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2010年1月 9日 (土)

ぱねぇっ!

ヘブンズ・コマンド 上  ジャン・モリス  講談社

 サブタイトルは大英帝国の興隆なんですが、上巻の時間軸的には1837年から1870年までのイギリスの歴史といっていいのか、ドキュメントといっていいのか、うーむむむ…何にしても19世紀凄すぎるというか20世紀も結構激動の世紀だった気が勝手にしていたけど、19世紀も半端ではなくマジか?の世界です。取り合えず上巻だけであっぷあっぷしているのでこのまま下巻いけるのか?自分的にかなり怪しい…根が甘ちゃんなんで頭がついていけないんですよ(それは己が馬鹿だからか…/泣)フォールトレッカーを知らず、サグも知らずとゆーのはあまりに世間知らずとゆーか無知過ぎる…はぁとにかく舞台が19世紀の帝国植民地なのか入植地なのか直轄地なのか単に領土なのか…悩むところではありますが、インド、ジャマイカ、南アフリカ、アフガニスタン、カナダ、オーストラリア、アイルランド、イギリス、イオニア諸島と世界地図と一緒の世界(笑)いっぺんに回るにははーへーほーと目が回るのでございますよん…

 とはいえ、文体は平易だし、ちょっとしたドラマ仕立てにもして下さってるし、詳細に章だてしてあるので分かり易い作りなんだと思う…ヘタな教科書よりよっぽど親切というか、タメになると思うんだけど…予備知識なしで入ると怒涛ですっ怒涛(笑)

 アリス的にはホームズか?それとも不思議の国のアリスか?何とゆーか19世紀のロンドン、イギリスについてのイメージがアレですと、ちょっと戸惑います。何となくヴィクトリア朝優雅な感覚でいると、何かもーなんじゃそりゃの世界といおーか(笑)ワトソン先生は本当にアフガンにいらしたのかしら?とふと思ってみたり…英国軍事史上最も悲惨な撤退が1842年のアフガンでなんですよ…はぁ…そういえばホームズ失踪中ってインドからチベットに行っていたよーな?激動のインドなんですよねぇ…

 追記、ヘブンズ・コマンド 下  ジャン・モリス  講談社

 さて、下巻でございます。時代は1850-97年…ヴィクトリア女王の即位60周年記念祭まで、ある意味帝国の絶頂期でしょーか?場所はエジプト、ジャマイカ、カナダ、アメリカ、アフリカ、タスマニア、アイルランド…とにかく、太陽の沈まぬ帝国ですから、西に東に南にと半端ないです(笑)ちなみにヴィクトリア女王の治世60年で、大英帝国は10倍に拡大し、地上の陸地の1/4、全人口の1/4を擁する国となったとな…そりゃ大の字もつきましょう(笑)

 取り合えず通しで読んでみると、産業革命で成り上がったのが18世紀後半、でその恩恵の最大事が19世紀前半のよーなんですが、一般に大帝国だっ絶頂期だっと広く認識されたのは19世紀後半みたいなんですね…多分、このタイムラグが帝国の崩壊への序曲になっていくんでしょーか?以下乞うご期待ってか(笑)ちなみに本書の続き、パックス・ブリタニカ上下が出ているそーな(笑)(本書はパックス・フリタニカ・トリロジー、三部作の第一弾、二弾目がパックス・ブリタニカ、三弾目もあるらしい)

 何とゆーか、相変わらずイギリス半端ねぇとゆーのが本書に対する率直な感想ですが、これだけの大帝国でありながら、出たとこ勝負というか、グランド・プランがないのは何故なんだぜぇー?の世界か?それでも大帝国を形成してしまうイギリス人が半端ないのか(笑)あまりに凄いので要約できません…興味のある方は本書をドゾですね~イギリスの見方がちょっと変わるかも(笑)

 とゆー事で本筋とは全く関係のないアリス的なとこをチョイスしていくと、エチオピアに月の山とゆー山があったのだなぁと知り、ナイルの水源を求めて旅立ったヘンリー・スタンリー(一応、米人記者、出身はウェールズ人)の木造船の名前がレディー・アリス号と言ったとか…後日本人的には当時の政治家であったチャールズ・ディルクの書簡がアレかなぁ?「いまや、太平洋ではアメリカの力が優勢になっている。サンドイッチ諸島は併合一歩手前、日本は米国に支配される一歩手前だし、ブリティッシュ・コロンビアが占領されるのは時間の問題である。また、モルモン教はマルケサス諸島への伝道を計画している」(1868年)…はぁ…

 目次参照  目次

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