« この世のものはなべてオーストリア家のもの? | トップページ | 究極の総天然物(笑) »

2011年10月31日 (月)

ヒトとは二次就巣性の動物である…

解剖学講義 ネコのヒゲは脳である  養老孟司・島田雅彦  朝日出版社

 実は再版本で初版は1985年というから、えーと何時(笑)著者二人の対談集みたいなノリですが、解剖学講義と表題にあるよーにスタンスとしては、作家がドクターに弟子入りするというか、聞きに行ったら?らしいです(笑)科学というと日進月歩が早くて3年前の話など論外のイメージが勝手にあったのですけど、こちらはモノが解剖学なので、古いんだか?新しいんだか?これが本当の温故知新か(笑)今読んでもはーへーほーな古さを感じさせないとこが、この学問の凄いとこかも(笑)ただ、二人とも初対面なのか、人見知りなのか、手探りで恐る恐るな会話の雰囲気がある種初々しいです(笑)

 ちなみにこの時点でかのベストセラーのバカの壁について言及しているシーンがあります。よーは受け取り手がバカだったらどーするか?…伝達可能性って(笑)それでもってへぇーと思ったのが母国語で自然科学の講義が出来るところは殆どないそーな…アジアでいうなら日本以外でとなるとどこか?みたいな話も出ています。ちなみに解剖学に関しては中国も韓国も日本が造った解剖学用語を使用しているとか…杉田玄白は偉かったんですねぇ(笑)また言葉の違いについてもあって、欧米の言葉と日本語は違う、でもってどの位違って、違わないかの基準が未だにないって…

 アリス的には、島田氏がかつてはダリが好きだったと、で今はつまらない…非常に説明的な絵に過ぎないみたいな話をしているとこかなぁ?後は文学論的な流れかなぁ19世紀の物語であれば語り手と主人公とそれら全部俯瞰する作者がいるでオッケーだったけど、20世紀に入って作者はいなくなると、語り手と主人公と作者の間で明確な区別がなくなったのではないかととと…結果、読めない小説まで出てんじゃないの?みたいな(笑)

 ナボコフの話なんかも一つの作品論かなぁ?「自分の思い出という大事なものがある。思い出を一度言葉にしてしまったとたんに、あんなにぼくの心のなかで輝いていた思い出がみんな死んでしまって、輝きを一切失ってしまうのはなぜだろうか」辺りは作家的ジレンマなんでしょかねぇ?アリスなんか思い出ありまくりな気が(笑)

 目次参照  目次 生物

|

« この世のものはなべてオーストリア家のもの? | トップページ | 究極の総天然物(笑) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

生物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヒトとは二次就巣性の動物である…:

« この世のものはなべてオーストリア家のもの? | トップページ | 究極の総天然物(笑) »