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2010年10月31日 (日)

そうだ、海へ行こう?

航海の世界史  ヘルマン・シュライバー  白水社

 タイトルが全てを表しているよーな気がしますが、何とゆーかタイムスケールが違います。どー違うかというと、紀元前50世紀の昔から現代までの航海史…一冊の本にまとめるにはかなり膨大な量ではないかと危惧するのですが、まぁそこは作者がドイツ人(欧米人)だけあって、世界は世界でもヨーロッパ中心の世界史です(笑)故に、インドとかアラブ、及び中国などの航海は出てきません(笑)アジア太平洋の話もサッパリです(笑)南アメリカもスペインポルトガル及びイギリスが中心で、現地の方の話なし…ついでにアフリカもないっすねぇ(笑)

 まぁかよーに欧州から見た船の歴史は、世界史と絡まって何か凄い事になっているぞなもしの世界か?世界は丸いとか…まぁ井戸で緯度が分かったとゆー駄洒落はともかく、船でアフリカ大陸を下れば、南半球に突入する訳で太陽が右手に見える訳ですよ…地中海では東から西に進めば太陽は左手に見えるのにね(笑)ああ、太陽は黄色かったではなくて、地球は丸かったってか(笑)と、そんな事が紀元前に分かっている事実…ちなみにこの頃の世界の中心は地中海ですが、ギリシア人は北海航海も敢行していて潮汐、霧、白夜について記録しております。紀元前恐るべし(笑)

 時代は下って、コロンブスの頃壊血病対策の為に玉ねぎいっぱい持っていったのね…ちなみに大陸型の人達は(この場合はスペイン・ポルトガルだと思うんだけど)玉ねぎ、オリーブ、サラダなど香辛料をきかせて食する習慣があった事からブリテン人(この場合はイギリス人と思われ)よりこの手の病気を回避できたらしい…食って大切なんだなぁと…

 アリス的に船…乱鴉か(笑)島好きのアリスなら船旅は結構してそーだけど?どーだろ?本書には船旅の決定版、タイタニックも出てきますが…まぁ大阪人も海の人だと思うんですけど?どーだろ?アリスなら難波の海は世界一位言いそーだけどなぁ(笑)

 まぁ、本書的には毎度おなじみのウルフ先生の母国イギリスですかね…はい、無敵艦隊の前から半端ねぇーのがよく分かります(笑)スペイン・ポルトガルを前にした時にまだ貧乏国だったイギリスが七つの海の覇者になるまで、うーん、壮大なロマンなのか?略奪史なのか?そこが問題だってか…ただ、著者がドイツ人ですので、「ドイツ人は最後の瞬間まで雄雄しく抵抗した」とドイツには甘いが、イギリスに対しては「イギリス軍の砲撃は可哀想なくらい下手くそで、勇敢に戦うドイツ艦を倒すのに二時間もかかるとは、なんとも気の毒のかぎりであった」とかあって、しみじみしてしまうんですが(笑)

 まぁヨーロッパってそーだったのか?みたいな話が満載ですので、そーゆー意味からしても目を通す価値はあるかも?例えばデンマーク・ノルウェーのアイスランド及びグリーンランドの交易独占は崩壊して15世紀にはドイツ人とイギリス人の交易地みたいになっていたみたいだし、ヨーロッパの沿岸住民についても「その当時まだ野蛮な種族であった。なにしろ、ブルゴーニュの沖ですら、フランスのある島では18世紀に入ってようやくその住民がキリスト教を受け入れるありさまだったのである」とか…

 日本については黄金の島ジパングも辺りはともかく、日露のところが結構大きいかなぁ?アドミラル・トーゴーは未だ欧州にネームバリューあるみたいです(笑)

 目次参照  目次-船

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