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2010年12月11日 (土)

交通ネットワークって何だ(笑)

激突!東海道戦  杉浦一機  草思社

 副題が、のぞみ対航空シャトルとあっていわゆる東京-大阪間の交通機関についてのお話かな?本がいささか古いので今更な話もあるんですが、ただ、まぁある意味多分そーだろーなぁの世界かも(笑)航空会社もJR各社も表向きは気にしてませんの態度をとりつつ、打倒○○の世界で戦っていらっさると…じゃぱにーず本音と建前、見事です(笑)ままま、結局日本の経済の動きはこの間で決まっているとまでは言わないけど、その比率は限りなく大きいという…最大のパイの奪い合いって、どーよかなぁ(笑)ゼロサムゲームとは思いたくないけど、どんなもんなんでしょねぇ?

 ビジネスとなれば移動時間がモノを言う訳で、のぞみの時間短縮は航空のメリットに響いてくると、でリニアの下心も続くのだろーけど本書はまずは先鋒のぞみ行きますの世界が貫かれている感じ…現在の羽田ハブ化や、関西空港の再編問題をもマクロな目で見ればこの延長線上にあるんだろーなぁと果てしなく深読みできそーな内容(笑)品川駅の存在理由とか、航空、JR共に騒音問題とか、効率なのかとか、ハードとソフトとはとか、赤字と借金とか、政治の介入とか、今に繋がる話満載(笑)例えば98年当時で各航空会社はこれ以上地方空港造ったら運賃の大幅値上げになるので止めてくらはいと要望書を提出したけど、ええ、そんなの関係ねぇと今では仕分け対象ですかとか、整備新幹線の着工は「多くの識者が採算性と経済効果に疑問を投げかけている」けど延伸しちゃうよのノリなのはご存知の通り…「新規路線の収支見通しが非常に悪いことは誰でも簡単に推測できることだ」(@角本良平「新幹線の軌跡と展望」)その帳尻はどこに行く(笑)

 アリス的にアリスが鉄オタだからと斜め読みすると、こちらの本はいわゆる鉄道万歳な、もしくは航空万歳な一方的なノリではなくて、むしろ日本の交通網というものについての現実と警鐘と希望というか願いかな?出来れば全て良い方向に向かってほしいとゆー…

 さて、航空の東京-大阪シャトル便は関西経済界の強力プッシュも背景にあったみたいです…常にあるは流通の第一歩か(笑)でもってソフトに力を入れてきた航空と違ってハード重視のJRは食堂車を廃止したりして…ちなみにフランスも赤字だけど食事も文化と考える彼らは補助金出しても存続させると…まぁこれは市井の普通の鉄道に対するスペインの認識にも現地でへぇーと思わされた事あるし、鉄道料金は低めに設定されているんですがそれは低所得者もちゃんと移動手段がとれるよーにという配慮なんですね…転じて日本ではよりよいサーヒスを、より安いコストでと言いつつ、サービスの低下とより高い運賃になっているという現実…文化国家って…ユーロを思うとアレだけど志って大切だよなぁ…

 まぁ政治絡みのとこはもーアレですねぇ詳細は本書を読めですが、工費の上昇の理由とか、政治家と地方自治体とかもー思惑が…それでも氷山に一角なんだろなぁ(笑)さて、政治的な事はあまりにアレなんでどーもなぁと思いつつ、横田基地の空港の共用化なんて話のとこでのワインバーガー国防長官(82年)の議会証言「沖縄にいる海兵隊は日本を守るためではなく、西太平洋・インド洋へ展開するために配備している」とか出てくると…単純すぎる話なのか、それとも複雑怪奇すきるのか、それが問題だってか…

 目次参照  目次-鉄道  目次-航空

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