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2011年9月 8日 (木)

科学とは証拠に向かう態度?

統計という名のウソ  ジョエル・ベスト  白揚社

 サブタイトルが数学の正体、データのたくらみでして、何かとっても理数的な雰囲気をかもし出していますが、著者は社会学の教授…なので、どちらかと言うと統計アセスメントというか、リテラシーの方が近いかもなぁとゆー(笑)数式らしきものは殆ど出てきませんし、グラフも多少は掲載されていますが、図式に埋もれる程でもありません。むしろ、本書はそーゆー数字のデータをどう捉えるかとゆーのを具体例をあげて検証している感じかなぁ?ちなみに本書前作の統計はこうしてウソをつくの続巻らしいのですが、過分にも前作を拝読していないのでどこらへんまでが被っているのか不明…これはこれで独立して読めるけど(←当たり前か…)

 文系の方が書いた本なので数学的取っ付きにくさはなく、むしろ文章は平易で分かり易いです、しかも事例が(この場合は米国でのですが/笑)片っ端からあげられているので、データだけが(数字だけが)取り上げられて混乱とゆー事にはならないと(笑)まぁ人に何かを説得する(説明する)時にデータを(統計を?確率を?)提示するのは日常茶飯事なんですけど、ではそのデータがどれだけ正しいのか?または検討するに値するのか?を瞬時に見分ける能力を常に持っている人って、まさにどんだけぇーの世界でして、その問題点を次々とこれまた提示してくれている親切な本なんだろなぁ(笑)

 また、同じ数字を真反対に解釈する事も人には可能で、それはよく政治的に保守対リベラルで論陣張ってたりするとか、騙された方が悪いのか?はたまた自己責任って奴ですか?の前に理解力ってどこに基準があるんだろぉ(笑)取り合えず、読んでミソと薦めてみよー?リテラシーだよ、人生は(笑)

 アリス的にこれはもー社会学となれば准教授の出番でしょ(笑)まぁ、社学、データを扱わない訳はない訳で、准教授も統計的整合性についてはかなりのところ気を使うところだろーしなぁ?社会科学と数字(数学?統計?)は非常に不可思議な関係だよなぁと…自然科学ほど親密ではないけれど、それなくしてはありえないし、徹頭徹尾文系頭の人にはエセっぽく映るし(笑)まぁ、すっきりしないと(笑)

 統計とは何か?とゆーと、「統計はすべて社会行為の産物、社会学者が社会的構成と呼ぶ作用の産物だ。この点はあまりにも明白のように思えるかもしれないが、統計について考えるとき - とくに教えるとき - に忘れたり無視したりしがちだ」そーで、統計の定義一つでも己のスタンスによって変わる気が(笑)純粋数学的なものだとゆー人もいるだろーし(笑)

 また、データの信頼性もあるし、さらに間違ったデータも流布する可能性もありますねん…しかもそれを信じていらっさる人も勿論あると…本書はその他にも統計の不具合点を並列してますが、統計も道具に過ぎず、またそれが常に完璧だぁーとゆー訳にはいかないと、だとしたらどー折り合いをつけていくかとゆー、使い方と見方とゆーリテラシー教育が必要だと最後に説いていますが、これもまた現時点では難しいみたいです(米国基準ですが/笑)まず、それを誰が教えるのか?という、学問の縦割りですか?統計なら数学だろーって数学教師はまさに数的な事としか教えないから、(データの)社会的背景なんてそんなの関係ねぇーなんですよね(笑)また、教師は自分の専門分野の最先端を選択したいので、そんな基礎的な事に時間を割くことがガマンできないと…で、結局そのしわ寄せは情報弱者じゃないけど、統計弱者を放置して置く事になってしまうとな…応用があまりに幅を利かせている昨今、地味な基礎(ついでにお金にならない…)に目を向けてくれる良心的な教師はどこにいるんだぁー(笑)とゆー訳で詳細は本書をドゾ~

 目次参照  目次 文系

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