« 人生とは旅であり?旅とは人生である?? | トップページ | そなたったぁーっ? »

2010年5月 4日 (火)

ふらんすへいきたしとおもえども?

文豪たちの大陸横断鉄道  小島英俊  新潮社

 今だと大陸移動というか、多国間移動は飛行機を真っ先に浮かべてしまうんだけど、戦前は鉄道だったのだなぁとちょっとノスタルジーとゆー奴でしょーか?まぁ日本みたいな島国だと船だよねの世界だったかもしれないけど、陸につけばアシは馬車から鉄道へそして車への激動の時代だったのだなぁと(笑)

 これまた今と違って海外に行けた人は限定されるし、これまた洋行となれば、もっと限定されるし、ほんでもってアメリカとなるともっと限定されていた模様…戦前、アメリカ人気なかったのか?取り合えず本書的にはまずは満州(満鉄)から始まります。招待されて新聞連載満韓ところどころを連載する夏目漱石や、里見弴と志賀直哉、そして林芙美子が紀行文を書いているみたいです。更にシベリア鉄道を林芙美子が、横光利一が、澤崎秋子が書いているし、フランスでも横光利一や永井荷風、金子光晴・三千代夫妻が書いているし、欧米旅行記で資料的に価値があるとゆーと、野上弥生子による欧米の旅(上中下)となるらしい…この野上さん、ご主人が大学教授でそれに随伴しての渡欧なのだが、時代は1938-9年とゆー第二次世界大戦前夜というか、勃発時というかなので行きました、避難しましたとゆー移動の嵐…勿論当時ですから大陸間は鉄道で…しかも帰りはアメリカ横断ですから…イギリスやドーハーやドイツにイタリアと当時の鉄道文化が花開いていた時期だっただけに、はーへーほーの世界…

 それにしても女性が書いた紀行文の方が引用多いのは何故ぇー(笑)摩天楼や町並みに対する描写もさることながら、汽車の中までドイツ人とフランス人は仲が悪いと嘆いているのは何とも…フランスってイギリスだけじゃなかったのか(笑)EUって…

 アリス的にはアリスが鉄オタだからとゆーのもあるんですが、海外の鉄道事情もさることながら時代は違えど作家(?)による紀行文って昔からいろいろあったのだなぁと(笑)いやーもー共通点は好奇心でしょーか(笑)君よ知るや南の国なんですよ(笑)アリスも行ってみたら、やたら移動してそーだしなぁ(笑)

 さて、本書的には満州旅行って元祖修学旅行の海外版だったんですねぇ…我らが同志社大も行ってたみたいです。裏事情としては教師を養成した学校側と現地就職への下見を兼ねてとゆー利害が一致していた模様…後はカクテル好き(?)のアリスなんかはあじあ号のカクテルあじあなんかどーだろぉ?このカクテル、グリーンとスカーレットの二種類があってカップルに人気だったとか?あじあ号でアレですか、満鉄には釜山-ハルビン間をひかりが、釜山-奉天間をのぞみが走っていたのは今更な話題となるのかなぁ…

 その日本の国鉄のお手本がイタリアだったとは、これまたびっくり(笑)この場合、電車の長距離高速運転の事なんですが、意外と欧州は電車ではなくて列車なんですよね(笑)そー言えば南北イタリアの境界線ってローマ辺りになるのかと思っていたら、現地的にはフィレンツェ辺りが境になるんだとか…うーんイタリア、車体傾斜式車両の技術では世界最先端にあるとか、鉄道的にはまだまだ色々ありそーだなぁぁぁぁぁ(笑)

 目次参照  目次-鉄道

|

« 人生とは旅であり?旅とは人生である?? | トップページ | そなたったぁーっ? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

交通」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ふらんすへいきたしとおもえども?:

« 人生とは旅であり?旅とは人生である?? | トップページ | そなたったぁーっ? »