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2010年2月21日 (日)

すすんでいるのか?おくれているのか?

ニホン語話せますか?  マーク・ピーターセン  新潮社

 著者は明治大学の教授だそーで、大学生に英語を教えている教師とゆー米の方だそーな…でもって本書は異文化間コミュニケーションって難しいというか、見えない壁があるよね?と書くと何かネガティブな印象になってしまいそーなんですが、まぁむしろあって当たり前、それが自然とゆーもんだろ?のノリに近いのかなぁ?英語は英語だし、日本語は日本語、米人は米人だし、日本人は日本人…マクロで見るか?ミクロで見るか?それが問題だってか(笑)

 基本的に英語の先生なので、英語の訳と日本語の訳についてなどの文章としてのソレがメインぽいのですが、たかが一文に世界が凝縮されているよーに深いとゆーか、考えさせれます…何とゆーかスタンスが日本人からすると外国の方にあるよーに思われるアイロニーが底辺に息づいている感じかなぁ?例えば「英語を日本の第二公用語にすべきとか、日本国民が全員英語を使いこなせるようにすべきとかいう最近の「21世紀懇談会の報告書」が面白い。日本語でさえ、日本国民が全員使いこなせているとは誰も思っておらず、日々の生活では、英語より一般の「国語力低下」の方が気になっているのに、よくもこれほどリアリティから掛け離れた「報告書」を出せたなと思った」とある一文からも本書の輪郭がおぼろげながらも分かっていただけるかと(笑)

 アリス的にはウルフ先生ってこんなかなぁとゆー感じかしららら?本書を読んでいると日本の英語についてはぁ?の世界なんですが、どーも中学の教科書からしてネイティブの方から見るとかなり変らしいので…まぁ日本の場合、受験英語ですからねぇと笑うしかないのか(笑)

 作家アリスとしては、翻訳の辺りもアレかもなぁ?英語を日本語にも結構アレなんですけど、昨今日本人作家の著書が英語に翻訳されて海外で出版されているそーなんですが、村上春樹以外はちょっと旗色よくないみたい…とゆーのも翻訳に問題があるからだぁみたいなノリみたい…ちなみに村上春樹は日本近代文学専門でハーバード大教授のジェイ・ルービンの訳が素晴らしいらしいのだ(この方の翻訳でない村上春樹の本は今一だそー…)なんつーか翻訳って大切だよね…

 でもって本書的に一番はぁぁぁ?とおろろいたのが、日本滞在期間と本人の意識の変遷について(と言っていいのか?)のとこかなぁ…まずは来日して日本語おべんきょしてああ日本に来て良かったとゆー密月期間これが一年位続くそな、でもって二年目に入ると塞き止め期間に入ってフラストレーションと疎外感に悩まされ、軽視期間に突入、日本人は軽薄な民族だと決め付ける(日本の悪口ばかりこぼす)上から目線になってしまうそな。で、ここが端境期で、問題は日本人じゃなくて自分だと達観すると調和ルートに、そじゃないとひねくれルートにデススパイラルらしい…来日外国人の方も大変なんだなぁと…ウルフ先生も祖国を離れて三千里ですからねぇいろいろいろいろ葛藤があったんではないか?と…なにしろあちらは京都だしなぁ(笑)

 目次参照  目次-文学

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