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2011年3月 6日 (日)

虚心坦懐?

男女の怪  養老孟司 阿川佐和子  大和書房

 タイトルはだんじょと読むのではなくてオスメスと読むみたいです。人間ではなくてヒト、男性ではなくてオス、女性ではなくてメスだと。著者二人は超有名人なので説明の必要もないと思われますが、その二人による対談本です。収録場所は養老氏の別荘がある箱根、先生は一刻も早く昆虫採集に行きたいんだよぉーとゆー心の叫びが通奏低音のよーです(笑)いえ、本人はおっしゃっていませんが(笑)

 対談のメインテーマはどーもオスメスの世界みたいなのですが、話の内容は縦横無尽に進みます(笑)結局環境に縛られているんだよなのかなぁ?それが都市化であったり、社会であったり、世間であったりする訳だったりして…まぁテーマがテーマなので男女の仲は幻想で成り立っているみたいな話とか…幼少期は知力体力とも女子の方が上とか、男の子はほっておくとおとなしい子になって女の子は活発な子になるとか…出生率が下がるのは都市化の典型とか、男性中心社会は都市化に付随しているとか、キャリア女性にとって出産育児がタブーになっているとか…

 厳しい言い方に聞こえるかもしれないけど「結婚はある程度大人じゃないとうまくいかない」とあって例としてアメリカが出てきたりして(笑)何回となく離婚を繰返しているという事は経験値が上がっていないそーで…それにしても先生、アメリカ人に何かあるのか?病める時もの結婚の誓いに対しても「あの言葉は教会がはじまって以来変わっていない。アメリカ人は今でもその言葉を誓って結婚しているはずです。しかし、十年経ったら半分は別れてる。いかにアメリカ人が契約を守らない人たちかわかるでしょう」って…笑うとこなんでしょーか…

 アリス的にはどの辺りが被るのだろーか…うーん?教育問題がチラっと出てるとこかなぁ?准教授も教職者ですから…現場では苦労があろーか?と?ちなみに放任主義の別名を個性を伸ばすという教育になるそーです(笑)

 アリスと被るとなると言葉のところかと?先生いわく言葉は遺伝子だそー…取り合えず言葉に縛られているのは確かで「嫌な話だけど言葉が出来なかったら現在の人間社会からは絶対に排除されちゃうんです。どんなに能力があったってダメですよ。能力があること自体わからないから」とか…文学についても「さまざまなものから自分が与えられたことを何とか共通の言葉に戻すっていう作業がまさに創造で、それをやるのが文学だから、文学は創造的な仕事だったんですよ」と、アリスの仕事ってまさにそれだしなぁと思っていたら、「でも、今の文学は極端にいうとインターネットの打ち出しを適当に編集することになってるんです」って身も蓋もないよーな…

 ちなみにインターネットに対しても「その中にずーっと入っていけば、それはそれで一生潰れるでしょう。おそらく都会の人ってそういう人たちですよ」に女史も「たしかに新しい情報を集めるだけで、一生、右往左往していられる」と答えるんですね(笑)ネットの未来はどっちだってか(笑)

 最後になってしみじみ気付いたんですけど、そーいえば准教授って女嫌いだったよな…女性の台頭はどーみてるのかなぁ?こちらでは「僕はこの国はいっぺん、全部推進力のある女性にやらせたほうがいいんじゃないかと思っているんですけどね」なんて話も出てきてますが(笑)霊長類のサル学も女性研究者が入って初めてボスザルじゃなくてニホンザルは母系社会であると分かったと…男性研究者だけだと頭が固まっているらしいです(笑)男ってボスが全てなんでしょか?はて准教授の研究はどーなんでしょーかかかかか(笑)

 目次参照  目次

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