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2009年12月12日 (土)

むかしむかしあるところに~

日本の鉄道ことはじめ  沢和哉  築地書館

 タイトル通りに日本の鉄道の黎明期のお話というより、小話の集大成といった感じです。新聞(三和新聞)に掲載されていた事から、一つの文が短めのエッセイかな?でもって正史というよりこぼれ話とあるよーに、小さな出来事のアレコレが載っておりまする。まぁ大きい事より小さい事に真実が隠れていたりするので、これはこれでマニア心を揺さぶるものがあるのではないか?と(笑)文章も平易だし分かり易い文だと思うんだけど、出典というか引用が大半を占める文章もありで、ページ数の関係から仕方ないにしても本にする際にもう少し何とかならなかったのかなぁとゆーのと、かわいいイラストが入ってはいるんだけど文的には硬派なイメージなのでむしろ設計図みたいな図の方が分かり易いと思うんだが(窓枠の違いとか、座席の違いとか)時代が時代なので写真が残っていないのが残念かも?これら一つ一つに詳細な画像があれば博物館級の出来になったのにのに…

 エピソードのオンパレードなのでどこを見てもヘェの嵐なんですが、窓ガラスに一本線が入っていたとか、当時ガラスが珍しかったのでガラスがあるとは知らず突っ込む人多数、ガラス割れるわ、人は血だらけだわ、とゆー世界…ここにガラスありますよとガラス窓一枚一枚にわざと横線が入っていたらしい…微笑ましいのか切実なのか分からない話ですが(笑)中でも秀逸なのが今だと内田信也が鉄道大臣に就任した事かなぁ?数々の改革もまぁ凄いんでしょーけど、エピソード的には鉄道大臣の官舎改築に反対してその経費を職員の福祉に転用したとゆー話がありますねん~現在のリストラに血道を上げているよーなトップが当たり前とゆーか、社員切っても豪遊してまっせの世界とは違う世界もあったのだなぁと~

 アリス的には毎回言ってますけど、アリスってなんとゆーか鉄オタっぽいのでこーゆーエピソードは全部知ってそーでこあい(笑)まぁ中でも大阪的だなぁと感動したのが、二階付電車でしょーか?1903年の頃というから日露前?ライト兄弟の頃と言った方がいいのか?ちなみにサーチライトばんばんで沿線から苦情多数で1911年には廃止になったとか(笑)苦情といえば今ではあまりよく言われないホームの案内ですけど、拡声器が始めて登場した時は効果絶大で評判上々だった模様…

 でもまぁ一番アリスがくいつきそーなネタとゆーとミステリー列車ではなかろーか?と(笑)何がミステリーって列車の行き先がミステリーなんですよ~ちなみにこれの日本初が1932年とゆーから戦前の話なんですねぇ~名前も「行先秘密?列車」って…オステキ過ぎるぅ~

 目次参照  目次-鉄道

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