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2011年7月18日 (月)

タータンチェックの国だもの(笑)

図説スコットランド  佐藤猛郎・岩田託子・富田理恵 編著  河出書房新社

 タイトルに図説とあるのですが、本書に図はないよーな?ちょこっと地図があるからそれか?それとも写真が結構あるのでそれも含めるのか?取り合えず写真より文章の方が多いよ図説本なのかなぁ(笑)とにかく、一冊にスコットランドを全て入れてみましたみたいなノリなので多分紙幅が足りない(笑)かくして結構文あるのに急ぎ足のよーな感じはもったいないかなぁ?二兎追って玉砕した訳でないんだけど、詰め込んだ風の幕の内弁当のよーな気が(笑)

 何となくイギリスって一つの国かと思っていたら、地方色が強いというより連合王国だったのだなぁと改めて納得かなぁ?でもってエディンバラの項を読むとイングラントとの因縁はともかく、意外とフランスの影響を受けているよーな?とか、ツイードって名前の由来はロンドンの商人が勘違いして住所を名前にしてしまったからとか…キルトとタータンと、クランの関係とか…それで知らなかったのですけどキルト着用の時に前に小さなバックもどきを身につけるけど、あれスポーランというのですねェ…でもってそのスポーランには昼用、夜用、いつでも用の三つに分かれるとか…

 後面白いと思ったのはグレトナ・グリーン、場所の名前なんですけど何が有名って駆け落ちのメッカ…1754年にハードウィック婚姻法が施行されて結婚に対する親の権限が大きくなり、人によってはロミジュリ状態(笑)そんな貴方に朗報がスコットランドなら法の適用外だから簡単に結婚できるよとゆー事らしい…米で言うラスベガスみたいなものなのか?今でも人気スポットらしいとか(笑)他に場所的に有名どころではネス湖かなぁ?ちなみに「20年ほど前、日本から石原慎太郎がダイバーのチームを引き連れてこのモンスターの神秘を探ろうとここを訪れ、心あるスコットランド人の顰蹙を買った」そな(笑)心ある都民の皆様(笑)

 アリス的にスコットランド…うーん201号室の准教授がバーで飲んでいたスコッチとか?本書にもウィスキー街道の項があって、スペイサイドの蒸留所の話が出てきます。ここだけで51(スコットランドの蒸留所の約半分)のウィスキー蒸留所があるそーな…スペイ川下流域のエルギン周辺はブレンドウィスキーに原酒を提供しているだけだそーだけど、中流域にはダフタウン、グレン・フィディック蒸留所があり、グレン・リヴェット、クレイゲラーキーのマッカランとかあるそーな…愛好家なら名前だけでピンときてるんだろぉなぁ?

 他にアリス的というとコナン・ドイルかなぁ?エディンバラ出身だし(笑)その他にスコットランドのミステリー作家としてイアン・ランキンが出ています。英国推理作家協会のゴールドタガー賞とか、米国探偵作家クラブ賞の最優秀長編賞とか受賞してるそーですが、うーんアリスは当然読んでいるんだろぉなぁ(笑)

 後は意外と日本との交流もあって、スコットランド人の運動会(お祭り?)らしいハイランドゲームとか、これスコットランドだけでなく日本でも開催されているらしいんですけど?どこで?意外といえば日本との交流史で西洋から初めて正式に日本と接触した王様はスコットランドのジェームズ六世(イングランド的にはジェームズ一世)が1613年に貿易を申し入れた事が始まりなんだとか…かのペリーも実はスコットランド系らしい…明治の文明開化にはお雇い外国人がたくさんきたけどスコットランド人(系)の方は結構いらっさった模様…これまた日本人なら知らぬ人がいない長崎のクラバーもそーだとか…日本近代灯台の父リチャード・ブラントンとか、ヘンリー・ダイヤー(東工大初代校長)とか、これまた日本近代水道の父ウィリアム・バートンとか、枚挙にいとまがないかも?スコットランド人物史、これだけでも凄い事になりそーと思うのは気のせーか?

 目次参照  目次 国外

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