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2011年3月28日 (月)

知る人ぞなし?

地図を作った人びと  ジョン・ノーブル・ウィルフォード  河出書房新社

 サブタイトルが古代から観測衛星最前線にいたる地図製作の歴史なんてすが、もータイトル通り地図の本というか測量史の本ですね…多分、世界史というより地球史と言った方が正しいと思われるんですけど、最後の章までいくと月を通り越して火星の地図にまで言及しているので、もー惑星あるところ地図ありの世界か(笑)人は測らずにいられない生き物みたいです(笑)で、紀元前の話から火星までですから壮大なスケールで本の厚さも半端ねぇ…ハードカバーで600頁以上というのは…地図だけでここまで書けるのかとゆー勢いか(笑)

 そんな訳で世界規模の話なはずですが、著者が米人なのでやはり欧米中心で気がつけばアメリカの話になっているよーな(笑)月の地図にしても多分ロシア(ソ連)のソレもあるはずなんですけど、天体観測編は特に現代編はアメリカぁーっな世界です…まぁ地図作製は規模が大きくなれば個人事業というより国家事業の様相を呈していくのは世のならいなんでしょーけど、それに伴い「官僚機構の内部抗争、予算上の束縛、軍事機密の保持、遅滞、延期」が絡んでくるし、そもそも「地図というものはすべて、何らかの搾取の前触れなのである」(@スティーヴン・ホール)に帰結すると…何かもー身も蓋もないよーな(笑)

 まぁ下手な地理史よりドラマっす…とゆー事で中高の教科書読むより身の為になりそーだけど、この量が歴史の厚みか(笑)えーと、豆知識も満載で地球は完全な球ではなく、どっちかとゆーと洋ナシ型なんだそー…北極が出っ張っているそな?後、画像データを多スペクトル感応性スキャナーを通して写しコンピュータに取り込んで地図処理すると、地面に何が生えているか分かるとな(米とか麦とか)でもってその穀物に伝染病の兆候があるかまで分かると…何故って「あらゆる種類の植物は決まった組み合わせの光の波長を反射するから、それぞれ見分けがつくのである」うわぁー…

 ルネサンス前までは地図なんて地中海の船乗りしか利用する人のない代物だったそーだけど、今じゃグーグルアースの世界だしなぁ?天体的に行くならハヤブサの世界か(笑)今後も未知の世界をマッピングしていくんでしょねぇ、人類は(笑)

 アリス的には海奈良のパンゲアのとこかなぁ?ええ、大陸は昔一つだったと提唱したのはドイツのアルフレート・ヴェーゲナーですが、これってすべての大陸って意味だったのね…まぁ彼が生きている間は学界ではお笑い種の学説も、今じゃメインストリーム…世の中って…

 えーと、後日本に関係しているとこというと、地震計を作った人とゆー事でイギリスの地質学者ジョン・ミルンでしょーか?この方、1875年に来日して日本で地震にあって、地震計による震源地の世界地図を始めて作った人だとか…まぁ、日本地震多いですから…他はGPSのとこかなぁ?日本の普及率はとりわけ高いそーですよ、おぞーさん(誰?)

 とにかく一口ではとても説明できる本ではないので、騙されたと思って読んでみるのも一興かも?傍から見たら何じゃそりゃ?なのに拘わっている人の情熱がパネェです(笑)

 目次参照  目次-社科

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