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2010年7月 8日 (木)

めーじたいしょーしょーわへーせー?

鉄道ひとつばなし  原武史  講談社

 何とゆーか前に2巻から読んでしまったんだが、ついに1巻に巡り合えたぁーっ(笑)2巻の時は結構グローバルよのぉと思ってみていたんですが1巻は日本のお話が殆どのよな?(お隣含めちょこっと他国のお話も出てはくるが/笑)で、何の本かとゆーと鉄道のエッセイ本だと思います…でもってマニアックなハード系の話でもなくソフト系な裏話でもなく今ある鉄道そのまま(歴史含む/笑)みたいなノリかなぁ?淡々とした小気味良い文章なので鉄道に興味のない方でも軽く読めると思うんだけど?どだろ?

 まぁ鉄道と近代史は切っても切れない関係なんだろーけど(笑)本書的にはぁと溜息ついちゃったのは五島慶太と小林一三の項かなぁ?言わずと知れた五島は東急の創業者で、小林は阪急の創業者…共に私鉄の雄である事は間違いなしなんだけど、性格というか生き方が全く違ってたもし(笑)ちょっと長いけど「小林が慶應の出身で、銀行業から鉄道業に転身するまで、一貫して民間を渡り歩いたのに対して、五島はもともと鉄道官僚で、東京帝国大学から農商務省、さらに鉄道院に進んだ経験の持ち主であったことである」とあって、ただの東と西の違いだけじゃあなかった事を踏まえて更に続くんですが…「阪急では官庁からの天下りを原則として一人も採用しないことを誇りとしてきたのとは対照的に、五島は官僚をどしどし東急に入れ、鉄道省とのパイプを強めることに務めた。ちなみに昭和初期に鉄道省から全国の私鉄に交付される補助金の額がずば抜けていたのは、東急の前身の東京横浜電鉄であった」うーむ、さすがごうとうけいたなのか(笑)それともにっぽんのかんりょーなのか(笑)

 ままま、性格的にも視察なんかで一人で回っちゃう小林とおつきの人いぱーいの五島では感性が全然違ったんだろぉなぁと推察できるんですけど、それが如実に出ているのは逸翁美術館と五島美術館の違いかもと…小林の方は肩書き抜き本人の審美感で選択した品々とすると五島の方は国宝や重文中心だとか…二つの美術館見比べるのも楽しいかもしれません(笑)

 アリス的にはアリスが鉄オタなので(以下略/笑)ここに出ているエピソードは多分アリスなら知っているというか共有できる感覚なんではないかなぁと思うのですが(笑)鉄道の凄いところは国家戦略から個人の生活というか肌感覚にまで密着しているところですよねぇ…大上段の構えてその時歴史が動いたの世界もあれば、個人史的な子供の頃の思い出にもつながるとゆーパンピーな世界とゆーか(笑)

 作家的にいくと宮脇俊三へのオマージュというかの語りがしみじみと沁みる話かなぁ?「どこの鉄道にどんなの車体が走っているという知識ばかりをひけらかしたマニアは山ほどいるに違いない。けれども宮脇さんほど昭和史に通暁し、日本各地の四季折々の変化に鋭敏な感性の持ち主が、果たして今後、鉄道趣味界に現れるだろうか」とあって、何かを語る上でどんどんと細分化していく今日この頃…メモリの単位はミリではなくてミクロンですとか(笑)

 何気に細かいと言えば定時運行があげられるけど、これってあの激動の昭和もそーであの終戦翌日でも七割方は動いていたらしい…現場の人って…時刻的な話ではミステリ的な時刻表マジックの話も出てきます。ざ・ありばいを崩せの世界ですか(笑)最後にアリス的な話として駅蕎麦に天王寺が出てきたりして?忘れ難い味なんだとか?時代はチェーン店化だそーなのでアリスの天王寺もまだお店あるんでしょーか?

 目次参照  目次-鉄道

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