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2011年2月15日 (火)

われわれは相変わらず、まともな台詞とジョークをはっきり分けようと苦闘しているのである?

時間のない宇宙  パレ・ユアゴロー  白揚社

 サブタイトルがゲーデルとアインシュタイン最後の思索でして、取り合えず二人が主人公の話かなぁ?まぁでも主にゲーデルの伝記に近いと思われなんだけど(笑)アインシュタインについては言わずもがな、ゲーデルの方はと言えばかの不完全性定理のゲーデルでございます。そして、何でこの二人かというと、彼らはあのプリンストン高等研究所の同僚だったのですね、でもって毎日の散歩(帰宅)仲間…何とゆーか欧米の人って散歩好きだよね、カントとかと思っていたら、アメリカ人にはそーゆー習慣はないそーで現住民の方々は彼らの長き散歩をかなり怪訝な目で見ていたらしい…

 そして、本書はそーゆー歩きながら考えたの話が発端で時間とは何ぞやに迫っていくのかな?ええーと結局これらは彼らの生存中にははっきり決着つかずで(今もか/笑)、評価のしよーがないとゆーか、落ち着き所がどこ?みたい…相対性理論を突き詰めて時間とは何?に行く…道は険しいっすとゆーか、二人の天才が挑んでもアーレーな世界といおーか?まぁ、ドラマですねんの世界か?取り合えずこの散歩について同僚のフリーマン・ダイソンのコメントは「ゲーデルは…私たちの同僚の中で、アインシュタインと肩を並べて歩いて対等に語り合える唯一の人だった」とおっさってます(笑)

 えーと、モノがモノですので非常に専門的なところもあるのですが、文体は軽いんですよ~だから分からなくても最後まで読める本とゆーか…こー20世紀の知性について、ちょっとでも興味がございましたら一読をお薦めします~天才ってなエピソード満載でございます(笑)

 アリスとアインシュタイン…うーむ…ゲーデルもなぁ?理系については今一だと告白しているアリスですけど、この二人の有名な理論については知らないとは思えず、また、時間がメインとなればミステリ的にも興味は尽きないと思われるんだけど?どーだろぉ?むしろ、不完全性定理については准教授辺りが一家言どころか、いろいろありそーだよなぁ(笑)また、この二人の天才が単なる物理学者と論理学者ではなくて、限りなく哲学者に近かったというべきか、むしろ哲学者を超えていたというべきか(現哲学の教授たちには否定されているが/笑)、とってもドイツ的といおーか(笑)ウィーン的いおーか(笑)西洋の知性半端ないっ…マッハとボルツマンの確執なんて死に至る病って感じだし…本書的には幽霊のごとく立ちふさがるヴィトゲンシュタイン哲学(及びその後継者)がパネェ…本人が望むと望まらずに拘わらず派閥による数の論理がこれまた…アメリカのこれまた一面を見るよーでこれまた…取り合えず、フォン・ノイマンが真に天才な事だけは確かのよーです(笑)

 取り合えず、当時のプリンストンを「オックスフォードに似せた新しいゴシック建築でいっぱいの…サルでもつくれる町」(@バートランド・ラッセル)とか、カントについて「実在論者ではなく観念論者で、それも深遠な、ドイツ的、超越的な種類のもので、(カントが見なしたような)ジョージ・バークリー流の底の浅い、イギリス気質ではなかったのである」とか、アインシュタイン夫人が「彼(アインシュタイン)が私を深く愛していたとは思いません」と言い続けて「それが私には慰めです」と言い残したとゆーのは意味深だよなぁ…とゆー突っ込みところ満載な本書はある意味超お薦め(笑)出てくる人々の名前が綺羅星の如くなのに、いやはやいやはや(笑)

 まぁ20世紀凄かったとゆー事で「20世紀科学の二つの偉大な観念的な革命は、ハイゼンベルクによる古典物理学の転覆とゲーデルによる数学の基礎の転覆てある」(@フリーマン・ダイソン)に尽きるのかなぁ?そしてそのゲーデルの評価は未だにアレなのは何故なんだぜが本書のメインかなななななな(笑)

 目次参照  目次

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