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2010年10月 6日 (水)

郷に入らずば郷に従え?

コークの味は国ごとに違うべきか  パンカジ・ゲマワット  文芸春秋

 サブタイトルがゲマワット教授の経営教室とあるよーに一応これはパンピー向けの経営学の本なんだと思います。著者はハーバード・ビジネススクールの史上最年少の教授なんだそな?非常に頭がいいのは分かる気にさせられるとゆーか…本来ならもっと小難しい話のはずなのに、読みやすさと分かりやすさを前面に出しているし、実務的な面、実際の事例が大半を占めているしで、予備知識がなくとも何とか読めるさーとゆースタンスかな?

 結論から先に言うと著者が言いたいのは世界は完全にフラット化はしない。でしょーか?セミなのか?プチなのか?のフラット化はあるかもしれないけど、そーじゃない方が大きい、もしくは忘れちゃーいけないに尽きるよな?

 時代はグローバル化と言われて久しいけど、実際に国際統合が進めば売り手は少数になりはしなかったとか、まぁ本書の世界がわざとなのか、それとも無意識なのかはともかく、まずアメリカンスタンダードとグローバルスタンダードがほぼ=で結ばれている事を前提にしているフシというか、臭いがすると言ったら勘ぐり過ぎなのかなぁ?取り合えず例として出てくるコカコーラの話はああ、アメリカ人ってなエピソード満載…「世界のどの国でもコカ・コーラは独占的だ。我々はどこにでも、キリスト教の宣教師が来る前に旗をたてなければならない。コカ・コーラは地球を相続するべく運命づけられている」(@ロバート・ウッドラフ)とか、「アメリカでは現在、水道水を含むどの飲み物よりも、ソフトドリンクがたくさん消費されている」(@ロベルト・ゴイズエタ)とか、「(日本コカ・コーラでは)日本で2000以上もの製品を提供している。アトランタで開催されるコカ・コーラの世界の味展示会に来場する人(大半はアメリカ人)は、日本やその他の国の製品を試飲して、あまりの不快な味に吐き出してしまうことも少なくない」とか(笑)

 国ごとの差異とは何ぞやに行き、グローバル市場での経営とはに行き、結局いろいろあるけど「組織について正確な予想を立てるのは難しいし、ましてや国や世界全体の経済の正確な予想はあまりに複雑すぎてほとんど不可能だ」なんでしょかねぇ(笑)

 アリス的に経営学…あまり二人には関係ない分野かなぁ?オオサカンとしては儲かりまっか?の例の海奈良の科白になるのかしら…ボチボチだぜ…と答える訳ですね、分かります(笑)

 本書は世界市場がメインターゲットなので世界各国引き合いに出されます。ただ、これからだとゆー儲かる視点がこれまたメインなので中国とインドの例が一番多いかなぁ?本当アメリカ人分かり易いです(笑)インドでは90年代工場では「建物内ではAK-47厳禁」でして、従業員の銃を入り口で与って出口で返してたとか…事実とするなら凄すぎるエピソードが並びまする…かのグーグル@中国ではの話も出てて「政府は、国内に限定されたネットワークを作り、現地の法律を施行することに長けている(政府のそうした能力は、インターネットに接続している人の地理的な位置を特定する技術に支えられており、この技術は今も日々進歩している)」だそな…結局今となると撤退する方向になりましたが…

 国ごとの差異は大きいとする一方でファッションに関心の高い消費者は国境越えても嗜好が似ているんだとか…だから流行があるのかとふと思ってしまったり(笑)そんでもって我らが日本に対する描写もちょこっとだけ出てきます(トヨタの項が一番多いけど、そちらは本当にトヨタ的な経営としてなので…)エピソード1、「アメリカ人にとってコメは麺類やジャガイモと同じくどこでもどれでも同じコモディティ化した商品だが、日本人にとってはもっとずっと重要な存在である」…エピソード2、「日本人が小型車を選好するのは、経済的な事情を考慮したり、スペースが限られている国での便利さから小さいことが重宝されていたりすることに加え、それが慣習だからでもあるのだろう」…エピソード3、「ドキュメンタリーの中でも好みがあり、東アジアでは流血の動物ショーが好まれ(る)」って、日本はアジアのどこぉ(笑)

 何とゆーかもーアメリカ目線素晴らしスの世界か(笑)ですから本書にも「我々は意見を言う権利はあるが、事実を捏造してならないのだ」(@ダニエル・パトリック・モイニハン)とあるんですねぇ…なるほどなるほど(笑)

 目次参照  目次-社科

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