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2011年4月

2011年4月30日 (土)

女性のいない宮廷など、花が咲かない庭のようだ?

図説ヨーロッパ宮廷の愛人たち  石井美樹子  河出書房新社

 タイトル通りの本なんですが、ヨーロッパといっても主にフランスとイギリスでして、それにドイツとオーストリアが少しの配分かなぁ(笑)更に図説とありますが、この図は主に画像でして肖像画が殆ど…さすが王様の愛人達、肖像画もたくさんでございます…そして、掲載されている愛人達はとゆーと、フランソワーズ・ト・フォア、ディアス・ド・ポワティエ、ガブリエル・デストレ、ルイーズ・ド・ラヴァリエール、モンテスパン侯爵夫人、マントノン侯爵夫人、ネール侯爵の四姉妹(ルイーズ、ポーリーヌ、ディアヌ、マリー)、ポンパドゥール侯爵夫人、デュ・バリー伯爵夫人、ルーシー・ウォルター、バーバラ・ヴィリヤーズ、ネル・グイン、ルイーズ・ケロワール、ゴドサ・プライス、マーガレット・デナム、アラベラ・チャーチル、キャサリン・シードリー、エリザベス・ヴィリヤーズ、アーノルド・ヨース・ファン・ケッペル、シャーロット・キールマンセッグ、エーレンガルト・メルジーナ、メアリー・ベレンデン、ヘンリエッタ・ハワード、レディ・デロレイン、マダム・デリッツ、アメリア・ゾフィア、アン・ヴェイン、メアリー・ロビンソン夫人、マリア・フィッツハーバート、アナ・マリア・クラウチ、フランセス・ヴィリヤーズ、イザベラ・シーモア・コンウェイ、コニンガム侯爵夫人エリザベス、ローラ・モンテス、カタリーナ・シュラット…多分これでも一部なんだろな、とゆー事で愛人史、恐るべし(笑)

 まずは愛の国というかロマンに生きる国フランスというか、で、愛人…王の公認の愛人って公式の役職とみなされていて、「王の閨で相手を務め、宮廷の儀式で一定の役を果たすことが求められ、その報酬として、貴族の称号と手当てと年金を支給された」そな…さすが、おフランスと言うべか(笑)

 まぁ、王の結婚は国家にとって最大の外交の駒だそーで、政略結婚が当たり前の世界だったというのと、愛人を持つ事が王としてのステイタスだったとゆー側面からも、王と愛人は続くよ、どこまでもぉか?王が臣下の女性と結婚した場合、貴賎相婚とみなされ子供は庶子の烙印を押される可能性があるそーな…英国王エドワード四世とエリザベス・ウッドヴィルの場合、二人の王子は庶子とみなされて暗殺されリチャード三世(エドワード四世の弟)が王位を継いだとな…うーん、欧州の王族って血統主義だったのか?

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2011年4月29日 (金)

ハープシコードがやってきた(笑)

イ・ムジチ・プレイズ・バッハ  イ・ムジチ  フィリップス

 イ・ムジチというとヴィヴァルディというイメージが強いんですけど、イ・ムジチのバッハは解説にあるよーに「艶やかな色彩を尽くした豊麗な響きで、ドイツ系の演奏者の場合とはまた一味違う明るく喜ばしいイ・ムジチのバッハ」だそーで、確かに軽やかではあるよなぁとゆー気にさせてくれるかな?トーシロには違いがくっきりきっぱりこれやねんとは不明なんですけど、言われてみればそーかなぁとゆー…いかん、主体性のない日本人になってきた(笑)

 ブランデンブルクは結構いろんなとこで聴くけれど、これって6曲もあるやんけの世界で、いずれの曲も皆それぞれに違うよなぁ?ちなみにこれブランデンブルク公に献上した訳だけど、公のオーケストラでは一度も演奏された事がなかったと(笑)まー世の中そんなもんでしょか…

 アリス的には准教授がバッハ好きなとこからきているんですけど、このバッハはむしろアリスの方が向いているかもなぁ?

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2011年4月28日 (木)

古き良き、古き良き?

英国で一番美しい風景湖水地方  木谷朋子・文 辻丸純一・写真  小学館

 今更説明の必要もない程有名なイギリスの湖水地方…思い浮かべるのはワーズワースか、ポターか、人それぞれでしょーけど(笑)人によっては世界で一番美しいところと言われる森と湖というより、田園か?まぁとても牧歌的な雰囲気満載~古き良きイギリスかもなぁ?元は産業革命で都市部の環境が悪化して、逃避の果ての桃源郷だとしても、ですかばーざぱんならぬですかばーいんぐらんどかなぁ?

 取り合えず写真は文句なしに美しスです。まぁ被写体がすんげぇんだから、これで奇麗じゃなかったら詐欺だとゆーのもありますけど、ただ、本書の構成が見開き二ページで写真と文に分かれていて、カラーとモロクロの繰り返し…この単調なレイアウトはどーにかならなかったのかなぁと思いまする…せっかくタイトルが一番美しいとあるのに、デザインでぶち壊しじゃもったいなさ過ぎる…コストの問題もあったのだろーけど、これはデザイナーさんをもー少し選ぶべきだったと思うなぁ?

 さて、普通に湖水地方というとウィンダミアとかボウネスとかをこれまた想起してしまうのですけど、本書は湖水地方の北も南も西も東も網羅している模様…これはまるで軽井沢と一口に言っても奥だの北だの中だのあるのと同じなんだろーか(笑)なので、ニア・ソーリーとか、ホークスヘッドとか、グラスミアとか、アンブルサイドとか、ケンダルとか、コニストンとか、コッカマスとか、ケズウィックとか、アルズウォーターとかとか出てきます~ガイド本としても宜しではなかろーか?と(笑)

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2011年4月27日 (水)

人はせいぜい地球の一部(笑)

対談集 妖怪大談義  京極夏彦  角川書店

 何の本かはタイトル通り、作家の対談を集めたものなんですが、お題にあるよーにモノ(コト?)は妖怪に終始します…なんとなく、妖怪というと民俗学かなぁの世界ですが、人によって範疇が違う(笑)その人のスタンスによって、妖怪…あるんだか、ないんだか、あるんだか…日本は明治以降近代化が進んで妖怪が絶滅したかに見えて、その実日本人は妖怪に無自覚なだけで当たり前すぎて意識していないんだとか…日常と妖怪…あるんだか、ないんだか、あるんだか(笑)

 江戸の黄表紙ものも200年も経った今でも面白いというか笑えるとゆーのは、元が物凄いとゆー事だと…「江戸時代というのは、長いし、差別も貧困も災害もあったし、厳然たる身分制度もあったわけで、理想とは程遠い、必ずしも幸福な時期ではなかったわけですが、それでもどたばた無意味に人が殺されたり、政権が次々変わったり、信じているものがバタバタ崩れていったりするようなことはなかった。それが300年も続いたわけで、その安心感が妖怪を生んだんだろうと思う」とあって、お約束が通用したし、遊ぶ余裕も出てきたと…ゆとりって言葉を使うと今だと別の意味になってしまいそーですけど、ゆとりと遊び心って表裏一体なのかもなぁ?で、それを楽しめたと…いと、をかし(笑)

 でもって、妖怪全般世界各国ありまっせの世界なのに、日本ほどキャラクター化が進んでいる国はないそーな…

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2011年4月26日 (火)

だれが嘘をついているか(笑)

小説を読みながら考えた  養老孟司  双葉社

 何の本かというと読書日記みたいなノリかなぁ?一応、小説推理に連載されていたので、主に推理小説を紹介というか、感想というかのエッセイだと思われるんだけど、話はどこまでも脱線(?)していって気がつけば、ファンタジーの感想の方が多くね?の世界だったりする(笑)ついでに言えば、その感想もどこまでも突き抜けて時事放談に近いよーな?それとも近況報告か(笑)文体は軽いのでそれこそ一気に読めてしまうんですけど、言っている事はラジカルなよな(笑)

 まぁ本書については帯のコピーが一番正しいかも?「ファンタジーを読んでホリエモンを考える。ディック・フランシスを読んで都市化を憂える。クライム・ノベルからアメリカ社会を読み解き、そして倫理について考える。村上春樹はファンタジーだ。などなど、ボヤキも交えた養老節炸裂の痛快エッセイ集」まぁ、そんなもんです(笑)

 取り合えず騙されたと思って読めな本ですが(笑)なるほろなぁの話が満載(笑)例えば、文体について「一般論として、英米人はものごとを具体的に見る傾向が強い。英国哲学が経験主義であることを考えても分かるであろう。このあたりがいわゆる文化的なもの、つまり伝統か、言語的なものか、あるいは教育か、すべて関わっているのか、ときどき考える」とかあって、日本のお話との違いについて考えるとか(笑)論文なんかも「イギリスの科学論文がエッセイだとすれば、アメリカの論文は電報である。どちらもしかし、自然という現物に対して忠実である」そーなんだぁ(笑)

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2011年4月25日 (月)

誰もが探検家になれる時?

吉村作治の世界博物探検記  吉村作治  集英社

 説明するまでもなくタイトル通りの本かなぁ?取り合えず著者が世界12カ所(イースター島、サハラ、メキシコ、シルクロード、イギリス、東南アジア、中国・長江、モンゴル、イスラエル、イラン、ギリシャ・エーゲ海、ぺルー)の遺跡を回って考えたとゆーか、行きましたエッセイかなぁ?と(笑)まぁ著者自身が考古学者なので視点がそちらにいっている気がしないでもないですが、読後一番の感想はまごうことなく日本のおじさんの文章です(笑)ちなみに本書、写真が多くて奇麗です。旅行記としては分かり易いお話かなぁ?

 とにかく見てやろーが基本コンセプトみたいなので「地球を見ずに声高に地球環境を叫ぶ輩は少なくないが、今や自らの眼で確かめずして語ることは許されない時代である」だそー(笑)まぁエピソードが楽しいというか、外の世界はすごかぁーっというか…例えばフランスからアルジェリアに入るとすると税関で三日も足止めくうとか…いろいろ難癖つけられていると思われるんですが「ワインを持ちすぎてますね。ここはイスラームの国ですから」とあわやワインボッシュートにラベルを見てと「原産国アルジェリアと書いてあるでしょう。里帰りなんですよ、これは」と言ってことなきを得たとか…

 冬のドーバー海峡のフェリーの食堂のテーブルにはコップやお皿を止めるベルトがついているとか…ちなみにツタンカーメン王墓発掘のスポンサーだったカーナボン卿のお城は今でもニューベリーにあって孫が入場料を取って管理しているらしい…ちなみにちなみに「(その孫の方に)会うだけで10万円くらい取るというガメツさで舌を巻く」だそーな…英国紳士って…

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2011年4月23日 (土)

本物の成功者との出会い~

ローテクの最先端は実はハイテクよりずっとスゴイんです。  赤池学  ウェッジ

 メインは物づくり日本の職人(会社)巡りかなぁ?中小から大手まで35位の会社が紹介されています。まぁ会社単位なんだけど、やはりメインは個人というか、職人かななな?どの道もそれぞれに凄いというか、そんな仕事あったんだまで幅広いです(笑)

 ままま、日本のお家芸というか、ものづくりって素晴らしいというか、こーゆーご時世であったとしても、こちらに掲載されているところは皆様勝ち組の方ばかり…誇りあるオンリーワンな(ひいてはナンバーワンな)発言にああ日本って素晴らしいと浸ってもいいのかなぁ?とゆーのも、前書き後書き著者の文のとこは、浪花節というか、嘆き節というか、日本の物造りが危ないとゆー青年の主張のノリなので…

 これはこんなに素晴らしい仕事なのに絶滅危惧種になっちゃいますよぉーとゆー警鐘ものなのかなぁ?パンピー向けとしては、だから製造業に人材をとゆーのなら、これまたどーだろー?大変だぁーと言われて飛び込むそんなMな人いらっさるのか?むしろ人材確保なら、まず広告代理店へゴーではないのか?今時、政府が戦争するのに最初に行くとこなのに(笑)それともこれはお役人様向けなのか、一番じゃなきゃ駄目なんですとか(笑)

 いえ、著者の方が非常に真面目な方なのは文章の端々から伺えるんですが、ターゲットがどの辺かが分からないとゆーのは単にこちらに読解力がないからなのか…えーと、出てくる職人さんは皆一家言あって、これまた凄いのはトーシロにもよく分かる~おべんきょというか、感心を通りこして素直に脱帽します…男の中の男がいたと~

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2011年4月22日 (金)

東京人は現代に生きる、京都人は過去に生きる、大阪人は今日の夕方まで生きる?

県民性と日本地図  竹光誠  文芸春秋

 タイトルは地図とゆー事で地理系かなぁと思いつつ、開けてみれば歴史とゆーノリかなぁ?こー日本全国の県民性はとゆーテーマがメインのよーで、実はその地その地のローカルな日本史の話に近いよな?昔昔のその昔には街道なんて道はなく、盆地は皆それぞれに一つの社会でござったと…で、そーゆー小さな集落が一つのローカルルールを形成していって、それがその地に住む人々の個性となり、今に至っているでござると(笑)なので、モノ(土地?)によっては縄文の昔からとゆー話になるし、ところによっては明治のソレにならってねの世界だし、北海道なんてモロに後知恵だし(笑)まぁいろいろあるさぁー…

 で、この手の本を見ていつも思うのは何とゆーか、九州の人は何も言わないのかなぁとゆー素朴な疑問…内容の詳細がとゆーのではなくて単純に紙幅の話…この手の日本全国とゆーと必ず北海道から始まって沖縄で終わるなんだけど、北海道はともかく東北辺りの説明はリキ入っているのに最後の九州辺りは駆け足な本多しの気がするのは気のせい?たまには沖縄から説明している本をみたいなぁと思うのはあまりに天邪鬼すぎるのだろーか(笑)

 まぁともかくこの手の本は己の地元だけでもヘヘェーな世界なので取り合えず読んでみたら?だし…統計のデータが出ていてこれまたヘヘェーな話満載だし、例えば北海道の離婚率は高く、水商売に抵抗感のない女性が多いそな…ススキノよ永遠なれか?とか、男は女より優れているか?に、はいと答えた人が全国一位が石川県だそーで…二位が福井とゆーところ北陸って…

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2011年4月21日 (木)

青の中の青の青?

ルリボシカミキリの青  福岡伸一  文芸春秋

 何の本かというと、生物学者のエッセイかなぁ?または博士の日常とか(笑)週間連載のエッセイだったらしいので、一つの項目に3-4ページ位なので軽いし、読みやすいと思います。何とゆーか、日々の疑問から、科学者の目線とか、堅苦しくなく続いている感じかなぁ?表題は著者の中の原点かもしれないし、これを聞いてああ、あれとすぐ同定できる人は分かるし、また知らない人にも著者の思いいれが伝わってくるよな(笑)自分ひとりの輝ける星みたいなノリとも言おうか?人生を決める分岐点というか、唯一絶対に等しいそれかも(笑)青という色はキリスト教的には高貴な色に、今だとブルージーンズ的なありふれた色になっているけど、本書によるとローマ・ギリシャ時代は蛮族の色だったそな…色に歴史ありですねぇ…

 まぁそんな豆知識満載でして、インフルエンザや風邪のウィルスも元は人間のゲノムの一部だったとか…何かの拍子に細胞から飛び出して今再びの帰還ってか(笑)そして免疫との戦いが(笑)免疫といえば花粉症の話も出てきますが、減感作療法(舌下錠)方式って若くないと効き目があまりないらしい…しかも保険がきかない…結局、花粉症は一生の友達状態か(笑)今年のハカセは乗り越えることができたのか?アレルギーの辛さって藁にも縋りたい気持ちはよく分かる…

 豆知識としては、ボストンの島事情もアメリカ的かなぁ?コッド岬の向こうにある二つの島、一つはナンタケット島、も一つはマーサズ・ヴィンヤード島…ちなみに去年の夏休みにマーザス・ヴィンヤード島でオバマが夏休みをとった島だそな…一方ナンタケット島は昔捕鯨基地があったそーで白鯨にも出てくるとか…で、共和党の島なんだとか…先のオバマの夏休みでお分かりの通りマーザス・ヴィンヤード島の方は民主党の島、クリントンは毎年やってくるし、ケネディ一族の別荘もあると…まぁ政治家の住み分けはともかく、こちらハーバード大の教授もよく行くらしく、どちらの島に向かうかでその人がどちらの党のシンパか分かってしまうとゆー話…多分、ボストンセレブもそんなもんなんだろーなぁ…世界が常に二分しているとは恐るべしアメリカ魂なのか(笑)おちおち観光にも行けねぇってか(笑)

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2011年4月18日 (月)

君よ知るや西の国々(笑)

小林秀雄 美と出会う旅  白州信哉・編  新潮社

 タイトルで全てが分かってしまうとゆーか、職なのか?趣味なのか?微妙かなぁ?まぁ外遊も次の仕事の構想の為なら仕事なのか(笑)戦後日本人なら知らない人が多分いない、小林秀雄なんですが、氏の業績についてはそれこそ星の数ほどありましょーなので、今更それを説明するまでもないと…で、本書は何かとゆーと、その小林の美との接点集かなぁ?前半1/3は1952年にヨーロッパ美術館巡りをした話で、その後に氏の洋物での美術が、後半の1/5はこれまた日本の美術で、更に1/4位骨董趣味があって、後は氏の好みがでています。桜が好きだったとか、湯布院が好きだったとか、自宅とか、食の風景とか(笑)全体的に氏へのオマージュとゆーノリかなぁ?

 多分、本書は美と旅がメインなので写真が多いです。戦後の話なのでモノクロも多いし、レトロな感じですが(笑)勿論、絵もたくさん掲載されていまして、何とゆーか美術のパワーを感じます。時間さえ、超えてあるんだなぁとゆー実感というか(笑)

 個人的には氏の文章というと固いイメージだったんですけど、欧州から家族に宛てた手紙なんかを読んでいると自然体の柔らかさが出ていてびっくりしました。何とゆーか、幸福感がある文なんですよ~特にイタリアでの話しは傑作だと思います。「毎日、イタリヤではウドンを食っている。オランダチーズを削って、トマトケチャップにひき肉を入れて煮たのと一緒にウドンのうでたてにかける。バターもいれる。お母さんにしてもらいなさい」と娘に書いているのだ~多分今でいうミートソーススパゲッティ、もしくはボローニャ風のパスタか?パスタは当時の日本人には饂飩に見えたのだなぁとちょっと時代を感じてしまうが(笑)

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2011年4月17日 (日)

ものごとはつねにさいをうんでいる?

Psgkuro クロワッサン  Premier Saint-Germain  \168

 名前で分かるちゃーそーなのかな?なあのサンジェルマンのちょっとスペサルなお店らしい?ローソンとナチュラルローソンの違いみたいなもんだろか?とトーシロは思う?イマイチ違いが分かっていないので、そのうちサンジェルマンにも行こうと思う春でございました(笑)

 で、いつものよーに46番目の朝食のクロワッサンを求めて三千里企画続行中なんですが、一見したとこはちょっと大きいかな?とゆーイメージ、ポールさんとこよりは小さいけどそれでも細長いとはいえ存在感のある大きさかな?

Psgkutohallfただ、半分にしてみたら、中がスカーッと綺麗に空洞(笑)これまた今までのクロワッサンの中で一番大きな穴かもしらん(笑)どちらかというと、サクサクパリパリ系なんですが、そんなに尖がっている系ではないので老若男女人を問わないパンかなぁ?見た目ほどバタ臭くもないし…お味も濃い感じではないけど何かを挟む系ほど淡白でもないとゆーか?こー普通においしい系かなぁ?

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2011年4月16日 (土)

おかをこーえーいこーよっ?

首都圏マイカー利用でらくらく山歩き  中田真二  学習研究社

 本というよりは雑誌に近い形態かなぁ?何とゆーか別冊みたいなノリの(笑)そーゆー訳で判型も大きめA4サイズ位なので写真も大きめで分かり易い感じかなぁ?一応見開き二ページで一つの山を紹介しているのが基本形みたいで、そこへのアクセスや駐車場、コンビニ、歩くコースや簡単な地図、写真にデータとそこ見れば即山に行ける雰囲気満載~ただ、お山が初心者用と中級者用が多いんですけど、トーシロから見るとやはりそれはハッキリ登山なんですよねぇ…ハイキングとかピクニックの軽いノリではないよーな…取り合えずスニーカーではなくて登山靴で登る山みたいです…

 まっ本書のコピーが高速道からのアクセスと登山口がわかる地図つきとか、車で登山口までいける、らくらく楽しめる首都圏・日帰り圏の103座の詳細ルートガイドでしょか?この数は多いのか少ないのか全然ピンとこない山音痴なんですけど、やはり日本ってば山の国だったのねぇ(笑)高原をドライブして山の登る、ついでに帰りに温泉よって一っ風呂浴びる…日本人の正しいレジャーの過ごし方だと思います(笑)

 温泉的に気になったのが日の出山(八王子IC)の項に掲載されている三ツ沢つるつる温泉…素晴らしいネーミングだ(笑)温泉もいいけど山の清水もねと思っていたら、最近は山のお水も環境面からそのまま飲まない方がいいとこも出てきたみたいです…まっでも節刀ヶ岳(河口湖IC)のとこにある命の泉の水はボトルにつめて帰ってコーヒー淹れたらいーじゃない~な水らしい…尾瀬沼(沼田IC)の岩清水も有名とか…後景色の写真を見る分には高川山(大月IC)と瑞牆山(韮崎IC)がインパクトあったかなぁ…

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2011年4月15日 (金)

やまとごころ?または島国帝国のフォルクスガイスト?

武士道  新渡戸稲造・著 飯島正久・訳・解説  築地書館

 副題が日本人の魂…日本人なら多分知らない人はいない名著武士道の完訳本です。原題はBUSHIDO、更にTHE SOUL of JAPANとつくとゆー(笑)日本人が書いたのに何故か本書は英語で書かれているのは何故かと言えば、これは日本人向けというより、外国人向けの本だからとゆーその辺の件が本書の冒頭に出てきます。かの有名なド・ラヴレー氏との会話ですね…主旨は日本では宗教教育をしないってホント?宗教教育無しにどーして道徳教育するの?と…これへの返答が本書の根幹となり、それはつまり武士道があるからだよ、ワトソン君の世界が以下17章に渡って展開されます~

 まぁ取り合えず読んだ事がない人には騙されたと思って読んでみたらとお薦めしときます。武士道という新渡戸本文のとこだけでも、何とゆーか強烈なインパクトがありまするるるるぅ(笑)読後の一番最初の感想は、品のいいと公平な文章だなぁでしょーか?細かく見ていくには本書は訳者が各章にそれぞれ解説していらっさるのでそちらを参照にするもよしの世界か?ただ、新渡戸もクリスチャンでしたが、訳者もクリスチャン…なので例えがキリスト教的(本人的には聖書的というべきか?)がやや多しの傾向かなぁと?でも、かなり公平あれなのでその辺のバランス感覚は二人とも絶妙と見るべきかも?ちなみに新渡戸はクエーカー派のクリスチャン。クエーカー派は絶対的平和主義、非戦非暴力を信条にしている人達なんだそーな…キリスト教もいろいろあるわと、例えば本文で新渡戸は「アングロサクソン人が奇矯やら幻想やらを持ち込んで、創始者であるイエスの至純と愛とを覆い隠してしまったものがアメリカ的キリスト教であり、イギリス的キリスト教なのです」(@第16章)と言い切る辺り新渡戸君も容赦ないです…

 とにかく、本書は引用されている文章だけでも物凄い知識量…新渡戸が如何に国際人であったか伺えると思いまする…しかも、更に日本人でもあったとゆー…この凄さは一口で言うのは難しかも?デケェーと見上げるしかないよーな(笑)

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2011年4月13日 (水)

異国の香りがする和菓子?

Aizuaoifukuroかすてあん  会津葵  \400

 何の御菓子と言うと、和菓子なんだろなぁな、カステラの中にこし餡がはいっているとゆー…この手の御菓子は種類が多くて、例えばたいやきなんかも広義でみれば似た範疇に入るのではないかと思う…ただ、こちらのかすてあんの場合、生地がカテスラ状なんだけど、一番の違いはそのキメの細かさにあるよーな…スポンジ生地に気泡がないみたいなふかふかさ~また一般のカステラは重い感じがするけど、こちらはどこまでも軽い感じ、カステラというよりもスポンジの方が近い感覚かなぁ?ただ、あくまでも生地はしっとりとしておりまする~

Aizuk1naka 表面には、会津藩、藩公の文庫印、会津秘府の文様入りなんだとか…店名からもお分かりの通り、会津(福島)の御菓子。餡子菓子はまぁ全国どこでもあるだろーけど、何故に会津でカステラとなると、隠れキリシタン大名の蒲生氏郷と、会津人参貿易を一手に握っていた豪商の足立仁十郎にあるとか、彼らによって南蛮文化が会津にも入ったとな、カステラもねの世界か(笑)ちなみに餡入りカステラ菓子の創案が1962年に認められて科学技術庁から創意工夫功労賞を受賞したとか…取り合えず半世紀近い歴史ありって事なんだろか?

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2011年4月12日 (火)

あるこーあるこー(笑)

森林観察ガイド  写真・文 渡辺一夫  築地書館

 頭書きに森のふしぎを知るとあって、更に副題に驚きと発見の関東近郊10コースとあって、更にコピーに、もっと面白く、もっと深く、森を歩くことができる!森林インストラクターならではの豊富なウンチクと情報をコンパクトにまとめました。樹種の見分け方のミニ図鑑も収録。などなど他にもあるんだけど、よーするに森林を歩く時のガイドブックとゆーノリかなぁ?ハイキングのお供にどーぞ的な?判型もB6位なので持ち運びにも大丈夫な大きさかなぁ?掲載されている10コースも江ノ島、高麗山、神奈川県立高根森林公園、高尾山、大山、丹沢山、三頭山、大菩薩嶺、金峰山、富士山といったラインナップで東京からのまさに行楽地といった感じかなぁ?取り合えず日帰りコースみたいな(笑)

 で、本書はそのコース一つ一つの行き方が書いてあるのは勿論なんですが、着いてからの道順で出会える木々についてこと細かく掲載されています。ちなみに日本の山って、常緑広葉樹林と落葉広葉樹林と常緑針葉樹林と高山植生があったんですねぇ?恥ずかしながら、全然知らなかったのでまずこの木の違いでビックリって、どーよ…緑に見えるのはみんな木だぁーとゆーノリで生きてきたので、タブノキとかスダジイなんて初めて聞きました…知らない木の名前がいっぱいでその辺りで既にクラクラきてます…だいたい、どこもすみ分けがきちんとできていて、この林(森、山、谷、尾根)ならこの樹林みたいに区別がつくよーで、これまた葉っぱをみれば何の木か見分けがつくらしいのですが、巻末の葉っぱの図を見ても、うーん…山歩き奥が深い…

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2011年4月11日 (月)

そこに本があるからだ?

成功する読書日記  鹿島茂  文芸春秋

 何の本かというと、タイトル通りなのかなぁ?著者による読書日記ってそのままじゃん(笑)仏文の教授による読書って何読んでいるのかなぁとゆーか、どーゆー読み方をしているのかなぁとか、うーん、わりと乱読?で、その前に本書は読書日記のつけ方を伝授してくらさるのだ(笑)でで、結論、とにかく読め、書くのも日時と題名と著者名だけでもオッケー、無理はするなと…まぁ最初から評論というか、論文のよーな記録をつけていたら、それだけで一日が終わりそーだしねぇ…しかも著者は読書は量だとゆー自論を展開してらっしゃって、何事もある程度こなさないと見えないものがあるとゆー事でしょーか?だから、読めが先で、ある日振り返ったら、おおっとゆー事に、そのおおっとの証拠が読書日記になるんでしょかねぇ?

 本書は本当に色んなジャンルの本が出てきて驚きです。大学の先生だから難い本ばかりかと思っていたらマンガも出てくる(笑)ただ、有り勝ちといえば文系の先生なので理系の本が殆ど出てこないとこかなぁ?また、本書でこれまたおろろいたとこは、読書日記の日記的なとこで結構あちこちに旅に出ていらっさる事が分かるんですけど(だから車中の読書とか、ホテルでの読書もある/笑)この旅行が何とパックツアー多しで、しかも格安ツアーなんですよっ奥さん(誰?)この手の文化人の方って、旅は一人で、しかも全て自分で手配して、五つ星ホテルなんかに宿泊しているイメージがあったんですけど(笑)よく、ツアーで行くなんて本当の旅ではないみたいな紀行文が出ているじゃあーりませんか(笑)うーん、大学教授でも格安パック旅行に行くんだ、と目から鱗でございました…しかも結構馴染んでいらっさるのが凄い…

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2011年4月10日 (日)

熱と渇きより歓声と拍手と口笛と…

メキシコの青い空  山本浩  新潮社

 サブタイトルが実況席のサッカー20年でして、何とゆーかタイトル通りの本です(笑)メキシコW杯(アジア地区予選含)から06年のドイツW杯の決勝まで著者が解説した(もしくは拘わった)試合を当時の実況のコメント(解説?おたけび?悲鳴?)を交えて淡々と振り返る感じかなぁ?今となっては昔話のメキシコW杯予選日本対韓国(国立)での試合から、本書は始まります。知る人は知る日本がかつてW杯に一番近付いた日ですね…引き分けでも行ける、負ける…そのパターンはかのドーハの悲劇で繰返される訳ですが(笑)

 日本代表だけでなく、かのマラドーナの神の手ゴールや五人(六人?)抜きのメキシコW杯のイングランド戦も出てきます。そして日本人としては忘れていけないだろうナビスコ杯決勝のフリューゲルス対エスパルスの戦いも…W杯だけでなく、五輪やアジア杯etc.もあって著者が昨今の日本サッカー史の生き証人だという事が分かる感じ(笑)

 熱い話なんですけど、淡々としているというか、その頃の状況が知っている人には鮮やかに蘇る感じですねぇ…勝ったり、負けたり、進んだり、後退したり、そんな中に世界も日本のサッカーもあるんだなぁと…たかがボール一個の蹴り合いのはずなのに、ドラマドラマでございます(笑)

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2011年4月 9日 (土)

じゃぱねすく?じゃぱねすく(笑)

生の科学、死の哲学 養老孟司対談集  養老孟司  清流出版社

 程よくばらけた対談集になるんでしょーか?著者については今更なんですが、その対談相手のジャンルが見事にバラバラで話ている内容も全方位外交のノリか(笑)夢枕氏とは釣りの話となり「この魚が、こういうふうにチチっと揺れて釣れるのがいいんだ」ってそれはどーゆーの(笑)釣りは量ではなくて質みたいです、ただ釣るならカーボン性の竿の方がいいのに竹竿使うみたいな(笑)佐原氏とはもののけ姫の話が出てきて氏曰く「出てくるものが、これは奈良、今度は室町、次は弥生、これはだれの絵を元にして描いたとか」と作品鑑賞の前に職業意識から離れられないみたいです(笑)考古学者って…中村氏とは農薬散布の話が出てきて、日本で農薬の消費量が減ってきたから在庫の農薬をODA援助として発展途上国に送ったとかで「かつて、アメリカがDDTでやったことですね。在庫を使い切るまでは売るという会社の方針のもとに」って因果は巡るって事てしょか…東海林氏とは都市社会では自然が排斥されるから女性が蔑視されるとされて、更に身体に関した職業者は賤民になるそーで、今でもイギリスでは外科医はミスターで、内科医はドクターだとか…とするとワトソン博士もミスターなのか?安野氏とは知について、わかりやすいとわかったは似て非なるものであり、「いまの若い人は少し頭のいい子になると、説明してもらえばわかると思い込んでいる。説明されてわかるのはほんの一部です」…

 今にありがちなヒトの話では香山氏の「いま芸術系大学の学生と接していて感じるのは、例えば卒業制作にどんなことをするのかと聞くと、「ビデオのモニターを積み上げて、こうこう…」とか言う。私の世代から見ると「悪いけど、それ、ナム・ジュン・パイクがすでにやったと思うのだけど」なのですが、「そんなの知りませんよ。俺が考えたのです」と怒り出したのです」で、更に「精神病理学の学会に行っても、15年前にあったのと同じような症例報告があったり、過去の文献を検索すればすぐにわかるようなことなのに、あたかも自分が発見したかのような発表をしている。偉い先生がそれを指摘すると「それがどうした」みたいな態度で、どう評価したらよいのか、こちらがわからなくなる」コピーじゃないんですよ、リメイクですってか(笑)

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2011年4月 7日 (木)

小説の読み方教えます?

テクストから遠く離れて  加藤典洋  講談社

 何の本かというと文芸評論の本かなぁ?何か?マークもっとつけたい位、個人的にはよく分からんとゆーのが実感…読後一番先に思った事は文学部に行かなくて良かったでして…文章に対してこーゆー分析を毎日しているとすると、確実に落ちこぼれ決定のよーな気がするぅぅぅぅ(泣)ついていけません…とゆー訳で本来ならちんぷんかんぷんで途中で挫折しているはずなんですが、何故か文は読みやすいんですよ…分からないなりに気がつけば何とか最後まで読んでいました…ただし、内容について聞かれても何も分かりません…

 ソシュールとか言語学的なところから始まって、どーも比較検討しているらしいんですけど、言葉の差異についてが曖昧な人間には何に差別化しているのか?はぁ?な世界…また業界言葉に慣れていないので一々躓くのも情けない限り、例えば普遍性への企投り姿勢とか…

 出てくる小説は知らない人がいない位有名どこばかりでして、大江健三郎とか、カミュとか、ロラン・バルトとか、村上春樹とか、ミッシェル・フーコーとか、三島由紀夫とか…興味のある方は本書へどぞ…

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2011年4月 6日 (水)

動く道?走る道?

プロが教える新幹線のすべてがわかる本  佐藤芳彦  ナツメ社

 枕詞が、つくり方からしくみまでと史上最強カラー図解でして、新幹線は新幹線の本なんですけど、今までの新幹線本からしたら、よりマテリアルな、工学系の本かなぁ?まず、モノありきみたいな?写真というか、図が豊富で一目で分かるよーにしているとこもトーシロには有り難いよな?ターゲット層は小学生の男の子向きかなぁ?図鑑と専門書の間みたいなノリなので…取り合えず新幹線というとJR東海と東日本のどちらかに傾き勝ちなんですけど、こちらは比較的満遍なく出ている方かなぁ?まぁ後半の働くおじさんシリーズみたいな、運転士や車掌やパーサー、清掃スタッフに指令所員、スジ屋に検査員など皆東海からみたいだけど(笑)

 今だと噂のE5系か、800系なんでしょーかねぇ?どちらも延伸の新機種搭載みたいなノリですが、東日本にしても九州にしても悲願のになるのかなぁ?運転席の比較はまぁともかく、座席の比較はちょっと酷な気が(笑)東海と他のJRでは望むところが違うよな(笑)写真的には工場の画像が迫力あるかなぁ?新幹線の組み立て現場って…人と比べると相当大きい事が…それが右に左に宙つりで動いているとしたら、近くで見たらすごかろぉ(笑)

 個人的には小牧研究施設が面白そうに見えましたが(笑)技術的な先読みというかパイロットなんでしょかねぇ?次世代機となるとリニアな気もしますが、その先は?それともあくまでレールとしての新幹線の先なのか?戦略施設か戦術施設か気になるなぁ(笑)

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2011年4月 5日 (火)

米国人と中国人?

木を見る西洋人森を見る東洋人  リチャード・E・ニスベット  ダイヤモンド社

 サブタイトルが思考の違いはいかにして生まれるかでして、何の本かというと社会心理学の本なんだと思います。事の始まりは著者の無知の知(笑)、とある中国人学生に出会うまでの著者の思考基準は「私はそれまで一度も人間の思考の普遍性について疑ったことがなかった。ヒューム、ロック、ミルといった経験主義哲学者から現代の認知科学者にいたる西洋の研究者たちの考え方にならって、すべての人間は同じように知覚し、同じように論理的に考えると信じてきたのだ」と…ふふふ、とっても平等ってか(笑)

 ところが思考の習慣は訓練次第で変える事が出来るじゃんと気付いた時(統計学の研修を受けた後のモノの見方とか見え方の変化とか)から、俄かに疑いがもくもくと(笑)「大人になってからでさえ、訓練によって思考様式が変わることがあるのだから、まして、生まれたときからそれぞれの文化に固有の思考様式を教え込まれれば、結果的に、思考の習慣に大きな文化差が生じたとも不思議はない」に至ったと…で、哲学、歴史、文化人類学をおべんきょしたらそーゆー事例がゴロゴロしていると知り…「心理学者が思考の普遍性を前提にしてきたのに対して、それ以外の多くの学問分野の研究者は、西洋人と東アジア人が長年にわたって非常に異なる思考体系を維持してきたと考えた」とな…で、西洋人はものごとは分類すりゃ分かるじゃん、世の中論理規則で成り立ってんだよだとすると、東洋人は世の中そんなに単純な訳ないだろ、全体をみんかい全体をとなるみたいです(笑)で、この違いについて著者は、「これらの主張が革命的な意味をもっていると感じた。もし彼らが正しければ、認知科学者は間違っていたことになる」とこれまた気付いちまっただぁーですか…著者はとっても正直者でそれによって更に研究を進めた結果が本書なんでしょーけど、東洋の隅っこにいるトーシロからみたら何を今更感が…それにしてもアメリカの知性って(笑)

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2011年4月 4日 (月)

公園と庭園の違いって?

とっておきの英国庭園  桐原春子  千草書房

 とっておきとあると何とゆーか、秘密の花園のイメージがなくもないが(笑)本書にはイギリスのというよりイングランドの34の庭園が掲載されています。判型はA5と写真集としては小さめなんですけど、著者の短めのエッセイにはーへーほーとなりつつ、その倍はあろーという写真が秀逸です、うん、まさに英国庭園そのものですね、どこを写しても美しい…絵になる風景がこんなにあるとゆーだけで大英帝国の底力を見る思いが…しかも、たいてい庭ってプライベートスペースで一般に知られる事は少なしのイメージがこれまたあるんだけど、イギリスの庭はナショナルトラストが保存している庭や公共の所有やら、ホテルに付随しているのから、こー庭の持ち主でなくても見れる機会があるのが凄いなぁ…ついでに言うなら個人所有の庭でも年に何回かは開放しているとこ多しだし…こーゆー公共性はイギリスならではかも?

 まぁイギリスにはRHSがあるから、そこが所有する総本山的お庭がウィズリー・ガーデン…園芸家にとっては聖地なんだとか…大きさも日比谷公園六っつ分、温室だって900坪、どんだけぇーの世界か?これを見ずして英国の庭は語れまい(笑)そのRHSが主催する欧州最大のフラワーショーが開催されるのがパンプトン・コート・パレスだそーで、元ヘンリー八世の宮殿だったとこだそな…60エーカーの敷地にはチューダー、バロック、ヴィクトリア様式入り混じり凄い事になっているらしい…ロンドン郊外にあるみたいだからこれは旅行者にも行きやすいとゆー事か?

 他に代表的お庭とゆーと風景式庭園の元祖(?)的なローシャム・ハウス&ガーデンかなぁ?造園家のウィリアム・ケントが設計した庭と言った方が分かりがいいかも?他にも英国一美しいと言われるシシングハースト・カースル・ガーデンとか、忘れていけない王立キュー植物園とか、世界遺産だし、イギリスの植物に対する本気度が如実に表れている気がするのは気のせいか(笑)

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2011年4月 3日 (日)

我思う、故にエンジンあり?

エンジンのロマン  鈴木孝  三樹書房

 うーん、何の本かとゆーと、エンジンの本です、で終わりそうーなんですが、著者はエンジンの設計士というか、開発マンというかなので、まさにエンジン道の本かなぁ?ある種、おたくによるおたくのためのおたくな本とゆー気がしないでもないんですが、何つーか、もー突き抜けて清清しい雰囲気です(笑)日本と言わず、世界のエンジン史を言っている感じかなぁ?一つ一つの章は短めなんですけど、中身は濃いとゆーか、その道のプロじゃないと分からないとゆーか、ええ、これまた全然意味不明なんですけどそれでも最後までスラスラ読めた本なんですよ…平易な文もあるんですけど、こー情熱が、淡々としているのに引き込まれるとゆーか(笑)ハードカバーで500頁超あるんですけど、何か気がついたら読破していたみたいな(笑)

 エンジンと一口に言いますが、事の起こりは勿論産業革命なんでしょーけど、エンジンの発想の始まりは何とあのベルサイユ宮殿、の庭(笑)何がと言えば、水遣りがでしょーか?人力でやる分には物凄い労力な訳です、たかが水汲み、されど水汲みです…で、これの動力どーにかならんかのー?とゆー望みがエンジンに繋がったと…でこの方がベルサイユの水役人、オランダの物理学者のクリスチャン・ホイヘンスなんだとか…17世紀後半のお話でございます(笑)そして、それから蒸気機関に進んでかのジェームス・ワットに繋がるそな…更にこの蒸気機関を自動車に初めて利用しよーとしたのがクニョーで、飛行機の方はクレマン・アデーだそな…

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2011年4月 2日 (土)

そばのそば?

ザ・職人 シリーズ第一弾 そば打ち職人  ビクター

 何とゆーか、これがCDとゆーのがうーん…えーとそば打ちの手順が淡々と語られているとゆーか、黙々と作業されているとゆーか、音だけしかないので本当想像するしかないんですけど、映像がないだけに何か何か逆に気になるんですよ(笑)また、この職人の方の語りがこーぼつぼつとした感じなのに、これが打ちに入ると物凄くリズミカル…リズム感って、その人の本業に出るものなのか?淀みがないのがトーシロにもよく分かる…ただ笑っちゃうんだけど、傍からみたらこんなにこだわりの職人なのに、そばとは原料第一、元がよくなくっちゃ旨くない…よーするにそばは俺じゃないよ、そば自身だよと言ってしまうところが…

 えーと、アリス的にはそばは結構食べているよな?朱色で駅そば食べてたし、ABCだったか家で食べていたよーな?アリスがそば打ちするかどーか?はともかく、婆ちゃんならするのかなぁとか?で、自慢のにしんそばが北白川で出たりして?

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