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2009年8月16日 (日)

この世で最も無粋なのは…

きままに フロム ヨーロッパ  木立玲子  ラティーナ

 値段を言えても、物の価値を知らない人とまずはワイルドの言葉から(笑)うーん、気軽に音楽の本かと思って手に取ったら…世の中そんなに甘くなかったってか(笑)いえ、笑い事ではないのでして、タイトルの軽さに騙されてはいけません(笑)物凄くシリアスな、そしてシビアな本です。ああそれなのに重くならない文体は凄いなぁと。自然体で書かれているそれは奥行き広すぎて涙で何も見えませんな世界です。でも肩肘張った感は全くないので、読んでみて欲しいなぁと思います。多分、個人個人で物凄く意見の分かれる本だと思うんですよ…賛否両論全て越えていけぇーみたいなムジークなのか(笑)

 取り上げているミュージシャンも錚々たる顔ぶれなんですが(ユッスー・ンドゥール、バルバラ、ジョイス・ブニュエル、レニーニ、セバスチャン・サルガド、ビヨーク、マルタン・メソニエ、エル・カマロン、アンリ・サルバドールetc.)何が凄いってたかが音楽(映画or写真or芸術?)なんですがそのバックボーンは怖ろしく根深いとゆー…つくづく己が島国に居るのだなぁと反省というか、納得というか、甘かったというか…例えばカンヌ音楽祭ってファシズムに抵抗する有志が立ち上げたとか、ザルツブルク音楽祭も第一世界大戦後国籍を越えた欧州の人道主義者が音楽で人を結ぶ事によって二度と戦争を起こさないようにという願いを込めて始まったんだそーだとか…

 島国ついでに外から見たざぱん話がこれまた凄い。2002年には日韓W杯がありましたけどこのW杯公式アルバムが出てたそーな…そんでもってその中に一曲チャリティー曲が含まれていて世界の有名選手(有名人?)が参加したそーな…でも日本選手(日本人)は参加してないんですよ、奥さん(誰?)…全てのエージェンシーを通して参加要請したそーですよ、おぞーさん(誰?)…開催国なのに誰も参加してないんですよ、素晴らしい外交センスなんですのよ、おほほのほ(?)でもでも更にざぱんだなぁは、在仏日本大使館のロビーに日本の新聞が置いてあるんですよ…大使館を訪れた人が読めるよーにとゆーサービスなんでしょーが、四部も置いてあるのに全部讀賣新聞とはこれいかに…四部あるなら全て違う新聞の方が世のため人のためになりそーなどというのは素人考えのよーです…ちなみに大使館員によると「何分、上が決めることですから…予算の関係で全部の新聞を置くわけにもいかないので、最も一般的な新聞というところで、讀賣新聞になったようですね」素晴らしきかなにほんでございまするぅ~おほほほ~

 アリス的にとゆーと、実はこの本をなんで手にとったかとゆーと、パコ・デ・ルシアの記述があったからなんですね~言わずと知れた片桐さんの神様なんですが、フラメンコ、背景が凄すぎてちょっと一口では無理だわぁ…とゆーのが率直な感想です。うーん、スペインも凄い国だったんですねぇ…ちなみにパコの生地がアルヘシラスでして、そのアルヘシラスのすぐ目の前がかのジブラルタルなんですよ…そしてジブラルタルの歴史はこれまた…そして、パコといえばエル・カマロンのギタリストとゆーのもあって、凄かぁーの世界…これはもう片桐さんに特集組んでもらうしかないよーな(笑)

 目次参照  目次-書籍

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