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2010年12月26日 (日)

夢のあとさき?

奇想遺産Ⅱ  鈴木博之・藤森照信・隈研吾・松葉一清・木村伊量・竹内敬二・山盛英司  新潮社

 何の本かというと世界の建物の本かなぁ?それもコンセプトは普通じゃない(笑)えーとサブタイトルが世界のとんでも建築物語でして、まさにタイトル通りの本だと思います。また判型もB5位とゆー大きめなのでちょっと写真集のよー、全ページフルカラーだし、ただ物語りとあるよーに本書は一つの物件に対して見開き二ページで解説してますが、うち一ページが写真、もー一ページが解説文となっています。写真からのインパクトも大きいのですが、その写真が全面に出張っている感じではなくて、その建物のエッセンスみたいなところをチョイスして、ある意味チラ見せなとこがニクイ(笑)まぁ建物としてはデカイ訳でそりゃ行って見ろの世界だわなぁと、それに伴うディティールもあるだろーし(笑)

 まぁ騙されたと思って騙されて欲しい一冊(笑)広げてみて、自身の感性に合うのならばこれは本当に愛読書になるのに間違いなし(笑)何かこー目を開かせてくれる本とゆーか、人の業をある意味見る本だよなぁ?バビロンはここにあったのかかか?

 個人的にはニューヨーク、ニューヨーク(ラスベガス、ストリップ通り)のチープさが何とも凄いインパクトだなぁと、後はロンドン市役所(ロンドン、ザ・クィーンズ・ウォーク)の形がホントに怪獣の卵のよー(笑)むしろプリンが風にひちゃげた感じといおーか(笑)これをマジで造ってしまうイギリス人の感性って凄い、お役所なのに…それと日向別邸(熱海、春日町)とか、かのブルーノ・タウト設計の家なのですが、一言で言うと和モダンな感じかなぁ?当時の日本人のウケは悪かったらしいが…うーん、こーゆー和洋折衷は厳しいものがあるよなぁ?もう少し時代が過ぎていけば評価はまた変わると思うんだけど…更にポンピドーセンター(パリ、4区)とか、まぁ何を今更感ありありなんですけど、これはもーフランスの威信というか、裏に文化国家としての戦争なんだと見ると、はぁフランス半端ねぇになりますねぇ…よくスポーツは戦争ではないと建前が出るよーに、文化や芸術も戦争ではないとゆー建前を吹き飛ばす現代アートのあり方ですねぇ…ハリボテでないよ、むき出しだよ…こーして見るとルーブルのあのピラミッドもさもありなんと思えてくるから不思議だ(笑)建築は武器になると示してみせたんですねぇ…おフランス凄すぎる…

 と、ゆー中で個人的に一番行かなくちゃと思ったのはデスカバーザパンではないんですけど、これまた今更感ありありの養老天命反転地(岐阜県養老町高林)…こんなに野心的な公園、世の中にあっていいんだろぉーか?と思ってしまうのが既に現代人なんだろぉーなぁ…世界で一番凄いところかもしれない(笑)

 アリス的には、いずこの街も皆それぞれに関係ありそーだけど、まずは赤星の実家の長崎で田平天主堂(長崎県平戸市)とか、英国庭園で田園都市レッチワース(英、ハートフォードシャー州レッチワース)とか、ラフレシアで沖縄で斎場御嶽(沖縄県南城市)とか、スウェーデン館でストックホルム市庁舎(ストックホルム市ハントベルガータン)とかとかになりそーだけど、やはりここは二人の所在地とゆー事で、アリスならば旧甲子園ホテル(兵庫県西宮市)と、准教授ならば旧京都中央電話局西陣分局(京都市上京区)とかになるのかなぁ?まぁ、アリスは大阪在住だけど、甲子園とついたら絶対行っている気がするぅぅぅぅ(笑)

 それにしても世の中よくもこんなに色々な建物があるもんだと感心…似ているよーで全然違うとゆー…こーゆーとこにはもーこれからは個性化の時代ですなんて言葉は必要ないよーな(笑)お題目ってないとこにあるものなのね、としみじみしてしまう(笑)

 さてさて、最後に本書に掲載されている場所は全て見てみたいのは山々なのですが、個人的に一番インパクトあったのは、シチリアの巨人像(伊、シチリア島アグリジェント)かもなぁ…石で出来た巨人が寝転んでいるんですけど、ただ、それだけなんですけど、物凄いシュール…日常なのに日常じゃないみたいな(笑)咄嗟にラビュタの巨人兵(巨神兵?)を思い出してしまいました…元は神殿にあったとゆーなら、この巨人も神様なんでしょーかねぇ…なんとゆーか兵ども夢の後とゆー雰囲気なんですよ~

 目次参照  目次-建物

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