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2011年7月15日 (金)

世界最強(笑)

どや!大阪のおばちゃん学  前垣和義  草思社

 何かタイトルで全てが分かった気にさせられる日本の最先端なのか?はたまたカラパゴスなのか?それが問題かも?の大阪のおばちゃんについての考察本かな(笑)全体的に大阪(関西?)テイストなので、おばちゃんよいしょ本というか、応援本かな?多分、本書の読者層を関西圏を意識したものだろぉなぁとゆーのが正直な感想…まぁ大阪のおばちゃんのイメージとしては、良く言えば大胆、転じて図々しい…で、「周りのことなどおかまいなし。我が道を行く。列を乱す。わずかなすき間であったとしても無理矢理座る。しかし、快活で親しみやすい。おせっかいだが、親切だ。愛想がよい。口は悪く、言葉は荒くても、愛情がある。うどんのだしのように温かく、味わい深い。よく働く。そして笑う」のだそー…おおむねそーゆー視点に立脚しての大阪のおばちゃん学なんですね(笑)

 大阪人(女?)の特徴として、反骨精神が旺盛だとか。「お上(役所)にもタテをつく。ありあまるエネルギーは、日本など小さい、小さいと世界を相手に挑戦状をたたきつけたりする」だそーで、まぁ葉隠れの世界ではないですよね(笑)「同じ関西人でも、京都人は「損しても勝ちたい」と勝ちを優先する。しかし、大阪人は「負けても得したい」と「得」が勝るのだ」そーで、関西人の辞書に損という文字はないって事でしょか?また、大阪人はケチではなくて始末してるのだそーでこのケチと始末の違いが分からないと話にならない(笑)ちなみに井原西鶴によると「始末とは「倹約を旨とし始めを終わりを合わせること」だとな…なのでフリマや中古車販売って大阪発祥らしい…捨てないで回すのか?

 また、都市の比較対照に不況になると名古屋と大阪が注目を集めるそーだけど、「名古屋が「石橋を補強する堅実さ」であるのに対し、大阪は「アイディア勝負」」だそな…名古屋人が日本人の典型と言われるの対して大阪は日本の中のガイコク人と評される…生き方って真反対なのに逆境に強いとこが凄いのか(笑)

 でもって、大阪人はたこ好き、東京比で三倍たこ食べているとか…かやく(混ぜ)ご飯好きとか、ミックス系が好きというより混ぜたら危険ではなくて何が出来るんだろーとゆー好奇心が人一倍とゆー事らしい(笑)ちなみに大阪では日清のチキンラーメンが売れ、東京では明星チャルメラが売れたと…新しい、便利、ラクというか手が掛からないものの方が大阪向きらしいとな…

 関東からみると名詞の後につく、ちゃんやさんの語尾の違いが不明だったんだけど、飴ちゃんとかちゃんがつくのが関西(大阪)の特色で、オとサンがつくのが京都からきた御所言葉なんだそー、一例としてはおあげさんとか、おいなりさんとか…言葉のルーツってあるんですねぇ…ちなみに本書は江戸言葉にべらんめぇとか上げているけど(対して大阪は「そうでおまんな」と上げている/笑)、これ職人言葉だと昔、浅草のご隠居様が言ってたよーな?元々の東京弁はとても丁寧な言葉なんだとか?だから普通の下町人はてやんでぇとかべらんめぇとかは使わないとか?聞いた覚えが?記憶違いかなぁ?

 アリス的に大阪のおばちゃん…アリスママか(笑)いずこの国(地域)も皆それぞれに違うにしても大阪は存在感が半端ねぇーっだからなぁ(笑)本書はいろいろ大阪の話が出てくるのですが、大阪は吹田市と高槻市が淀川で、堺市と岸和田市が大和川で分断されているそーな?河内のみが地続きだけど、それはそれでまた違うと…でもって大阪はキタとミナミに分かれて評されるそーで、「キタはビジネスの街で、ミナミは商売の街」となるそな?ちなみにアリスの天王寺はミナミに入るらしい…タニマチとかアリスの夕陽丘はどーゆー立ち位置になるのか?部外者には今一つアレだなぁ(笑)

 アリス的と言えば、落語話も出てきて「奉公人を雇っておくのは経費がかかると全員を追い出す主人の噺がある。さらに、奥さんも離縁し、最後には自分の存在もムダと生命を断つ」なんて凄い落語もあるらしい…オチが今時は笑えないよな?まぁケチを笑った話なんだろーけど、ケチを合理化とかリストラとか入れたら…

 えーと、化粧について東がスキンケア重視であるのに対して、西はメークに比重がかかっているそーな…これって江戸にまで遡ってどーも大阪マダムは歌舞伎役者の化粧を模倣る、流行るのノリだったらしい「大阪の女性は厚化粧で、江戸では素肌美人の薄化粧を好む」とこの当時から言われてとゆーから、筋金入りか(笑)よーするに昔っからカラフルなのが好きとゆー事かもで、色にこだわると(笑)ちなみに、日本ペイント、関西ペイント、サクラクレパスって大阪のメーカーだったんですねぇ…それにしてもアリスが朱色じゃないけど、結構色にこだわっているのはそーゆー訳だったのか?

 さて、東京へのこだわりは昔からつきないよーで「江戸時代の小咄に、「江戸という美男子」が全国をくどいて回るというものがある。各地は「江戸」の誘いにのるが、二つの街だけが首を振らなかった。どこか。京都と大阪である」とな(笑)アリスの舞台が京都と大阪とゆーのは何気に意味深なのかのか(笑)

 さてさて、そーゆーいろぽい話なら現代の大阪のおばちゃんにかかるとどーなるかとゆーと、クリントン元大統領とのテレビ討論会での関西の会場での一コマ、カメラの前で「「夫人と奥さんにどのように謝りはったんかお聞きしたいんです。私やったら許さへんわと思うんですよ」誰もが聞きたいのはこれだ、と判断すれば、一人でも堂々とうって出る。度胸の良さは、鯨料理店の女将と同質のものである。このシーンは、アメリカのメディアでも紹介され、大阪のおばちゃんの存在感は世界に知れ渡った」…あらかじめ打ちあせたよーに当たり障りのない事に終始するマスコミのレボーダーなんか、大阪のおばちゃんにかかったら一瞬で一っ飛びってか(笑)

 目次参照  目次 大阪

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