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2011年10月 4日 (火)

今、そこにある危機?

激変する核エネルギー環境  池田清彦  KKベストセラーズ

 うーん、まずは読んでくらはい…の本かなぁ?特に専業主婦の方とか、専業でなくても子持ちの奥様とか、テレビ見る時間を割り引いてもこちらの本を斜め読みしなはれの世界のよな?とゆーのも、「ほうれん草に放射性のヨウ素が出たという話のとき、ある専門家の先生が、夕方頃のニュースのインタビューでは「まあ、食べない方がいいでしょうね」とはっきり言っていたのが、夜十時過ぎぐらいのインタビューでは、ものすごくしどろもどろで、結局、食べないほうがいいということは言わないで、「ただちに問題はありません」と、すごく言いづらそうにしていた」とゆー一例からも分かるよな(笑)「要するに情報統制されている」というのが、今の日本の実情なんでございます…

 で、それは何故かと言うならば「実験している学者さんはお金が必要で、国から何か紐付きのお金をもらっている。だから政府の言うことを聞かざる得ないところがある」そで、御用学者一丁ってか(笑)更にそれを垂れ流しするメディアって事で、御用記者一丁、御用マスコミ一丁なのか…とどのつまり「専門家が自分の本当の意見を言えないのは問題だろう」らしい…個人の意見と良心は、研究費を受け取った時に売り払ってしまったって事ですかぁー(笑)

 福島の原発事故についても「もう少し真面目にやっていれば今回の事故は防げたのではないかと私は思う」そーで、故に我ありじゃないけど(笑)「日本の原子力安全・保安院というのは、経済産業省の下部機関だが、原発に関してはそこが最大の権限をもっている。内閣府所属の原子力安全委員会というものがあるが、そこは骨抜きにされてしまった。保安院が、許認可権や基準を全部握っている。そこは、言ってみれば官僚がやっている機関。実際に現場と直結して東電を指導しているところがほとんどの権限をもっている。だから、恐らく保安院がいい加減だったというのが私の考えだ。保安院そのものが隠蔽体質になって東電と密着している」何を今さらな話ですが…隠し事は愛人だけじゃなかったんです、ぽぽぽぽぉーん~

 アリス的に原発…どの辺りがと言われると、うーん、どっちかとゆーと被るのは准教授の方かなぁ?学者の正義のあり方とは何ぞや?とか(笑)巨悪に立ち向かう准教授の明日はどっちだ?とか(笑)本書も結局のところ学者の良心というか、告発書というか、リアルに今を見てみろよの世界かもなぁ?何を信じるにしてもリテラシーにかかっているし(笑)判断力のありかってどこだぁー(笑)

 原発の耐震基準がマグネチュード6.5というのはこの地震国家日本ではまずありえないでしょー…だけど、耐震基準上げるとコストかかるもんねとゆー事で「企業としては、なるべく設備にお金をかけずに電力つくって、それを売りつけて儲けたいのだから」…もーかりまっか、ぼちぼちでんなってか(笑)とか、今回の事故発生時の現場の危機管理能力の有無とか、命令系統とか、情報伝達とか…情報については「いかに適切に国民に知らせるか、大事故の後はそれが一番大切である」そな…そして気象庁は「国際原子力機関の要請に基づき、3月11日から放射性物質の拡散予測を計算していたのだが、しばらくの間国民に知らせなかった。とんでもないことだ」そー…それでも公共機関を信じますかってか(笑)

 公共機関と言えば今だとIPCCですか、温暖化万歳ではなくて狼が来たぞーではなくて、CO2がやってくるぞーですか(笑)「もともと温暖化キャンペーンは原発絡みで始まったことで、イギリスのサッチャー首相が、イギリスは石炭も北海油田もなくなって、最終的には原発でエネルギー需要をまかなうしかないと思ったときに、たまたま、ジェームズ・ハンセンの米議会公聴会での「温暖化が大変だ」という証言があって、それに便乗して、IPCCの立ち上げをバックアップして「温暖化抑制」キャンペーンを始めたわけだ。もともとは原発の推進と密接に絡んでいるのである」で、そんなIPCCを日本は「あまりにも信用しすぎて、IPCCの言っていることは全部間違いないと、ずっと従ってきた」ってか…京都議定書万歳(笑)「温暖化対策なんて、はっきり言ってお金をドブに捨てているようなもなのだから」…これからはエネルギー戦略の時代じゃね(笑)

 そして今世界はどの国も「限りある資源の囲い込みを第一に考えていることだ。代替エネルギーの開発こそ急務にもかかわらず、優先順位がそこにないのは、とりあえず必要量を確保しなければ国が亡びると思っているからだろう」ちなみに米の巨大銀行は「新エネルギー開発ではなく、石炭火力発電所に巨額の資金、推定1400億ドルを投入している事実は指摘しておく価値があろう」とな(笑)

 原発に関しては原発の是非以前に、体制の是非の是正の方が問題のよな…「東電にも関連会社がたくさんあって、そういうところの人がみんな現場で働いている」でして、防護服に対して「「これを着なさいと、私たちはちゃんと言いました」と言うけれども、着ないとどうなるかということはちゃんと言わない。言うと、仕事をしてくれる人がいなくいなるから」という危機管理…「何かあれば自分が死んでしまうということが分かったら、誰もやらない。そういう情報をきちんと伝えていない。指示を出す側の人たちは知っているから絶対やらない。保安院の人が出ていってやれよと思うけれどね」これがホントのぐらすのち(笑)

 さて、重い話ばかりでもあれなので、日本の輝かしい未来の為にも次期エネルギー対策をって事で、本書は小電力発電、火力発電(天然ガス、重油、石炭)、地熱発電、太陽光発電、風力発電、藻類からつくる樹脂(オーランチオキトリウム)、波動発電、捲炭発電(杉材)、後はメタンハイドレードとかありですかぁーの世界か?詳細は本書を見てくらはい~メリットもデメリットも掲載されていますので、それこそ自己判断でどぞ(笑)著者的には水力、地熱、メタンハイドレードだとか…後はゴミとバイオマスが何とか循環してくれぇーかな(笑)

 最後に女性的な立場のとこで、エネルギー問題と人口問題はリンクしているとゆーとこかなぁ…人口問題はタブーだそーだが…「女性の社会的地位が低い国では今でも、女性の最大の役割は子供を産むことだと考えられているようだ」そな…女性は産む機械なんてどっかの国の大臣のお言葉は未だ撲滅してなかったんだなぁーな21世紀へ、ようこそって、どよ(笑)

 目次参照  目次 理系

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