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2009年4月 2日 (木)

あらっしゃる?

お公家さんの日本語  堀井令以知  グラフ社

 何の本かとゆーとそのものズバリ公家言葉の解説本だと思うのだが、公家言葉とゆーか、宮中言葉とゆーか、女房言葉とゆーか、女官言葉とゆーか…うーん、何となく敷居が高い感じかなぁ?まぁ今風に言えば元祖業界言葉みたいなノリ?もともとの始まりは15世紀の初め頃かららしいのだが、「公家衆は、庶民の用いる飲食物の名称をそのままじかに口のするのははしたないと思うようになり、庶民の使う名称を避けて、別の言葉で呼ぼうとしたのであった。」とあるんですよ(笑)

 名称そのものも違ったりするんですけど、身分なんかも明確に出てくる訳で本書の一例からすると起きて下さいも身分的にA>B>Cとあった時(この場合Aは御前)BはAに「御前、オヒナッテいただかされ」と言い、CがBの時は「起きておくれやすや」となり、AがBの時は「おおきやっしゃ」となるそーな…言葉を聞くだけで誰だか分かる世界つー事か?

 アリス的にはこの言葉の特殊性がアリスが興味をいだくだろーなぁと勝手に邪推したんですが、例えば海奈良の魚魚魚も公家言葉ならおまなおまなおまなとなったり~おまわりとは公家言葉では主食に対する副食物の事だったり~ちょっと良い話しで巻き寿司なんかは切り口が丸いので月夜と言ったり~猫の名前の代表的なものの一つに小二郎があったり(太郎もあります…桃太郎も…)

 公家つー事で皇室ゆかりのエピソードもあったり、大正天皇はフランス語を勉強していてメルシーとかガトーとかフランス語が女官たちに流行ったとか~あぶそるーとりーなのか(笑)明治中期頃の公家の子弟は子弟専用の絵本があったりしたそーで、庶民の読む通俗雑誌とか小説は許されなかったとか…ア、アリス…で、なんでこの本を手に取ったかとゆーと本書のはじめに有栖川宮熾仁親王とあったから(どーもドラマの言葉指導)…字が飛び込んでくるって(笑)

 目次参照  目次-書籍

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