« 健脚なんだろぉなぁ… | トップページ | 200年前から続いている? »

2011年7月 3日 (日)

責任は鉄がとる?

ブラックホールで死んでみる  ニール・ドグラース・タイソン  早川書房

 サブタイトルがタイソン博士の説き語り宇宙論でして、まぁいわゆる一つの科学エッセイかなぁ?著者の本職が天体物理学らしいので、専ら宇宙がお題です(笑)故に、かよーに物騒なタイトルがくる訳(笑)本書にもタイトル通りの章もありまして、それによるとブラックホールに突っ込んだら伸びてバラバラみたいです…原子までってどんだけぇーの世界か?

 お題がお題ですので硬い内容になりがちなんですけど、こー平易な文章で、しかも一つのテーマに対してエッセイですので短いから読みやすいと思われます。対象もパンピー向けだし、アメリカンらしくサーヒス精神旺盛だし、ついでにアメリカンジョークもあるあるしぃー(笑)毎回この手の科学エッセイで思うのは欧米のそれは上手く出来ているとゆーか、バランスが取れているなぁと~科学的でありながら、読み物としても面白いというか、成り立っているのってあまり見かけない気がするのは気のせい?国内のこの手のエッセイって、ない以前に真面目過ぎて硬い気が…まぁ日本の場合は学者先生がシロート向けに書くと嘘か眞か学界での評価が下がるみたいな話もあるみたいだしなぁ…

 本書については、取り合えず読んでみてみての世界かなぁ?一つ一つのエッセイは物凄く短文なのでどっから読んでも大丈夫なノリかもですので~難しい単語は出てきても笑いものにしてますし(笑)「物理科学の分野のなかで、もっとも滑稽な専門用語を使っているのは、素粒子物理学だとわたしは思う。「負ミューオンとミューオンニュートリノのあいだで中性ベクターボソンが交換される」などという表現が、ほかのどこで見られるだろう」と最初から笑い飛ばして論が進んでいくさまはいっそ天晴れでございます~

 アリス的に宇宙物理学とゆーと、何とゆーかジャバウォッキーの准教授でしょーかねぇ?もし何事もなく准教授が育っていたら、天文学者になっていた可能性高いと思われ?(他の可能性としては獣医かな?)まぁ夜空の星を眺める人生だったかも(笑)

 本書的に准教授と重なるとことゆーとこじつけ系かもだけど、アナレンマのとこかなぁ?えーと時計の示す時間と太陽時が一致するのって年に四日しかなくて、そのうちの一つが4月15日なんですよ(笑)(他は6/14、9/2、12/25)日時計つくって考えるとか(笑)

 後は朱色の火星の夕焼けですが、日中は火星ってピンクの空かと喧伝されていたよーな気がしていたんですけど、そんなに気にしなくてもいいみたいです…「じつのところ、1976年のバイキング一号のランダーが初めて地球に送ってきた画像は、元々青白い色だったのに、マスコミの期待に添うよう、意図的に深い赤色に着色されたのだった」…報道って…

 色ついでに宇宙の色ってなんかブラック無糖のイメージがこれまた勝手にしていたんですけど、宇宙のほんとうの色は明るいベージュだそな…宇宙のカフェ・ラテ、コズミック・ラテ色って…

 他にも色々と興味深い話が縦横無尽に出てきますので、是非是非っ多分にアメリカ的なとこもありますけど、それでも「西暦1054年、牡牛座の一つの恒星が突然、それまでより100万倍も明るく輝きはじめた。中国の天文学者たちがこれを記録している。中東の天文学者たちもこのこについて記している。現在アメリカ合衆国の南西部にあたる土地に住んでいたネイティブ・アメリカンたちは、これを表す図を岩に彫って残している。しかし、この星はとほうもなく明るくなり、何週間にもわたって昼間でも見えるほどであったのに、ヨーロッパのどこを探しても、誰もこのことを記録していないのである」とかあったりするんです(笑)さて、星の行方は?でもって次の科学の担い手はいずこに(笑)

 目次参照  目次 理系

|

« 健脚なんだろぉなぁ… | トップページ | 200年前から続いている? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

理系」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 責任は鉄がとる?:

« 健脚なんだろぉなぁ… | トップページ | 200年前から続いている? »