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2011年4月18日 (月)

君よ知るや西の国々(笑)

小林秀雄 美と出会う旅  白州信哉・編  新潮社

 タイトルで全てが分かってしまうとゆーか、職なのか?趣味なのか?微妙かなぁ?まぁ外遊も次の仕事の構想の為なら仕事なのか(笑)戦後日本人なら知らない人が多分いない、小林秀雄なんですが、氏の業績についてはそれこそ星の数ほどありましょーなので、今更それを説明するまでもないと…で、本書は何かとゆーと、その小林の美との接点集かなぁ?前半1/3は1952年にヨーロッパ美術館巡りをした話で、その後に氏の洋物での美術が、後半の1/5はこれまた日本の美術で、更に1/4位骨董趣味があって、後は氏の好みがでています。桜が好きだったとか、湯布院が好きだったとか、自宅とか、食の風景とか(笑)全体的に氏へのオマージュとゆーノリかなぁ?

 多分、本書は美と旅がメインなので写真が多いです。戦後の話なのでモノクロも多いし、レトロな感じですが(笑)勿論、絵もたくさん掲載されていまして、何とゆーか美術のパワーを感じます。時間さえ、超えてあるんだなぁとゆー実感というか(笑)

 個人的には氏の文章というと固いイメージだったんですけど、欧州から家族に宛てた手紙なんかを読んでいると自然体の柔らかさが出ていてびっくりしました。何とゆーか、幸福感がある文なんですよ~特にイタリアでの話しは傑作だと思います。「毎日、イタリヤではウドンを食っている。オランダチーズを削って、トマトケチャップにひき肉を入れて煮たのと一緒にウドンのうでたてにかける。バターもいれる。お母さんにしてもらいなさい」と娘に書いているのだ~多分今でいうミートソーススパゲッティ、もしくはボローニャ風のパスタか?パスタは当時の日本人には饂飩に見えたのだなぁとちょっと時代を感じてしまうが(笑)

 アリス的に小林秀雄…アリスの雑学データベース以上にジャンルは違えど同じ文士としては大先輩にあたるのかなぁ?後はヒデオつながりですか(笑)まぁ文筆家としてアリスが本書で一番納得するのは、初の洋行に出るにあたって氏が一番喜んだ事が、半年間締め切りから逃れられるだったらしい(笑)笑っていいのか、切実すぎるのか、うーん(笑)

 ヨーロッパで美術を多分20世紀初頭まで眺めているはずなんですけど、ピカソはあってもシュールレアリズム辺りはないよーな?本書に取り上げている画家もゴッホ、レンブランド、モネ、セザンヌ、ルノアール、ドガ、ゴーガン、ピカソといった有名どこが多いかなぁ?ドラクロアとかコローとかミレー、ゴヤなんかも出てくるんですけど、氏のお気にはセザンヌとルオーだったみたい…

 日本画や骨董のとこもエピソード多しでアレなんですけど、アリス的に何か重なるとしたら、氏の桜趣味のとこかなぁ?氏は名木を七分咲きの頃に訪れたそーな。何となくアリスも出かけていそーな気が勝手にしているんですよねぇ~何かアリスの場合は夜桜が好きそーだけど(笑)

 目次参照  目次-美術

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