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2011年3月 5日 (土)

コナンドラム?

生物と無生物のあいだ  福岡伸一  講談社

 はて、何の本かというと著者の渡米先での思い出のよーな気もするけど、実際は、20世紀生物学の潮流というか、流れが実感できる本かなぁ?下手な生物学の教科書よりこちらを読んだ方がよっぽどDNA分かるよというか、分子生物学って(笑)取り合えず、文が上手い…少なくとも現場の科学者が書いた本としては、秀逸ではなかろーか?読み物としてちゃんと成り立っているよんとゆー(笑)いえ、科学書って事実の羅列が多くて…それならいっそ箇条書きにした方が話しは早いのではないかと思ってしまう…書いたご本人はエッセイとか物語というか、すっごいパンピー向けの読みやすさ目指しましたのノリが多いけど、全然違うからとゆー本多しの中でこれは凄い…とにかく一つの謎が次ぎの謎に続いていってヘェーと思わされているうちに読了してしまうノリ(笑)騙されたと思って読んでみてとお薦めしとこー(笑)

 話は著者がNYのロックフェラー大学の研究室にポスドクとして働き始めたところから始まるんですけど、そこから過去への旅が始まります(笑)野口英世の事はともかく(日本的にはともかく、米的(世界的?)には評価はかなり低いらしい…)、オズワルド・エイブリーもこちらで研究していた件は圧巻…DNAに最初に肉薄した男かも?とにかく性格も謙虚な方で定年退職の日まで研究に没頭する毎日だったらしい…まぁノーベル賞ものの研究だった訳だけど(笑)時代が追いついてなかったのねの世界か(笑)

 アリス的に分子生物学って…どの辺が被るのか…うーん?むしろ、准教授の方かなぁ?大学でのというか、論文での人間関係というか、倫理観?を問われる感じが(笑)

 とゆー事で本書は次にロザリンド・フランクリンが出てきます…この名前でピンときた方にはもー説明するまでもない女性物理化学者…研究テーマはX線によるDNA結晶の解析…DNAの二重螺旋については彼女が一番じゃねとゆーか、彼女の決定的証拠写真の運命は何つーか、翻弄に翻弄された感が必至…しかも持ち主の知らぬところでとゆーのがミソ…で多分灰色より黒に近い方々が、ジェームス・ワトソン、フランシス・クリック、モーリス・ウィルキンズ、マックス・ペルーツの面々…ノーベル賞に倫理はいらねぇーとゆー事なんでしょかねぇ…これがホントの仁義なき戦いってか(笑)

 本書は他にもマリスやらシェーンハイマーやら出てきて現在の分子生物学まで話は進みます。動的平衡系の許容性とは何ぞやまで、ざっと20世紀生物界を突っ走る感じかなぁ?謎解きもののミステリ的でアリス好きそーだとみたけど?どーか(笑)それにしても社学の世界もこんな人間ばかりだったら、はぁ…准教授は凄いよな(笑)

 目次参照  目次

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