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2010年12月30日 (木)

遠い人類より、隣の人を愛しなさい。

虫眼とアニ眼  養老孟司 宮崎駿  新潮社

 何の本かというと対談本です、マルで終わってしまいそーですが(笑)対談者の二人についても今更説明の必要もない位超有名人…でででこちら文庫落ちの本でして、お話した当初はもののけ姫と千と千尋の神隠しの頃…既にポニョも遠い今、まさに今更なんですけど何とゆーか日本人なら読めの世界か(笑)軽い口調ながら非常に危機感を潜ませている辺りが老獪な爺なのか?仙人さまなのか?真面目に読むと身につまされる…軽く見ていると強烈なしっぺ返しがやってくる…なかなかどうして甘くはないです(笑)

 初っ端から人間嫌い、人類嫌いの話がチラっと出てきて、「そう思って周りの人間たちを見ると、決してそう意識してるわけではないけれど、やっぱりみんな人間嫌いになっているんですね。正しくは人類嫌いと言ったほうがいいかもしれませんが。顔見知りの人間は好きなんです。けれど、人類とか外国人と言ったとたんに、いなきゃいいのにという感じになる。こんなにみんなが人間嫌いになってる時代はないんじゃないか。一方では、人間の命はとても尊いなんて言ってる時代で、建前と本音というのはヘンな言い方ですが、もっと底のほうに、いわゆるうざったい気持ちが通奏低音のように流れている。子どもたちからして、そうじゃないかと思ったもんですから。で、そこを扱わずしてどうするか」と、そしてもののけ姫が出来たとな…監督業も楽じゃないってか(笑)それ以上に世相を見る眼が監督だからなのか、厳しいと見るか?よく言ったと見るか?それが問題だってか(笑)

 アリス的に虫もなぁ?アニメもなぁ?今一のノリのよな?ゲームに関しては絶叫城でそれなりにアレだったけど?はて?アリスも作家ですから、クリエーターとしての感性については通ずるものがあるのかなぁと?本書によると感性の基本はある種の差異を見分ける能力とあって、ただそれを現代人は人間関係に見ていると…自然はどこにいっただぁー?でディテールを見分ける能力が欠落していると…かくて、森に行っても虫と木の一言で済んでしまうと…種類もなければ個体もない世界なんでしょか…ドクターはそれを無茶苦茶乱暴な人たちだなと表現してますが(笑)

 アリス的には言葉にならないという事は商売あがったりになってしまうんでアレなんですけど、日本的に無意識の暗黙のルールみたいな話もチラチラっと出てきます。これが世界から見た時には日本って分からないとゆー評価につながると(笑)「禅じゃないけど言葉にするなという。それを無理に言葉にすると、ひとつは誤解が生じる。もうひとつは、なんだか胡散臭くなる」そなそな…理屈じゃないんだぁー(笑)

 後は関西の人はやっぱり違うの件りかなぁ?名古屋や美濃から向こう、関西人の本音というのは東国の人間とは今も違うのではないかの辺りかなぁ?関西人の方が街の人なんですねぇとゆー(笑)それと学校、教育の辺りが准教授と重なるかもなぁとか?電車で通う学校なんて駄目ですとか(笑)場のあり方って社会心理学辺りになるのかなぁ?

 本書は対談になってないのではないかと監督が危惧してますが、全ページ今日の一言にしたい位至言の嵐ですっちょっと(?)エスプリ効いてますけど(笑)まぁ本書で唯一残念だったのは編集者かなぁ?対談本なので二人の会話の合間にときどき合いの手のよーに編集の方が口を挟むんですけど、今までいろいろ(?)対談本見てきたけどおべんきょしてきましたの対極にあるよーな?もしかしてこれが噂のAKYか(笑)更に邪推すると編集ではなくて営業なのかもなぁと(笑)はんそく、はんそくってか?でもドクターは「作品はコマーシャルではない」と言ってられますけど(笑)

 目次参照  目次-サブカル

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