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2011年4月21日 (木)

青の中の青の青?

ルリボシカミキリの青  福岡伸一  文芸春秋

 何の本かというと、生物学者のエッセイかなぁ?または博士の日常とか(笑)週間連載のエッセイだったらしいので、一つの項目に3-4ページ位なので軽いし、読みやすいと思います。何とゆーか、日々の疑問から、科学者の目線とか、堅苦しくなく続いている感じかなぁ?表題は著者の中の原点かもしれないし、これを聞いてああ、あれとすぐ同定できる人は分かるし、また知らない人にも著者の思いいれが伝わってくるよな(笑)自分ひとりの輝ける星みたいなノリとも言おうか?人生を決める分岐点というか、唯一絶対に等しいそれかも(笑)青という色はキリスト教的には高貴な色に、今だとブルージーンズ的なありふれた色になっているけど、本書によるとローマ・ギリシャ時代は蛮族の色だったそな…色に歴史ありですねぇ…

 まぁそんな豆知識満載でして、インフルエンザや風邪のウィルスも元は人間のゲノムの一部だったとか…何かの拍子に細胞から飛び出して今再びの帰還ってか(笑)そして免疫との戦いが(笑)免疫といえば花粉症の話も出てきますが、減感作療法(舌下錠)方式って若くないと効き目があまりないらしい…しかも保険がきかない…結局、花粉症は一生の友達状態か(笑)今年のハカセは乗り越えることができたのか?アレルギーの辛さって藁にも縋りたい気持ちはよく分かる…

 豆知識としては、ボストンの島事情もアメリカ的かなぁ?コッド岬の向こうにある二つの島、一つはナンタケット島、も一つはマーサズ・ヴィンヤード島…ちなみに去年の夏休みにマーザス・ヴィンヤード島でオバマが夏休みをとった島だそな…一方ナンタケット島は昔捕鯨基地があったそーで白鯨にも出てくるとか…で、共和党の島なんだとか…先のオバマの夏休みでお分かりの通りマーザス・ヴィンヤード島の方は民主党の島、クリントンは毎年やってくるし、ケネディ一族の別荘もあると…まぁ政治家の住み分けはともかく、こちらハーバード大の教授もよく行くらしく、どちらの島に向かうかでその人がどちらの党のシンパか分かってしまうとゆー話…多分、ボストンセレブもそんなもんなんだろーなぁ…世界が常に二分しているとは恐るべしアメリカ魂なのか(笑)おちおち観光にも行けねぇってか(笑)

 アリス的には、うーん大学教授の書いたエッセイというとこで准教授と被ってくれないかなぁ?尤も、准教授がパンピーの為にエッセイ書くタイプにはとても見えないけど(笑)ただ、蒐集癖のとこはアリスに被りそーかなぁ?男の子って何故か、何かを集めずにいられないと(笑)昆虫採集だったり、コインだったり、切手だったり、カードだったり、必ず幼少のみぎりに何か一つははまっているよな(笑)著者にしてみると、それは昆虫みたいだけど…標本の話や飼育の話なんかはきっと頷く青年男子かなりいると思うけど(笑)この件はシガコンのとこの話が一番おろろきました(笑)シガコンとは何ぞやとゆーと、志賀昆虫普及社の事。ネーミングだけで女性は回れ右をしてしまいそーだけど、こちら昆虫少年(大人も?)の聖地といっていいとこでして、昆虫採集の事ならこちらへドゾな会社なのだ…そんな奇特なもとい素敵な会社が渋谷の宮益坂と青山通りとゆーオッサレーなとこにあったとは知りませんでした…ちなみに最近引っ越して戸越銀座に転居したみたいだけど、ちゃんとこーゆーお店は残っていくとこが日本だよなぁ…まさに文化を見たとゆー…

 また本書は教育についても再三言及していて、特に教育の不可能性については教師の無力感がヒシヒシと感じられるかなぁ…「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」というのはけだし名言ではなかろぉか…学ぶって事は相互作用だから先生だけでも生徒だけでも成立しないとこが辛いとこだよなぁ…これにまた能力や相性やタイミングが重なる訳で、日本の教育の明日はどっちだ…

 ちょっと憂鬱なトーンついでに著者的には最大の憂鬱か(笑)の確定申告のとこは、他から見ると笑わせてくらはいました…アリスもこーやってもんもんとしているのだろか?何がというと、「物書きの原稿料や印税は「変動所得」というものに分類される」んだそな…で、この変動所得とは何だ?とゆーと「漁猟やのりの採取による所得、はまちやまだい、ひらめ、かき、うなぎ、ほたて貝、真珠、真珠貝の養殖による所得、印税や原稿料、作曲料などによる所得によります」って、印税って漁師と一緒だったんだねぇ…でもって何故かこんぶとわかめの水産植物の採取による所得やえび、こい、ますなどの養殖による所得は入らないんだそな…この違いは何故ぇーとトーシロはふと思うが、違いが分からないからトーシロなのか…更に累進課税と平均課税の話も出てきて、そーだ税理士にお願いしよーになるんですけど、アリスはいったいどーしているのか?夕陽丘で呻吟してそー(笑)

 後アリス的といえば、蛍のとこでこの発行物質の色素化合物がルシェリンという名だとは、ちなみに酸化する酵素の方はルシェラーゼとゆーそーな…このルシェリンあのルシファーからきてるそーな、名づけた人はロマンチックな方だったのか(笑)他にも蛍の明滅がウェーブ状にならず、完全に同調して明滅するとこなんかも今だ謎らしい…やるな蛍(笑)

 電子書籍リーダーのスクロールにデジタルとアナログというか、ジェネレーションなのか、感性なのかの違いについての考察も興味深かったのですが、感覚的に納得したのが、昔の本の中の憧れの情景と現実の差を目にした時の落胆(笑)「紙コップで飲むコーヒーの香りのなさ、こくのなさに驚愕した。ドーナツの甘さ、その甘さの単調なまでの強力さに辟易した。ダイナーのウェイトレスの絶望的なまでの無愛想ぶりに打ちのめされた」何かアメリカの情景って本やドラマより現実が素晴らしスってか(笑)これは航空機にも言えるけど(笑)

 そして本書的に一番というと「生命が誕生したとき、そこにはメスだけがいた」と、で「その場しのぎの急造品として無理矢理作り出されたことが男の弱さの原点にある、寿命が短く、病気やストレスに弱い」とな…女嫌いの准教授のご意見は如何に如何に(笑)

 目次参照  目次 理系

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