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2011年5月14日 (土)

歴史を知らぬ指導者は、サロンでの発言にまったく価値がない…

ニッポン合衆国 不思議の国ニッポンvol.14  ポール・ボネ  角川書店

 何を今更の古い本なのであるが、今読んでも何とゆーか、ああ日本なのは昔も今も変わりなし(笑)なのか…ええと本書は日本在住のフランス人実業家が日本についてのエッセイをまとめたものかなぁ?日常のふとした疑問から、カルチャーショックから、グローバルスタンダードから、縦横無尽ってか(笑)一刀両断、快刀乱麻なのかもしれない(笑)この手の外人さんのエッセイはそれこそいろいろあってなの世界だけど、何とゆーか、本書はパリのエスプリ臭がそこはかとなく漂っておりまするぅまぁ一読して一番に分かる事はフランス人の書いた文だなぁでしょーか(笑)

 初っ端は日本人と英語についてがあって、英語が出来る出来ないを仏人の目から見た評価が凄い…ちなみに米人は欧州では「アメリカ人ほど現地語を学習しない国民はいない」になるそーな…ネイティブって…言葉についてもラテン系とアングロサクソン系では違うけど、日本語や中国語の違い程じゃないと…「イギリス人がフランス語をしゃべったりするのは"技術"である。しかし、フランス人やイギリス人が、中国語や日本語をしゃべるのは"学問"である」でもって技術や技能と学問は違うと…「語学という"学問"に偏重するのは極めて危険なことである」うーむ、言葉のスタンスは難しかなぁ?

 メディアについても辛口で某事故でたくさんの方が亡くなった事件のあった時に、あのFENでさえ番組を中断して弔意を示したのに、日本国内のTVもラジオも自粛した話は聞かなかったって…でもって更に別の項で「この国では、国会議員の最も面倒な仕事のひとつは、選挙民の子弟の就職斡旋だとうわさされている。先の大事故を起こした半官半民の航空会社などは国会議員の紹介のない若手社員を探すほうが難しいといわれている」なるほろと思ってしまうところが日本人ってか(笑)

 アリス的にはこーゆーちょっとスパイシーなエッセイってアリスが好きそーな気が勝手にしているんですが?どだろ?その槍玉に上がっているのはメディア系が多いかなぁ?「マス・メディアには、自覚があろうとなかろうと、啓蒙という役割があるはすである。その役割を自ら放棄することは大衆を愚弄することである。日本のような一流の国家で、マス・メディアだけが三流というのは不思議なことである」と手厳しい(笑)他には欧米ではクオリティ・ペーハーにはまずスポーツ欄はないよ(あるいとしても小さい)とか…「読者もすでによくご存知のように、朝日新聞の論調というのは、まことにユニークといえばユニーク、反核、反体制、反米を基調としているから、海外の同胞にユニークな編集方針を伝えたいという気持ちは分からぬではない」とか(笑)

 これは国に対しても同じであって、例えばアメリカについても「アメリカという国が、ときとして犯すあやまちは、アメリカンデモクラシーが世界で最も優れたものであり、どの国もその優れたシステムを学ぶべきだと考えることである。その際、相手国特有の国内事情や風俗習慣などに配慮するということがない」とか…他にも各国めった切り(笑)

 ちなみに日本については「東京で退屈する人間はもう人間じゃない」(@サイデンステッカー)の言からいろいろありますが…在日外国人的には「私は日本の国技であるスモウの社会に、ただ図体が大きいというだけのガイジンが次々と登場してくるのにはあまり賛成ではない。日本の方々にとっては意外だろうが、日本通の在日外国人の間では圧倒的にその意見が強い」んだそー…それにしてもフランスの方ってスモウファン多い気がするのは気のせいなんだろか??

 目次参照  目次 国内

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