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2010年8月 1日 (日)

寺を歩けば石にあたる?

石ひとすじ  左野勝司  学生社

 サブタイトルが歴史の石を動かすで、何の本かとゆーと奈良の石屋さんの半生記かなぁ?どーも石屋さんとゆーと墓石屋さんみたいなイメージらしいんですけど、こちらの石屋さんは何とゆーか土地柄とご本人の気質というか根性というかで扱っている石の規模が違うよな?とゆーのも、唐招提寺に竹林寺まではまぁそんな事もあらーなで流せても、あの石舞台や、高松塚古墳にモアイにアンコール・トムとなれば、もー世界遺産の世界か?

 とにかく、とはいえ、こちらの本は石の本というより石を巡る人の縁みたいな本だなぁ?何とゆーかこー言っては見も蓋もないんですけど、著者はある種の爺キラーのよな(笑)最初の出会いが森本孝順長老(唐招提寺)に始まって、末永橿原考古学研究所所長、飛鳥資料館館長猪熊兼勝とこの道のプロが続く道…仕事は巡ってくるけれどどれも一筋縄ではいきません(笑)

 まぁどこでも現場もすざまじーですけど、そこに辿りつくまでの下準備というか、根回しというか、書類というか、お金というか、に時間がかかるよな?まぁお金については予算がついてませんなんて話にもなるし(笑)技術的な話も特殊な仕様なので、これまたたーいへんなお話になるしで、それにしてもこの話の中で一番凄いなぁと思わされたのはタダノですねぇ…四国は高松にあるクレーン会社だそーですけど、こちらがクレーンの寄付とか特殊車両の開発とか、一手に引き受けてくれるんですよ…社長の鶴の一声とはいえ、出来てしまう社員も凄ぇ…現物の寄付だけでなく現地まで運ぶ送料まで自社が持つってどーよ(笑)エピソード的に一番凄いのは、運搬用の特殊車両を日産に依頼したら一台だけなんて出来るかと撥ねられたのに、タダノの下請けで面白いからと出来た話は…これからの文化遺産を守るのは大企業より小回りのきく中小なんでしょーかねぇ(笑)

 アリス的には、石どっかで被っただろーか?まぁこちら文化遺産が殆どなので、アリスが好きそーな気だけはしているんですけど?ましてや奈良となれば関西圏なので、アリスが行っていない訳はない?

 とにかくどれも古いので、悪く言ったらボロボロです…それを動かそうとしたら、細心に細心を重ねても危険でっせの世界ですからねぇ…半分不可能みたいな世界って…ある意味日本の技術って凄いなぁの世界かも(笑)

 最後に本書的に気になったとこは、石はたたいてナンボの世界だという事なんだなぁと…一応、国会議事堂なんかはたたいてつくっているので残るだろーけど、都庁や防衛省や警視庁の建物は石を貼っているだけなので25-30年しかもたないだろーとか、コジの技術とか(段々畑の石積みみたいの)で石垣は大丈夫でも、山肌にコンクリートで固めているのは崩れまっせとか、プレハブの家は20年、六本木ヒルズでも40-50年位しか持たないだろーと…石屋さんの言葉だけに重さが違うよぉな…

 目次参照  目次-神社仏閣

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