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2010年10月25日 (月)

愚公移山?

リニアモータカー  京谷好秦  日本放送出版協会

 何の本かというとリニアの本。それで全てが終わってしまいそうですが、多分日本のリニアの草分け的開発者のお話です、うん、第一人者だろおなぁ…サブタイトルが超伝導が21世紀を拓くなんですが、リニア21世紀中には実用になって欲しいなぁと思いつつ…

 さて、世の中にリニアモーターの名前が上がったのが昭和45年かららしい…ちなみに著者が名付け親(笑)日本名は超伝導磁気浮上車…漢文みたいな名前より簡単なカタカナの方が流行るしぃーついでにに短くリニアになるしぃーリニアもいろいろあるんですけど、どーゆーリニアなのかそのリニアが問題だと海外からはクレーム多かったみたい(笑)あなたのリニアはどのリニア?

 リニアと言えば山梨の実験場かなと思っていたんですが、その前は宮崎に実験場あったし、更にその前の大阪万博の日本館で試作品出てたんですねぇ…コンパニオンのお嬢さん方には不評だったみたいですけど(説明が大変だから…その後リニアに人気が集中して掌返して説明したがったそな…)ついでにカナダのケベック州の運輸大臣が売ってくれって言ってきたとか…(こちらとしては新幹線を売り込めだったらしい…残念ながら商談は成立しなかったけど、今を思えば先見の明があったとゆー事なんだろか?)

 本書的にリニアの創世記の歴史的な見解というか、技術的な流れも勿論すげぇーなのたが、どちらかとゆーと、著者の三つの勢力との戦いの方がドラマかもなぁ1.欧米(特に米)の無理解…2.有名大卒成績優秀者の新規開発力のなさ…3.国内の関係者(各社)の非協力…1はおいといて、2はよく言われる話しだけど全く新しいモノを創造する能力がてんで駄目とゆー事らしい(笑)無から有を作るって成績よりも資質なのか(笑)3は新しい実験なんかで協力を求めるとたいていなしのつぶてなのに海外で似たような実験が成功したと聞いた途端に我も我もと殺到してくるそな…日本ってガートルートばかりなのか(笑)

 アリス的にリニア…アリスが鉄オタだから…きっと山梨のリニアにも試乗していると思うの(笑)まっアリスって古いものをいつまでも使っているところもあるけど、誰よりも新しモノ好きな気もするんですよねぇ~好奇心の塊だし(笑)東京-大阪間がリニアでつながれば一時間もかからないはずだし(笑)

 さてさて、本書的には対欧米というか、対米の辺りの攻防が淡々と書かれていてアレです(笑)例えば、アメリカのテレビ局の取材での質問「「あなたのお父さんはどこの国の人ですか。そして、お母さんは?」「どちらも日本人です」「では、おじいさん、あばあさんは?」私は少々、腹が立ってきた。「日本人である。何故、そんなことを聞くのか」「いや、日本人にはあんなことができるはずがない、と思っていたからだ」…20世紀の終わりにこれですよ、奥さん(誰?)そんでもってこんな話もある(笑)宮崎でリニアに試乗した米人に「「あれは乗れるものではないと」といえ、と迫ったアメリカ人がおり、迫られた御本人は、「私は、自分の感じたとおりしかいえない」と断ったそうである」とか…超伝導の技術予測は国家機密、軍事機密と直結していて米で発表したらスパイ容疑をかけられそうになったり…日本のリニアの開発は早すぎるからアメリカ人は良い気持ちを持っていないと言われたり、ついでにヘリウムを禁輸すると脅してきたり…実験機を見学にきた博士(米運輸省次官補)が「今日、私がジャップの化けの皮をはがしてやる」とのりこんできたり…

 ちなみにそのヘリウムですがヘリウム冷凍機を自作するに至るんですけど、在米日系人大絶賛の嵐に~「いままでも日本のリニアモータカーが走ってから、日系人はうれしくてしょうがないから、自慢の種だった。それが白人には面白くなくて『うん、確かに負けたけど、ヘリウム冷凍機は追いつかないよ。いまに、京谷が頭を下げて、ヘリウム冷凍機を売って下さいといってくるよ』といわれ、気をもんでいたところへ、このニュースだから、思わず万歳だよ。お前、よくやってくれたな」だったとか…アメリカって…

 目次参照  目次-鉄道

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