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2011年4月10日 (日)

熱と渇きより歓声と拍手と口笛と…

メキシコの青い空  山本浩  新潮社

 サブタイトルが実況席のサッカー20年でして、何とゆーかタイトル通りの本です(笑)メキシコW杯(アジア地区予選含)から06年のドイツW杯の決勝まで著者が解説した(もしくは拘わった)試合を当時の実況のコメント(解説?おたけび?悲鳴?)を交えて淡々と振り返る感じかなぁ?今となっては昔話のメキシコW杯予選日本対韓国(国立)での試合から、本書は始まります。知る人は知る日本がかつてW杯に一番近付いた日ですね…引き分けでも行ける、負ける…そのパターンはかのドーハの悲劇で繰返される訳ですが(笑)

 日本代表だけでなく、かのマラドーナの神の手ゴールや五人(六人?)抜きのメキシコW杯のイングランド戦も出てきます。そして日本人としては忘れていけないだろうナビスコ杯決勝のフリューゲルス対エスパルスの戦いも…W杯だけでなく、五輪やアジア杯etc.もあって著者が昨今の日本サッカー史の生き証人だという事が分かる感じ(笑)

 熱い話なんですけど、淡々としているというか、その頃の状況が知っている人には鮮やかに蘇る感じですねぇ…勝ったり、負けたり、進んだり、後退したり、そんな中に世界も日本のサッカーもあるんだなぁと…たかがボール一個の蹴り合いのはずなのに、ドラマドラマでございます(笑)

 アリス的にはサッカーってあんまり関係ないので、これまた毎度おなじみのウルフ先生に縋るとか…イングランドは地味にカウンターパンチをうけている感じかなぁ?メキシコW杯はマラドーナの大会でしたけど、あの神の手も五人抜きもイングランド戦でしたし、それにその前振りが両国の間には横たわっていたし…イタリアW杯でもイングランドはサポ問題から予選はサルディーニャ島で缶詰となってしまったのに、その後はイタリア中をもー移動につぐ移動…運があるのか?ないのか?移動の大きさって結構響くと思うんだよね…そーゆーイタリアもアメリカW杯では移動に泣いた組だけど…

 本書的には人知れず実況アナウンサーも大変だなぁとゆーとこでしょーか(笑)現場ではトラブルはつきものですし、そして試合はまってくれないし、更に試合で何が起こるかわからないし、その最たるものがドイツW杯決勝のフランス対イタリアのジダンの退場かもなぁ…未だ真実は闇の中ですが、あのままピッチにジダンがいればと夢見たのはフランス人だけじゃないだろーし…まぁそれはあの時マラドーナが、クライフが、ベッケンバウアーがと幾らでも続けられそーだけど(笑)

 日本的にああと思ったのはアルフレッド・メレル氏(仏、ユース年代指導者)かなぁ「決定力などという言葉は私にはない。ゴールを決められないのは、技術がないだけのことだ」いやはや全くごもっとも…

 目次参照  目次-その他

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