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2010年6月 7日 (月)

せんとらるどぐま?

プリオン説はほんとうか?  福岡伸一  講談社

 サブタイトルがタンパク質病原体説をめぐるミステリーとありまして、伝達性スポンジ状脳症を追えの世界かなぁ?既にノーベル賞を1997年にブルシナーが受賞しているからご存知の方は多いかもしれない?例のプリオン説でございますよ、奥さん(誰?)プリオンとは何ぞやと言うとタンパク性感染性粒子の略だそーで、仮想的な病原体の名称だそーな…何だかなぁ?ちなみに狂牛病の病原体はプリオンだと考えられているとは言えても、狂牛病の病原体は異常プリオンとは言えないそーで、違いが分かるかとゆーと…うわわわわぁ(笑)

 理系の本にありがちなのですが、この本も書かれた当初は最先端かもしれないけど、現時点ではどーかとゆーとどーなんでしょー?どっちが正しいのかとゆーノリに最終的にはなるんだろーけど、そんなに簡単に分かるならとっくに決着ついとるわっの世界でして、これはこれで科学史的に見物なのかもしれません…

 とにかく、プリオン説が特異なのはトーシロにも分かるんですが、それが新世紀のブレイクスルーなのか?はたまた単なる気の迷いかは?上記にもあるよーに既にノーベル賞を受けた説に反対するとゆーか、一石投じるというのは研究者的良心につき動かされた結果だとしても凄ぇの世界です。ノーと言える何とかって昔流行ったけど実際やっている方がいらっさったとは…

 アリス的にプリオンどこがやねん?なんですが、狂牛病といえばイギリスとゆー事で毎度おなじみのウルフ先生の母国からとか(笑)まぁどっちかとゆーと、研究者(大学教授)のマイノリティのあり方でしょーかねぇ?反対の、もしくは疑問の手を上げるとゆーのはこーゆー事さの意気込みがひしひしと伝わってくる感じがどーも…どー考えても少数派であろー准教授もあーれーな世界なのかなぁとちょっとうるうるするものが…

 詳細は本書を読めなんですが、トーシロ的にはコッホの三原則をおさらいできた事が良かった探しか(レベルが低い…)ちなみに、「一、その病気にかかった患者の病巣から、その病原体が必ず検出できる。二、単離精製された病原体を健康な個体(実験動物)に接種すると、その病気を引き起こすことができる。三、病気になったその個体の病巣から再び同一の病原体が検出できる」でござりまする…

 まぁ千里の道も一歩からのノリといおーか、本書のラスト近くに「この努力はまったく報われない可能性も高い。出口のない迷路をさまようのに似ているのかもしれない」とあって悲壮感バリバリなんですけど、でも「反証の可能性こそが、科学的であることと同義語である唯一の基準」とあるのはいっそ清清しい感じがしてしまいました。覚悟ってこーゆー時に使う単語なんではないのか(笑)日本のトップにもまともな人がいたんですねぇ(笑)

 目次参照  目次

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