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2010年5月

2010年5月30日 (日)

ゆとり、余裕、遊び…

海馬 脳は疲れない  池谷裕二 糸井重里  朝日出版社

 もー既に今更な本なんですが、今読んでもなるほろな本だよなぁと(笑)脳って一家に一冊というか一人に一個は必ずあるので語れるんですよね(笑)それなら心臓もそーだろとゆー話もあるだろーけど、意識できるか出来ないかとゆーのと、出力が同じばかりじゃないところが一人一人語れるところなんでしょーねぇー(笑)不謹慎だと言われそーですが、幾ら臓器移植が進んでも脳だけは無理っしょ…肝臓とか腎臓とか他人になりえるけど脳は他人になりえないとゆー…そして壮大で客観的で共通項のある脳語りが始まったと(笑)

 てな訳で脳についてかく語りきというか、著者二人の対談が進む訳で…結局脳にはクセがあるとゆー話かも?そして分かっている事は本当に少ない…まだまだこれからだみたいな…終わり無きゴールに向かっている感じかなぁ?ある意味研究者って凄いやの世界か?目の前にまだ知らない事がいっぱいあるヤッホーなのか?多分自分の一生では決して解明されないある意味広大なプロジェクトの歯車一つになれるかどーかで呆然なのか?これまた凄ぇの世界かもなぁ?

 詳細は本書を読めですが、何とゆーか静かな本なんですがスパイシーです。例えば「「おもしろく生きるのはやっぱり都会なんだ。誰だって都会にいたほうがたのしいんだよ」という言葉は、きっと当たっているんだと思います」と糸井氏が語る訳で(引用部は吉本隆明談)この部分だけでも論議に発展しそーだもんなぁ?環境の豊かさとか刺激とかどー捉えるかはこれまたこれまた…

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2010年5月27日 (木)

ピタゴラスと三分損益法?

陰陽夜話  夢枕獏編  朝日新聞社

 これは一つの対談本なのかなぁと思いつつ、実は陰陽夜話というイベントを本に纏めたものみたいなノリらしい…イベントの方は雅楽ありーの講談ありーのの世界らしいけど、こちらは陰陽道って何だみたいなお話が中心(笑)対談なので会話体とゆー事もあって、平易というか非常に分かり易い雰囲気です、ただしモノが陰陽道(陰陽師)なので話の方向性は1000年の時を超えてとゆー壮大なスケールです(笑)

 でもって、その中の中心人物が安倍晴明となる訳。そしてそれが四方八方へ飛んでいく感じで、上方講釈にも行ったりして(笑)ある意味陰陽道って生活密着タイプなのか?それとも国家戦略なのか?幾らでも深読みが出来そーで楽しい本です(笑)宗教じゃないと言いつつ、晴明の神社はあるし、民話とか伝説とかにも絡んでくるし、どっからとっかかったらいーだーの世界か(笑)

 面白い例はアメリカはナヴァホの神話についての話…本物なんてないとゆー究極の凄さ…うーん、研究者が皆騙されているみたいなのは、分かるかな?分かんねーだろーなぁ?を地でいっているよな?オフィシャルって(笑)

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2010年5月26日 (水)

ざぱんのうみ~

日本の海大百科  倉沢栄一  ティビーエス・ブリタニカ

 取り合えず何かといえば図鑑ですねん(笑)サイズもA4だし、ハードカバーだし…何とゆーか写真集のノリでもあり、北は北海道から南は沖縄まで日本の海というか、生き物を見てみましたかなぁ?とにかく、季節でも違うし、地域でも違うと、うん、こーして見ると日本って海洋国家だったんだなぁとしみじみしてしまいますが(笑)

 こー言っては何ですが、日本の海結構植生豊かとゆーか種類がこれまたそれなりにありまして、へーへーへーの嵐(笑)例えばサンゴなんかも面積的にはオーストラリアのグレートバリアリーフなんでしょーけど、そこにあるサンゴの種類は日本のサンゴの方が多いそーな…ちょっとづついっぱいあるとゆー事なんだろか?

 面白い魚も貝も山ほど出ているんですけど、個人的には西表島の項に出ていたマンジュウイシモチをお薦めします(笑)色的には白と黒と茶という南の魚にしては地味な構成なんですが、その模様が凄い胴体が縦に(魚的には横に)三分割されていて、真ん中の帯状のとこは白黒のクロス状みたいなのにそれより上(頭の方)は白の無地、下(尻尾の方)は白地に茶色の水玉とゆーなんじゃこりゃな魚なんです(笑)後は北海道沿岸と暖流の項に出てきたタコヒトデ、ちょっと見目玉焼きそのものなんですけど…えーと海の生き物って…

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2010年5月23日 (日)

Football is very good, Always joke.

オシムがまだ語っていないこと  原島由美子  朝日新聞社

 何の本かというと朝日新聞のジェフ番だった記者によるオシム語録なんでしょーかねぇ?改めて読み返すと走馬灯のよーな不思議な感覚が甦るとゆーか…こー何とゆーかブレない人だったのだなぁとしみじみしてしまいます(笑)私は神など信じない。私は人を信じるタイプ。人生から学んでいくタイプだと自己分析していますが、オシムほど貴方色に染まりますの対極いる人はいないのではなかろーか(笑)でもって、全てを己色に染めてしまえという世界から一番遠いところにいるよーな(笑)

 さて、来月から南アW杯が始まりますが、日本的にはチェンジの答えが世界中に発表してくれぇーになってしまうんでしょーねぇ(笑)前日本代表監督であったオシムの言になぞえれば、「ある部分であまりに急速に変化させると、他の部分も手をつけなければならなくなる。全体を急速に変化させると、いい結果は生まれないことが多い」だそーで(笑)変わっているのか?変える気あるのか?変わって良かったのか?それが問題だ?ってか(笑)

 監督にしても選手にしても多分今後要不要論が出てくると思われますが、まずは「誰かを『不要だ』などと言う人間は、いつか自分もそういう立場に陥るようになる。人生とはそういうものだ。その時、自分はどう感じるのか、考えてみるがいい」を思い出せるんでしょーか?いつも心にれん○うをになってしまうとか(笑)

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2010年5月20日 (木)

たむけよくせよ、荒らしその道…

幻の時刻表  曽田英夫  光文社

 タイトルは時刻表なんですけど、どっちかとゆーと路線がメインのよな?一応、今は昔の時刻表を見て往時の路線に思いを馳せるノリみたいです。今現在も現役の路線もあれば、廃線になってしまったものもありで、何とゆーか昔昔あるところでのノリに近いのかな?と勝手に思ってみたり(笑)

 章立てで五つに分かれており、最初は大陸鉄道、東京からパリへの道のりみたいなノリかなぁ?時間軸としては昭和11年頃とゆーから戦前ですねぇ…こーゆーのって行って帰るなのかなぁと思ったら向こうからの密航も後を絶たなかったというとあるので、時代ってって奴なんでしょーか…林芙美子のシベリア鉄道内の母子連れのくれくれ攻撃の件りもスゲェの世界か?ちなみに芙美子は「恨みがかってはおそろしいと、半分引き破って呉れてしまいました」とあるんですよね…こーゆーのも治安に入るのだろか?

 二章と三章は本線と支線、それと盲腸線となってどっちが本線?とか盲腸線の場合は廃線へ一番近い路線な話で、ちなみに廃線めぐりのメッカって志布志線の後だそー…駅も残っているそーで、しかも復活運動が未だに続いているとか…こーゆーのって全国区的に他にもあるんだろぉなぁ…

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2010年5月18日 (火)

関東風なのか?関西風なのか?

決定版 あつあつ!人気のなべもの101  主婦の友社

 春に鍋…今だと一体何なのだろぉ?とふと思いつつ、貝系はそろそろ終わりのよーな気がするけど?どーなんだろか?夏が旬の貝もあるんだろぉし?それとも肉なら年中無休でいいか?と思いつつ肉にも旬があるのかなぁ?ジビエみたいに?うーむ…とゆー訳で相変わらず鍋トーシロなので、鍋と言えばすき焼き、しゃぶしゃぶが一番に浮かぶとゆー(笑)こちらの本は鍋のレシピ本なのですが、すき焼きは関西風と関東風の両方が掲載されておりまする…違いは割り下に水が入るか入らないかの世界か?うーん?ついでと言っては何ですけど豚すきも掲載されています。それと、更に牛ひきのすき焼き風とゆー大根と牛肉の団子のが載ってたり、かきのすき焼き風とゆーカキメインの鍋があったり、うん、すき焼きもいろいろあるんだなぁ(笑)

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2010年5月15日 (土)

くいどーらく?

続・職人で選ぶ45歳からのレストラン  宮下裕史・著 伊藤千晴・写真  文芸春秋

 レストランとは何ぞや?とゆーか、こちら蕎麦屋もあればケーキ屋もあるし、料亭もあればパン屋もあると…勿論フランス料理やイタリア料理もあるんですが…定義的にいくならば、著者が好きな職人(食べ物関係)を選択したらこーなったのノリかなぁ?お味については、それこそ千差万別…著者と同じ味覚というか、舌をお持ちならば満足する事うけあい。合わなくてもおいしいには違いなしだと思われます(笑)いえ、好みの味とおいしい味は人それぞれですので…

 で、メインはシェフというか大将というか調理人なのでして、こちらの方々は皆様一家言ある人ばかり(笑)そして男(女も?)45歳も過ぎたらその無言の(有言も?)配慮に気付かないとね、の世界か(笑)で、年齢的に寿司屋というか和食かとかに走るとしても、ここはまだまだ若いんだもんねとゆー事で天ぷら屋さんとかトンカツ屋さんとかをあげときたい(笑)本書的には楽亭(赤坂)、畑中(麻布十番)、天麩羅なかがわ(築地)と蓬莱屋(上野)になるのかなぁ?楽亭と蓬莱屋の安定感は充分分かるんだけど、個人的には畑中の天ぷらを見てみたいなぁ?とか…いえたいていのお店ならば野菜メインの店でない限り肉とか魚を出しているのに、こちらは野菜の天ぷらを出しているんですよね…海老じゃないのか?とその潔さというか、尖がり加減に魅かれまして(笑)

 まーでも本書的に一番心ひかれたのは、ラ・ターブル・ド・コンマ(駒沢)なんですけど…だって、初っ端から「クマあります」なんですよ…クマ一そろい…どーゆー料理だってフレンチなんですけど(笑)洗練されたクマ料理ってどんなんなんだろ?と興味はつきません~あっところでこちらのお店は野菜料理もテーマの一つなんだとか…とゆー事は普通においしいという事か~

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2010年5月13日 (木)

縞は模様の始めである…

縞のデザイン わたしの縞帖  ピエ・ブックス

 どーゆー本かというと本当に縞帖(笑)本書の4/5位は縞見本で占めれている感じ~ある意味写真集のよーであり、もっとストイックに見本帳なだけとも取れるよな?色見本ならぬ縞見本は勿論カラーですので、見ていて壮観です。うん、日本にはこんなに柄があって、こんなに色があったんですねぇ~でもって、縞というと縦縞と横縞しかないのかと思っていたら、格子柄も縞に入るんですね?何かもータータンチェックがここにあるぅーの世界です、うん。

 縞のもともとは実は南蛮渡来だそーで、あの種子島からのお話は鉄砲伝来以上に縞(彼らが着ていた洋服の柄)からの影響とは?当時の人にはド派手に見えたと、インパクト大だったんですねぇ…そして日本に入って縞は粋になっていくそーな…昔からアレンジ大国日本だったと(笑)それはともかくこの縞見本、今見ても古さがないんですよ…今の布(デザイン)だと言っても多分通用する普遍性が凄いなぁと…

 でもって、柄もなんですがネーミングがまた面白い~カツオに似ているからかつお柄はともかく、味噌こし網に似ているから味噌こし縞って…ざぱにーずの真髄を見たよーな心持です(笑)

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2010年5月12日 (水)

趣味なんです(笑)

鉄道学のススメ  原口隆行  JTB

 鉄道というと移動に使う手段か、趣味の世界かの二択のよーな気がしていたけど、実はわたしほどしゃかいにかかわったものはございませんの世界だったのか(笑)で、まぁ鉄道に拘わった視点から学問を立ち上げてみては?とゆーか、鉄道関係者の先達へのオマージュとゆーか、ま、物事はそれぞれに切り取り方があるねんとゆーか(笑)そんな訳で、各専科を求めて先輩諸兄に会いに行く旅なんでしょかねぇ…なので、鉄道歴史地理学、鉄道文化学、鉄道産業観光学、鉄道ジャーナリズム&映像学、鉄道社会学、鉄道写真学、新・都市交通学と鉄道紀行文学の世界へと誘う訳です(笑)切り口はそれぞれに違うけど鉄道という一点で繋がっている感じで言われてみれば、ははぁの世界(笑)それ以前に出てくる方々はいずれも劣らぬ鉄道界では知らぬ人がいないビックネームがズラリ…一家言もいっぱい~

 取り合えず鉄道に少しでも関心のある方には一読して損はないよな?どこかしら引っかかる事受けあい(笑)たかが鉄道でもされど鉄道なんですよね…とにかく物凄く大見得を切っている本ですので、できればこれはハードカバーで厚さもこの三倍は欲しかった(笑)でもって表紙もこーぐっと重厚感バシバシ系で(笑)で、学問体系で専門書の趣きに突き進むか、対談本に割り切るかでも良かったのでは、と…せっかくこれだけの先達に会いに行ったのだから、完全対談本でも充分役目を果たした気がしないでもないんですよね…

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2010年5月 9日 (日)

民族衣装?

タータンチェックの文化史  奥田実紀  白水社

 タータンといえばチェックというのは当たり前で、著者的にいけばチェックといえばタータンなのだなぁとゆーノリが全編を通して伝わってくる感じかなぁ?情熱というか、勢いはまさに天を焦がさんがばかりっとリキを入れてしまいそーな位、タータンチェックが好きなんだなぁとゆー思いが伝わってきます。

 そーゆー訳で旅先でタータンに触発された著者がいっちょ本腰入れてタータンの本でも出してみっかとゆー流れで、スコットランドの歴史から、タータンの種類から、世界的なタータンの変遷から、タータンの今までざっと分かる仕組みです。うん、タータンの為ならどこまでもと現地にも赴いているし(笑)タータンチェックに関係あるなら漫画も映画も出てくるし…

 タータンチェックの歴史は英国史との絡み合いが凄いので一口にスパーンと説明するのは難し、の世界ですので詳細は本書でドゾ。でもまぁ現在のタータンブームの火付け役になったのは19世紀半ば、ヴィクトリア女王かららしい…ついでに言うとクリスマスツリーも発端もヴィクトリア女王(一家)が始まりらしい…アルバート公によるドイツでの習慣が持ち込まれたものだとか…

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2010年5月 5日 (水)

そなたったぁーっ?

メンデルスゾーン チェロ・ソナタ集  コワン&コーエン  ポリドール

 何とゆーかメンデルスゾーンの曲って普通三期に分けて考えるそーで、一期は1820年代の習作時代、二期は1825-36年頃だそな、で三期はそれ以降つー話となる訳。本CDに含まれている曲は作品番号からすると協奏的変奏曲以外は三期の作品になるのかなぁ?とゆーノリのよな?個人的には最晩年の作(遺作?)らしい無言歌が奇麗だなぁと勝手に感動したのだが、まぁそこはメンデルスゾーンなので(?)安心して聴けます(笑)

 アリス的には長い影からなんですけど、うーん、アリスならメンデルスゾーンも好きそーではあるなぁとふと思ってみたり…ちなみに後半の二曲は他人様に捧げた曲らしいので(協奏曲的変奏曲は弟に、無言歌はアマチュアの女流チェリスト、リザ・クリスティアーニに)エピソードだけで妄想膨らみそーですが(笑)いえ、そこはアリスですから(笑)

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2010年5月 4日 (火)

ふらんすへいきたしとおもえども?

文豪たちの大陸横断鉄道  小島英俊  新潮社

 今だと大陸移動というか、多国間移動は飛行機を真っ先に浮かべてしまうんだけど、戦前は鉄道だったのだなぁとちょっとノスタルジーとゆー奴でしょーか?まぁ日本みたいな島国だと船だよねの世界だったかもしれないけど、陸につけばアシは馬車から鉄道へそして車への激動の時代だったのだなぁと(笑)

 これまた今と違って海外に行けた人は限定されるし、これまた洋行となれば、もっと限定されるし、ほんでもってアメリカとなるともっと限定されていた模様…戦前、アメリカ人気なかったのか?取り合えず本書的にはまずは満州(満鉄)から始まります。招待されて新聞連載満韓ところどころを連載する夏目漱石や、里見弴と志賀直哉、そして林芙美子が紀行文を書いているみたいです。更にシベリア鉄道を林芙美子が、横光利一が、澤崎秋子が書いているし、フランスでも横光利一や永井荷風、金子光晴・三千代夫妻が書いているし、欧米旅行記で資料的に価値があるとゆーと、野上弥生子による欧米の旅(上中下)となるらしい…この野上さん、ご主人が大学教授でそれに随伴しての渡欧なのだが、時代は1938-9年とゆー第二次世界大戦前夜というか、勃発時というかなので行きました、避難しましたとゆー移動の嵐…勿論当時ですから大陸間は鉄道で…しかも帰りはアメリカ横断ですから…イギリスやドーハーやドイツにイタリアと当時の鉄道文化が花開いていた時期だっただけに、はーへーほーの世界…

 それにしても女性が書いた紀行文の方が引用多いのは何故ぇー(笑)摩天楼や町並みに対する描写もさることながら、汽車の中までドイツ人とフランス人は仲が悪いと嘆いているのは何とも…フランスってイギリスだけじゃなかったのか(笑)EUって…

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2010年5月 1日 (土)

人生とは旅であり?旅とは人生である??

旅する哲学  アラン・ド・ボトン  集英社

 サブタイトルが大人のための旅行術でして、どーゆー本かゆーと、小論文なのか?エッセイなのか?いえ、エッセイ色の方が強いと思われるんですが、軽ぅーいソレと考えるとちと面食らうノリかなぁ?本書の構成的には著者が小旅行に出かける、旅先の出来事とそれに想起されるお話がメインなんですけど、この想起されるそれぞれがただものではありません…その辺りが表題に偽りなしの旅話…となるのでございましょー(笑)項目別には計画の愉しみ、日常脱出の愉しみ、自然と向き合う愉しみ、眼の愉しみ、に各二章づつ、そして最後に帰宅後の愉しみに一章か設けられています。でもって、バルバドス諸島へ旅立つ訳で、そして引き合いに出されるのかユイスマンスなんですよ、奥さん(誰?)

 個人的には、この一章を読破するのに苦労しました。何がいけなかったのか未だに分からないんですけど、この一章を読み進む時間と残り八章分読んだ時間は多分同じ位だったと思われ…バルバドスがいけなかったのか?ユイスマンスが肌に合わなかったのか?謎だ(笑)とはいえ、本書は平易な文章で世界旅行が楽しめる寸法~二章は高速道路のサービスステーションからボードレールとホッパーを、三章はアムステルダムでフロベールを、四章はマドリッドでフンボルトを、五章はイギリスは湖沼地帯でワーズワスを、六章はシナイ沙漠でヨブ記でもってバークを、七章はプロヴァンスでゴッホを、八章は今までを振り返ってラスキンを、で最終章の九章はロンドンでド・メーストルとなる訳です…全部分かった人は著者とお友達になれるかもしれない(笑)つー訳で分かる人も分からない人も明晰の典型のような文章と絶賛される本書をドゾ…で分かったらこっそり教えてくらはい(笑)

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