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2010年7月 7日 (水)

ぼくはずっと逆風に向かって羽ばたいてきた…

白川静  松岡正剛  平凡社

 サブタイトルが漢字の世界観なんですが、タイトルが全てを表しているよーな(笑)知る人ぞ知る日本語の先生、白川静の本なんです~という訳で苦学された生い立ちも出てきますが、本書的にメインは白川学とはこんなんだぁ?のノリのとこかなぁ(笑)普段、字について本気を出して考えたなんて生活はパンピーではしてこないと思うんですけど、白川先生はディープというか、深く静かに先行しているというか、時代を意識しておられたんだなぁと。ただしその時代が何千年も前の甲骨文字の昔から…それって何時?

 漢字って象形文字だったのですねぇ…でもって未だに滅びずに残っているところからして貴重な文化遺産であると…漢字の体系については説文解字(許慎)がバイブルだそーですが、ちなみに当時(後漢)使っていた漢字だけで甲骨文字の発見は1899年だそーで、その解読が進んだのが1920年頃って…古いはずなのに新しいとゆーこれまた凄ぇ世界…

 何とゆーか解釈とはこーゆーもんだの世界がこれでもかと出てくるので詳細は本書を読めですね(笑)いやもー圧巻です…

 アリス的にとゆーと本書的には朱色かなぁ?夕占が出てきます。元ネタは万葉集の文化史的研究(西村真次)からでして、正占と雑占の項に出ているそーな…民俗とか習俗にならうものだったのねぇと…後はこの膨大な字の世界とゆー事でアリスの雑学データベース魂がうずうずすると思います~

 准教授的には、この研究生活的なとこが重なるかなもなぁ?白川先生も京都所在の大学教授だし…でもって学究的というか学会的というかマイノリティー…本人いわく「私が学界の少数派であるという批評については、私から何も申すことはありません。多数派とか少数派とかいうのは、頭数でものを決める政党の派閥の考え方で、大臣の椅子でも争うときに言うことです。学術にはなんの関係もないことです」と…で、「学問の道は、あくまでも「孤詣独往」、雲山万畳の奥までも、道を極めてひとりで楽しむべきものであろうと思います」なんだとか…どー考えても准教授って異端というか、孤高というかなので、思わず重なってしまいました…人集まれば政治的な正しさだもんなぁ…ちなみに白川先生の孔子伝に「政治的な成功は、一般に堕落をもたらす以外のなにものでもない」とあるのはホント意味深だよなぁ(笑)

 目次参照  目次-文学

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