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2011年3月 1日 (火)

イタリアという国は誇らないが、イタリア人であることを誇る。

イタリア式極楽生活のすすめ  マンリオ・カデロ  廣済堂

 イタリアンプレスサービスの代表のイタリア案内本だと思うのですが、ちょっと古いのでお店情報なんかはもー使えないかもしれないけど、イタリアというエッセンスは変わらないよーな?全文、ああ、イタリア人の書いた(言い?)そーな話じゃけんの嵐でございます(笑)本書は、イタリア人から見た日本観と、イタリア社会と歴史、イタリア料理(ワインも)、イタリア観光が主な内容かなぁ?おまけ的に日本(東京)でのイタリアンレストランも紹介されています。

 まず何と言っても巻頭にある日本については今更な話ながら、日本人には耳に痛い話かも、今になってみるとそのツケが回っている事が良く分かる(笑)もー不況って何ですか?財政危機って何ですか?と言う位ずぅーっと続いている政治課題で感覚的に麻痺している日本人ですが、「今後の日本経済の方向性、生活について冷静に考えることは、別問題であるはずです」「また、事実、メディアのいうとおりなら、それを許している政権と役人に、すぐ辞めてもらうべきです」「騒ぎ立てて責任を取らないメディア」とかとか、ごもっともの嵐…特にメディアに対しては「行革が生ぬるいと、ご託宣されるのなら、その首相の足を引っ張り、方向性を誤らせている族議員は誰と誰で、どんなことをしているのかとか、どこの野党が本音では反対なのか、そしてどんなことをしたのかとか、首相の指示に抵抗し、主張を断念させた役人は誰で、どんな脅し、抵抗をしたのかぜひ知りたいと思いませんか」ときて、「日頃、こんなリポートがあれば、選挙のときも、もう少し投票に熱が入るはずです。肝心な報道をそっちのけにして、投票率が悪いとお説教されたのでは、たまりません。「偉そうなことをいって、何をしてるの?」と、いいたくもなります。違いますか?」…お説ご尤もでございます…

 アリス的にイタリア、うーん、どちらかとゆーと朱色とかのイタリアンとゆーか、パスタとワインにいっちゃうかなぁ(笑)結構、アリスはあちこちでパスタ食べているよーな?イタリアンレストランもあれば、家庭料理もあれば、インスタントもあると…イタリアン、もー日本に定着しているよなぁとしみじみと…

 後は准教授で大学関係でいくと世界最古の医大がシエナ大(889)で、総合大学はボローニャ大で12世紀の事だとか…平安時代から大学があったのかイタリアって…ちなみにイタリアの大学に格差はないみたいです。どこの大学を出ても皆同じ学歴になるみたい…でもって入学したとしても卒業できるのは40%位って…入ってからの方が大変みたいです…

 さて、食や観光については幾らでも他にガイドがあるので、それ以外とのとこをチョイスすると、「正直いって、経済は常に不安定な状態ですが、イタリア国民の生活水準は"ヨーロッパ一"と、私たちは自負しています。少なくともイギリスやフランスの生活水準を上回っています」とあって、医療費が無料のとこもそーですが、物価が安いというのも一役かっているんだろーなぁ…生活用品(必需品)は低価格に設定されているみたいです。ちなみに日本の生活費の高さは不動産価格の高さによるもので不動産が高い限り物価は高いままだろうと(今デフレなのに/笑)、「きっと、不動産の値段や、交通機関の運賃があれだけ高いのも、もしかして"政治家"のねらいどおりだったのかも」とあって、鉄道にしても航空にしても日本の料金設定物凄く高いみたいです。例えば鉄道運賃は日本とイタリアでは3倍違うらしいし、国際線なんかは規制緩和で多少(5,6千円?)安くなったけど、「私たちにしてみれば、これは目先のごまかしとしか思えません」だそな(笑)「精いっぱい努力数字-という航空会社の弁明をどうして鵜呑みにしているのでしょう。なぜ、世界の航空運賃の実態と、国内運賃の差を比較検討した詳細なリポートが国民に明らかにされないのでしょう。日本のジャーナリストの皆さんは、深夜、芸能人の玄関のベルを鳴らすのに忙しくて、航空会社の取材なんて、とても手が回らないのでしょうか」とあって、「航空会社がホテル経営やゴルフ場経営まで手を伸ばしている国は、日本だけです」とか…何かJAL破綻を見通しているよーに見えるのは気のせい?まぁJRも似たよーなもんだろーけど…

 まぁ日本の行政と企業(財界)とメディアに対しての苦言は頭が下がるので詳細は本書を見てくらはい…その他には日本人からすると非常に不思議に見えるのですが、欧米ではなくて、欧州と米なんですね…他の欧州人もどーも米に対して線があるみたいな気がしてきたのですけど、イタリア人もアメリカに対して更に手を抜きません(笑)「ご存じの方も多いでしょうが、アメリカ合衆国は数世紀前の中国同様、すべてにおいて世界の中心になることを切望しており、私たちの住むこの地球は、ボールのような丸い形をしていることを理解しようとしないのです。本当の世界の中心を決めることなど不可能です。どっちにしろそんなものは存在しないのですから…。」とあって、今再びの米中でジャイアン思想ですか(笑)

 目次参照  目次

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