« 誰もが探検家になれる時? | トップページ | 人はせいぜい地球の一部(笑) »

2011年4月26日 (火)

だれが嘘をついているか(笑)

小説を読みながら考えた  養老孟司  双葉社

 何の本かというと読書日記みたいなノリかなぁ?一応、小説推理に連載されていたので、主に推理小説を紹介というか、感想というかのエッセイだと思われるんだけど、話はどこまでも脱線(?)していって気がつけば、ファンタジーの感想の方が多くね?の世界だったりする(笑)ついでに言えば、その感想もどこまでも突き抜けて時事放談に近いよーな?それとも近況報告か(笑)文体は軽いのでそれこそ一気に読めてしまうんですけど、言っている事はラジカルなよな(笑)

 まぁ本書については帯のコピーが一番正しいかも?「ファンタジーを読んでホリエモンを考える。ディック・フランシスを読んで都市化を憂える。クライム・ノベルからアメリカ社会を読み解き、そして倫理について考える。村上春樹はファンタジーだ。などなど、ボヤキも交えた養老節炸裂の痛快エッセイ集」まぁ、そんなもんです(笑)

 取り合えず騙されたと思って読めな本ですが(笑)なるほろなぁの話が満載(笑)例えば、文体について「一般論として、英米人はものごとを具体的に見る傾向が強い。英国哲学が経験主義であることを考えても分かるであろう。このあたりがいわゆる文化的なもの、つまり伝統か、言語的なものか、あるいは教育か、すべて関わっているのか、ときどき考える」とかあって、日本のお話との違いについて考えるとか(笑)論文なんかも「イギリスの科学論文がエッセイだとすれば、アメリカの論文は電報である。どちらもしかし、自然という現物に対して忠実である」そーなんだぁ(笑)

 アリス的には、推理小説というだけでチョイスしなければの世界ですか(笑)ちなみに本日はアリスの誕生日とゆー事になっているらしいのですが、毎年アリスに近いものを選択せねばと思いつつ、何かずれている気がしないでもない今日この頃…何はともあれ、アリスおめでとう!永遠の34才に乾杯ですね(笑)

 さて、本書を読んでアリスならどーゆー本を上げるかなぁとゆーのが素朴な疑問でした。昨今推理小説も範囲広いですし…ミステリとなるとダヴィンチコードみたいなのも入るのかなぁ?アリス的に狭めると本格ミステリになるんだろーけど、スパイ物やら陰謀物やら探偵ものから歴史物とか際限ないよーな(笑)

 著者は「振り返ってみると、虫のあいだに人生が挟まっている。そういう感じである。そのまたあいだに推理小説が挟まっているから、どんどん人生が減ってしまう。寝ることも食うことも、虫と小説の合間にやらなければならない。だから忙しい」とあって、アリスも似たもんかなぁ?虫のかわりがフィールドワークなんでしょね、きっと(笑)

 本書的にミステリを一番に言及しているとこは「推理小説を読んで、殺しはいけないというのも、妙なものである」の件でしょーかねぇ(笑)何故というなら「本当に殺すより、ヴァーチュアルに殺す」となる訳で、戦争もリアルよりヴァーチュアルで行けと、人「それを進歩という」だそーです(笑)

 でもって准教授的なとこは煙草の問題のとこ~ちょっと長いですが「タバコの害をいう人は、証拠になる論文が山のようにあるという。そういう意見を聞くと、私はすぐに、その研究費を出したのはだれだと聞きたくなる。アメリカの学者なんて、研究費が出ない仕事なんか、鼻にもひっかけないからである。それならタバコの害について研究しろと、背後で動いている金持ちがいるはずである。それで出てきたレポートの矛盾は、ほとんどの人が指摘しない。なぜならそんなことをしている暇があったら、もっと有益な仕事をしようと思うのが、まともな科学者だからである。私だって、そんなバカな検証をする気はない。逆に、タバコのみのほうが寿命が長いなんて統計は、簡単に作れると思う。そもそも元気な人でなきゃ、タバコなんて吸わないからである。隠れた政治的目的に使われる研究なんか、問題にする必要はない」うーん、もしかして准教授は長生きさんになるのかな(笑)

 目次参照  目次 未分類

|

« 誰もが探検家になれる時? | トップページ | 人はせいぜい地球の一部(笑) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

未分類」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: だれが嘘をついているか(笑):

« 誰もが探検家になれる時? | トップページ | 人はせいぜい地球の一部(笑) »