏料理の道は遠いのだなぁ…

 あとは日本料理というか日本人関係も時代を表しているのか時々出てきます(笑)味の素の池田菊苗とか、外崎肇一とか、船越正也とか生理学者の名前も上げられてます。日本料理の調理法とか表現法とかかなり親日な様子で微笑ましいんですけど、天ぷらの衣を米粉にしているのはガニュールのアレンジなんだろーか?どーもガニュール自身はパリパリ系の天ぷらがお好きな模様…来日したときの天ぷらの衣が柔らかいと嘆いているし(笑)

 そんな訳でアリスも三ツ星レストランに行くのだろーかと夢見つつ…(追記、ところでピタゴラスの項で数字が一個抜けてると思うのは気のせいなんだろか?数学には弱いので黒と白の面積比で混乱してしまったのだが???)

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