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2011年5月16日 (月)

現象のサムライ、実体のオバサン(笑)

日本人の正体  養老孟司 テリー伊藤  宝島社

 何の本かというと対談本なんですが、お題は多分日本(と日本人)かと?世の中嘆く事が多いご時世ですが、そんなに嘆くばかりじゃないよ、確かに最近おかしいけどのノリかなぁ?まぁ根底にあるのはポジティブ…よくあるコップにジュースが半分あったとしたら、もう半分しかないととるか、まだ半分あるととるか…なら後者よりかなぁ(笑)ちなみにトップというのは明るい人で見える人が向いているそーな。そーゆー人だと下が働き易いんだとか。下から間違いを指摘できる環境って…そんな器の日本のトップってどこぉ(笑)

 まずは価値観の変移から生産とは何ぞやで田んぼ一つ作れないインテリとはとなり、結局は「汗水たらすヤツはバカだ。頭使って人よりいい情報をつかんで、おいしい人生を送ったヤツが勝ちだ」なのかと(笑)男女平等についても、平時に男って役に立つのから、就職問題でも「テレビ局の採用状況を見て下さいよ。NHKにしろ民法にしろ、どこもアンフェアな採用をしてますよ。マスコミの試験なんだから、言葉の能力を問う試験をしているわけでしょ。大学で教えている者の経験で言えば、言葉中心の試験をしたら、まちがいなくトップ以下ズラリと女の子が占めるはずです。言葉の能力においては、男と女には雲泥の差があるからね。にもかかわらず、テレビ局が採用するのは、圧倒的に男性でしょ。とくに管理職になるとほとんどが男です。ということは、採るときにバイアスをかけているに違いない。つまり、男が有利になるように採っているわけ。これは社会的な差別なんだから、大峰山や土俵なんかよりも大問題のはずでしょう」うーむ、これは新手のマクベスか(笑)

 アリス的に被るところというと、准教授の女嫌いのとこに掠るかもしれないかもで、生物学的現象を社会学でなんとかしようとしても無理なとこかなぁ(笑)同種と同じは違うんですと…いじめ問題なんかにも触れていて「東京なんか、人間が安いじゃない。いくらでもいるから。ちょっとイヤなヤツがいると、皆でいびり出すようなところがあるでしょ。結局イジメってのはそれなんだよ」って犯罪と社学にも通じるものがあるんでしょーか…

 アリスの職業柄、言葉は切っても切れない関係だと思うんですけど、言葉の定着性かなぁ?人は変わる、言葉は変わらないという件は養老氏が繰り返し述べている事だなぁと、大切な事なので二度言いましたみたいな(笑)後はクリエイターとしての独創性も本当に独創的な事を考えたら誰も理解できないとか(笑)

 それにしてもアメリカに何かあったのか?本書では米に対する言及が多いです(笑)言葉によって自分を縛りつける忠実さがないとか、米社会はもうそんなに長く持たないとか、米の個人当たりの消費エネルギーは世界一とか、米人は真っ赤な嘘をつくとか、自国に対して認識が甘いとか、単純な連中だとか、自分が正しいから相手をやっつけていいとか、正しいんだから放っといてもオレの言う通りになるはずだとか、アメリカ国民1億人(下層40%)の年収の総額よりもビル・ゲイツ一人分の年収の方が上とか、自国が強く負ける事はないというわりに被害者意識が強いとか、イラクの日本大使館員殺害事件の疑惑とか、共同体に帰属しない個人主義の果てがビル・ゲイツとか、万事ゲーム性が高いとか…あるある…で結局「とんでもない貧富の差があって、リスクも大きくて、それでも自分の大儲けのチャンスに賭けたいというなら、どうぞアメリカへ。あなたと私との間には、できるだけ差がある社会のほうがいいっていう人はね」何かM上某とかH江某とかゆー方々を思い浮かべてしまったりして…

 さすが存在感半端ねぇなのか、米(笑)ちなみに他国については植民地のとこで英がちょこっと出ているのと後は中国で「中国政府が、外国で中国人が犯した犯罪に対して保証金なんか払ったら、中国はとうの昔に財政破綻だよ」位でしょーか…

 辛口一献のノリかなぁ?で肝心の自国、日本についてはこれも色々出ているんですけど「日本の大人という言葉は、精神的にはそれを引き継いでいるはずなんだ。その大人の代表というのは、世の中の酸いも甘いも一応わかっていて、あいつに任せておけば、なんとかうまくやってくれるって周りも認めるまともな人のことなんだよね。ところが、いま、国の要職にある人たちが、そういう仕事をしているかと言ったら、そうじゃないでしょ。そもそも偉い人には後ろめたさがないし、偉い人を持ちあげているほうにも後ろめたさがない。それがいまの日本社会の最大の問題なんです」に尽きるかなぁ?取り合えず名言目白押しですのでまずは本書を読んでくらはい~

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