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2011年9月30日 (金)

エジソン、ダ・ヴィンチ、アインシュタイン?

プルーストとイカ  メアリアン・ウルフ  合同出版

 サブタイトルが読書は脳をどのように変えるのか?でして、著者はタフツ大エリオット・ピアソン小児発達学部教授、読字・言語研究センター所長で専門は認知神経科学、発達心理学、ディスレクシア研究とゆー事でお分かり頂けるかも?理系というか、医学系というか、脳なのか?子供なのか?うーん、それが問題だってか?

 世の中知らない事は本当に多くて、言語って言うのは読むと書くがセットになっているのが普通だと思っていたら、実は書き言葉というのは話し言葉とは歴史が全然違っていたんですねぇ…ちなみに世界には3000位の言語があって、その中で書き言葉があるのは78だそな…いかに書き言葉が後発か良く分かる…ついでにいうと書き言葉が普及したのはギリシャの時代…あのソクラテスの頃でございます…ちなみにソクラテスは書き言葉反対派…反対理由を簡単に言うと読み書きに頼ってしまうと頭で考えなくなるから…プラトンとソクラテスの差はどんなもん?ってとこでしょーか(笑)

 で、またこれも知らなかったのですが、この字を読むという行為は後発であるが故か、脳の中で新たに訓練して回路をつくっていた模様…一般にそれは意識しないで子供の頃に育っていくけど、中には読字障害というか、本書でいくとディスレクシアな子供(人)もいらっさると…米だと15%位の割合でいるとか…で、早期発見、早期治療というか、教育で人並みにクリアできると…で、本書はその専門家であり、ディスクレシアの子供を持つ母でありが、今のディスクレシアの現状を読字の歴史も振り返っての一般書かなぁ?

 表題の方々は実はディスクレシアの方々…読み書きが不自由でも、というかあるが故に天才的な方がいぱーいいらっさるよーです。他にも偉人賢人がいるのですが、どーも、右脳の働きが顕著というか?空間認識が凄い人が多いみたい~

 アリス的に読書ですが、これは切っても切れない関係がありそーだよなぁ?作家の伝記なんて「いつ、どんなものを読んだか、延々と論じておけば問題ない。ある意味、私たちを作り上げているのは、私たちが読んだものだから」(@ジョゼフ・エプスタイン)となると、アリスの読書日記なんて相当すごそーな気がするけど(笑)

 さて、本書は人が字を読むか?否か?で脳が違うという脳科学的なアプローチありの、ディスクレシアであるが故に社会的差別感を持ってしまうという社会問題的な側面もありの、字を獲得した人類の歴史ありの、そしてこれからの読み書きで脳は変わる(変わった?)としたら、今のネット(ググル的な?ゲーム的な?)に対応した脳はどーなるのか?とゆー提言というか?これからの課題みたいなのもありまして…いやはや非常に硬派な本なのですが、パンピー向けに平易に書かれているので読んで損のない本だと思いまする…特に子供に接する機会の多い方は必読かも?

 最後に今流行りの(?)バイリンガル(教育)ですが、脳的に見たら小学校なんて甘い3才前に始めんかいっの世界らしい…ちなみに三歳以前に接すればどちらもネイティブになれるそな(笑)ただし、5-7才までは読む準備期間で早期の読み書きはこれまたあまり宜しくない模様…更にこの期間に十分に読み聞かせを受けていないと、言語に対してストレスをうけるだけみたいなノリになると…どっかの国の小学校のバイリンガル授業はどーなってしまうんでしょーねぇ…

 本書によるとそれは膝の上にのっけての読み聞かせと夕食後の団欒となる訳だけど、今時毎日フォローできる親がどこまているのか?ただ、言葉の種類が豊かな環境とそうでない環境で育った子供の間では幼稚園に上がるまでに3200万語の開きが出来ており、それはその後の人生を左右してしまう開きなんだとか…たかが、読書、たかが、言葉と思っていると世の中そんなに甘くないみたいです、うーん、奥が深い…

 秋の夜長に読書する…まさに詳細は本書をドゾです(笑)

 目次参照  目次 生物

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