« 黒いカラスが白いハトを生む時? | トップページ | 真夏のお友達(笑) »

2011年10月18日 (火)

有職故実の国だもの?

京都の和菓子  著・井上由理子 写真・宮野正喜  スリーシーズン

 枕言葉が、老舗の味へおこしやすでして、判型もB5サイズでハードカバー、単純に写真集になってしまいそーな趣ですが、ちゃんと、写真より文が多いよとゆー(笑)何はともあれ美しい本です。京都の和菓子、どこをどー見てもフォトジェニック、写真うつりが良すぎるんじゃなかろーか(笑)本書は、お店ガイドではなくて、京菓子ガイドですね?これ一冊読めば日本の和菓子の変遷が分かるとゆー構成…まぁメインは京都なので、雅雅雅でございますが(笑)

 非常に京都らしいなぁとゆーのは、勿論、御所や寺社や貴族文化や茶道などあるあるなんだけど、一番の違いは茶の美術館や資料館がいっぱいあってな?の世界らしい…よーするにその手のコレクションに事欠かない訳で、そこには茶とセットで茶菓子もあると…何とゆーか、ただの菓子ではなくて文化ですね…たかが菓子のはずなのに、奥が深い…文化と言えば、劇場での京菓子があって、歌舞伎や能でどーか?と…南座の西ロビーに呈茶席が設けられて茶箱手前などのもてなしがあるとか、金剛能楽堂では公演時に抹茶の接待があるとか、演目の中にも歌舞伎にも能にも和菓子が出てくるとか…舞妓さんの舞踊公演の際に舞妓さん(芸妓さん)のお手前で頂ける席があるとか…とても京都的でクラクラしそーです(笑)

 アリス的に京菓子、和菓子…異形の饅頭か、暗い宿の羊羹か、後は鍵のカステラかなぁ?えーと、饅頭は二つ説があって、「鎌倉時代の半ば、宗より帰国した僧の円爾弁円が博多の櫛田神社境内の茶店虎屋の主人に、酒種で膨らませる饅頭の作り方を教えました。この饅頭は「酒皮饅頭」とか「虎屋饅頭」とも呼ばれるようになったといいます」だそな、で「南北朝時代、健仁寺の龍山禅師と共に元より日本にやってきた林浄因が、小麦粉と山芋の饅頭を作りました。子孫が塩瀬と名乗って饅頭を引き継ぎ広めたので「塩瀬饅頭」と呼ばれるようになりました」とか、饅頭一つにも歴史ありです(笑)

 さてさて、本書的にはーへーほーと思ったのは祝い菓子の項でしょーか?婚礼の工芸飾り菓子なんて、言われなきゃお菓子には見えないよな…ここまで行くとこれは芸術でしょー…何とゆーか日本の菓子文化の底力を見た感じです…日本って凄いかも(笑)

 目次参照  目次 スイーツ

|

« 黒いカラスが白いハトを生む時? | トップページ | 真夏のお友達(笑) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

スイーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 有職故実の国だもの?:

« 黒いカラスが白いハトを生む時? | トップページ | 真夏のお友達(笑) »