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2010年1月13日 (水)

ふつうのひとびと?

「おじさん」的思考  内田樹  晶文社

 おじさんとは何ぞや?とタイトルに負けて手に取ってしまったのですが、うーん、おじさんの定義は難しいよな…10才代からしてみれば20才代でもおじさんだし、多分今の感覚からすると60才代もおじさんだよなぁ…一昔というか、二昔前なら60才過ぎたらお祖父さんではないかと思われたんだろーけど、今おじさんとはどこか?ついでにおじいさんとはどこを指すのじゃーと問われたなら、本当に答えよーがございません…

 で、本書なんですが、そんな疑問に答えてくれる親切な本なんです、な訳がない、よな(笑)どちらかというと、とあるおじさんの個人的備忘録に近いよーな?世相から事件から文学からめった切りなんですけど、ある意味ものの見方というか、こーゆー視点もあるよというお話の数々…諸手を上げて賛成する方もいらっさるだろーし、ふざけんなこのヤローな方もいらっさるだろー、で、まぁニュートラルに見れるのか?もしくは反対の立場であってもリスペクト出来るのか?人としてのコアなところを問われているのかもしれません(笑)

 短いエッセイが並んでいるのですが、個人的には妙に引っかかってしまって「たいていの場合、セクハラ教師はむやみにいばる教師でもある」とか「自分を他人よりも不幸だと思っている人間は倫理的にふるまうことがむずかしいだろう」とか「今の子どもたちに共通する社会的規範の軽視 公共性への配慮の欠如 ディセンシーの欠如 ほとんど自己破壊的なまでの利己主義などは、その原型をすべていまの日本のエリート層の中に見ることができます(暴走族の少年たちの反社会性と、中央省庁の汚職官僚の反社会性は、同質のものです)」とかとか上げるとキリがないんですが…もー著者の思うツボにはまっているんでしょーねぇ(笑)

 アリス的には、34才っておじさんなのか?で引っかかりまして(笑)まぁアリスの場合は自由業の上に独身ですから、本人の認識するところのおじさんと世間のおじさんの間には何か底知れないものがありそーですが(笑)准教授にしても然りなので(笑)

 本書的な共通点というと本に対する考察がありまして、「今週は読書週間だそうである。新聞の社説がみなさん本を読みましょうと激励しているけれど、朝礼の校長先生の訓話と一緒で、こういうことを言われるようになるということはもう本もおしまいということである。」だそーですよ、片桐さんっ…世界は二極化しているとよく言われるけど本を読む人読まない人もそーゆー事なんでしょかねぇ?でもって読む人って絶滅危惧種になりつつあるのかなぁ?と…それはそれでそれなんでしょか(笑)おせーてアリス~

 目次参照  目次

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