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2011年5月 2日 (月)

イギリス的な?あまりにもイギリス的な(笑)

イギリスの田園彩景  クリストファー・マックーイ  銀河出版

 枕詞が、僕の素敵なカントリーライフでして、どーゆー本かというとイギリス人のフリーライターの方の南イングランド(ケント県)での日常記というか、四季と暮らしぶりというか、男の道楽というか、庶民の生活というか、そーゆーノリかなぁ?著者は生粋の地元っ子みたいなのですが、そこで生まれ育ったのは本当としても大学進学から少し離れていたよー?経歴を見ると、日本の大学で英語の先生をしていたらしく、米経由で帰国した模様、その際妻子も共に故郷に帰ったと、で、その奥さんが日本人という構成…挿絵もボタニカルな感じで、ちょっと絵本みたいな本ですが(絵柄はいわさきちひろ系をもっとバタ臭くした感じかな/笑)

 ケントというと、どーも唇のねじれた男(@ホームズ)のイメージしかないんですけど、イギリス的には温暖で風光明媚、しかもドーバー一歩手前みたいな立地なので昔から人の出入りというか、歴史の出入りが激しかった模様…日本的に言うと福岡とか、長崎のよーな感じなのかなぁと勝手に推測(笑)

 取り合えず、イギリス的な日常が偲ばれるよーな?例えば、春告げ鳥は日本なら鶯、デンマークならミヤコドリだけど、英国ならカッコウだとか「ハイドパークでカッコウの鳴き声、ロンドンは春をむかえた」というのが常套句らしい(笑)エルダー・ツリーは魔除けの木らしく、ちなみにケント県ではユダの木と呼ばれているとか…九月になると道端に野生のマッシュルームがザカザカはえているとか…クリスマスの楽しみはパントマイムだとか?どーも日本でいうお祭りの神楽みたいなノリらしく、殆ど村人が舞台に上がるらしい…でもパントマイムなのに「台詞もえらく下手で」って喋るのか?

 アリス的にいくとこれは英国庭園か困った時はこの人、ウルフ先生なのか(笑)まぁ本書はイギリスのカントリーライフそのものみたいだが(笑)ちなみに本書で一番おろろいたのは、著者は生まれ育った家に今住んでいるんだけど、これが何と親から買った家なのである…チェーダー朝に建てられたという築500年のシロモノ…グレードリステッドでグレード2の物件…いわゆる歴史的建造物なので改築・増築基準が許可がないと出来ないシロモノ(笑)まぁともかく、これを古い家は年寄りには住み辛いから買い取ってくれんかのーと聞いてくる親におろろいたんです…イギリスの遺産分与って、親子の中でも仁義なしなんですねぇ…

 さて、イギリスというと紅茶でこれなくして朝は来ない気がするんですが、平均一人一日に3.5杯飲んでいるそーな(年間1277杯、ちなみにNZでは889杯、豪で642杯、米で154杯だとか…)とは言え今時ソーサー&カップで飲む人は殆どいず、皆さんマグカップだそーで、しかもティーパック…大英帝国は遠くになりにけりなのかと思いきや、湾岸戦争の時に戦車部隊が電気湯沸しポットを常備していて砂漠の中だろーがお茶の時間は順守していたそーな…何かもーWWⅡの砂漠でパスタのイタリア軍を笑えないよーな…これが欧州基準なのか(笑)

 本書はとってもイギリスちっくなんですが、その中でも狩猟のとこが日本人的には一番インパクトあるかなぁ…冬になるとイギリスの新聞各紙は「チャールズ王子が何百羽の雉を撃ち落したとか、ウィリアム王子が早くも猟をはじめた」とか掲載されるのが普通らしい…りょうというと、漁を思い浮かべる日本人的感覚からすると、猟って?ええっ?雉って日本の国鳥じゃね?なんて驚いている場合ではないのか(笑)これはセレブだけでなく庶民の楽しみでもあるらしく、著者は地元の狩猟クラブに入って一冬を過ごすらしい…で、獲物ってそんなにいるのかと思いきや、何と夏の内に雛を300羽買い取って育て、冬に放す(とゆーか、ほっとおく?)で、春まで生き延びた番の卵を業者で孵化してもらって育ててもらって、また夏に雛を買い取り…自作自演じゃね?以前に自分(クラブ?)で育てた雉を撃てる感覚って…これまた日本人的には想像がつかないんですが?イギリス人、根っからの狩猟民族なのはよく分かった(笑)その他にもウサギ狩り(鳶とか鼬を使う)とかわりとポピュラーみたいです…ちなみにイギリスではウサギはどーも害獣扱いらしく、これまたあるあるみたい…ピーターラビットの話って本当だったんてすねぇ…今も続いているとは思わなかったよん…

 他にもイギリス的な話でくまのプーさん散策とか、パブの話とか、忘れちゃいけないイギリス料理とか(笑)イギリス話たくさん出てくるんですけど、これまた日本人的には一番想像のつきにくいイギリス的なものとして、ナロウ・ボートの旅を上げときます。所謂一つの川下りというか、運河の旅?ボートを借り切って川旅に出るとゆーのは非常に優雅そうに見えるけど、水門が手動らしく、これまた無人みたいなので乗って来た本人達が開閉するしかないので水門係りと船の舵取りと最低二人いないと出来ない旅だそー(笑)スピードもあまり出してはいけないみたいだし、でもまぁアリスなら行ってそーだよね(笑)

 目次参照  目次 国外

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