« イギリス的な?あまりにもイギリス的な(笑) | トップページ | シータ、シータ、シータ? »

2011年5月 3日 (火)

狭い日本なのにでっかいどー?

読むだけですっきりわかる日本地理  後藤武士  宝島社

 何の本かというと日本の都道府県を地方別に解説している本かなぁ?タイトル通り地理なので、その地域の地形や気候は勿論の事、経済や交通、観光、歴史と下手なガイド本よりずっとフラットで分かり易いかな、と…ショッピングなんかの個別の店情報なんかはないけど、もしどこかに行く機会があったのなら、こちらを目に通しておいた方が現地では話が早いかも?とはいえ、一冊で日本全国ですから本当にエッセンスとうノリだけど、知っていると知らないでは随分違うんではないか?と…ターゲット的には小学生の高学年辺りかなぁとゆー雰囲気だけど、悪名高きゆとり教育で一番わりをくったのは実は地理らしい…受験に関係ないと切られる辺り生物と似た環境なんだろか(笑)これから巻き返しあるのかなぁ?旅行は好きだがどこにあるか知らないって話にならないよーな気がするのも、これまた気のせい?

 てな訳で全書的に豆知識満載かなぁ?それは日本にも及んでいて、小さい小さいと思っていた日本の国土は世界では60番目(約200ヶ国中)だったとか…まぁ大きいとは言えないがそれなりの大きさはあったのかもなぁと(笑)で国内をちまちまと見るとジャガイモの作付け面積一番はそりゃ北海道だけど、二番目は何と長崎だったとか…蕎麦は信州が一番かと思っていたら生産量一位は北海道だし、空港が二桁あるのも北海道と沖縄だそーで遠距離ほど飛行機が出張っているのが分かるし、米どころといえば新潟だけど東北という一括りで見れば東北地方で日本の米の1/4以上作っているとか、日本のリンゴの半分以上は青森産とか、山形のサクランボはシェア7割に近いとか、東北自動車道沿いに半導体工場があるので東北自動車道の別名がシリコンロードと言うとか、首都圏(南関東)に日本の人口の1/3以上が住んでいるとか、千葉は農業産出額で全国三位とか、TDLのオリエンタルランドの筆頭株主は京成電鉄だとか、2004年から成田国際空港が正式名称になったとか(新東京国際空港はなくなったのね…)、中部地方の区分はむつかし(笑)とか、信濃川は長野では千曲川と呼ばれているとか、富士川は地元ではふじがわではなくふじかわと呼ばれているとか、諏訪湖のほとりには日本最大の間欠泉があるとか、マツタケ生産量一位って長野だとか、日本第一位の工業地帯は中京工業地帯だとか、戦時によく出てくる大本営って実は広島で開かれていたのだとか、八重山諸島や宮古島諸島を先島諸島と呼ぶ事があるけどこれは地元民は言わないとか、宮崎の鉄道は全線単線とか…日本もいろいろってか(笑)

 アリス的には、関西をあげなくて何を上げるの世界だけど、実はこの関西という呼び名も元はあまり使われない言葉だったそーで、畿内が元々らしいのだ…畿内の畿も近畿の畿も同じ畿なんですけど、この畿って都って意味だそーで天皇が住む都とその近隣とゆー意味だとか…関東とか、陸奥とかは(みちのくを道の奥と表現するまでもなく)辺境の意味合いがあったそな…そーゆー視点からすると関東から見た言葉となる関西はとゆー…上方と呼びんしゃいってか(笑)

 大阪の平野は大阪平野というんだとか、淀川も京都では宇治川、大津では瀬田川、名前は県によって変わるのは当たり前ってか、でもって意外なのか和歌山以外は農業はイマイチらしいし漁業も海に面してはいるけれど15000トン以上の水揚げ高を持つ港って三重の奈屋浦漁港だけだそな…三重を東海に区分したら関西の漁業って…何か和歌山魚もガンガン獲っているイメージだったけど?違ったのか?

 工業はというと戦前は阪神工業地帯は日本一、東洋のマンチェスターと呼ばれていたそーな…大阪南部の堺-泉大津-泉佐野は堺泉北臨海工業地帯を形成しているそーで、堺は石油化学コンビナート、泉大津、泉佐野は繊維産業、大阪内陸部の淀川付近は電気機器、池田には車(ダイハツ)で、京都となると任天堂と京セラになるらしい…また京都ならではとゆーか伝統工業も盛んで、経産大臣から伝統工芸品指定を受けると伝統証紙の使用が許されるって、どんだけぇ(笑)

 観光というと関西は世界遺産の登録場所を見るだけでもいっぱいなんですけど、著者的お薦めの地が甲子園って…アリスが泣いて喜びそー(笑)

 さて、本書的にはいろいろと考えされられるとこ多しなんですが、漁業についても日本って縄文時代からのノウハウ(獲るだけでなく、種類や調理法などトータルで)あるんですよねぇ…水産物に関しては世界最先端だとな…

 後は個人的には明治村のところで驚きました。あれって国が保護しているのではなくて名鉄が運営しているんですかっ?凄いっ凄すぎるぞっ名鉄っ!昨今の鉄道会社なんて儲かることしかしないというか、文化的な事や地元の村落マル無視のとこが殆どなのに、日本の企業の良心を久々に見たとゆーか、恐れ入りました…

 目次参照  目次 国内  目次 文系

|

« イギリス的な?あまりにもイギリス的な(笑) | トップページ | シータ、シータ、シータ? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

国内」カテゴリの記事

文系」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 狭い日本なのにでっかいどー?:

« イギリス的な?あまりにもイギリス的な(笑) | トップページ | シータ、シータ、シータ? »