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2011年12月

2011年12月31日 (土)

本年も大変お世話になりました!

 この様な辺境ブログに足を運んで下さった皆様、本当に有難うございました!

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簡素・単純・静閑・純粋…

ニッポン  ブルーノ・タウト  講談社

 副題にヨーロッパ人の眼で見たとあるんですが、本書はエッセイに入るのか?それとも日本印象記になるのか?今更ですが、著書は世界的建築家、そのタウトが1933-6年に日本に滞在したそーで、その時の紀行記みたいなノリも多分にあるかなぁ?それもナチから逃れて米国へのはずが何故か日本へ(笑)プチ招待されていたとはいえ、命からがらはるばる来たぜ、敦賀ぁーでしょか(笑)敦賀港から話は始まるんですねぇ…まぁ何とゆーか、その道の世界的権威のはずなのに、序章の初っ端から「日本!それはヨーロッパ並びにヨーロッパ文明の支配する世界にとって日出ずる国である。さまざまな夢、奇蹟への期待、芸術文化と人間文化との連想がこの国に結びつけられている」と何かもー雄叫び系(笑)全体的に淡々とした描写なんですけど、時々子供みたいにキャーとゆー合いの手が入っている感じかなぁ?君よ知るや南の国とゲーテがうっとり言ったとするならば、こちらは君よ知るや東の国かなぁ(笑)

 何とゆーか、日本の建築が素晴らしいと手放しで褒めているとこが凄いです…特に桂離宮と伊勢神宮はまさに魂消た体験だったらしい(そして日光東照宮が嫌いと/笑)芸術家タイプらしく好き嫌いがはっきりしている人だったのかもしれないなぁとか?で、その前に日本絶賛で日本人としては気恥ずかしくなる位…西洋人半端ねぇとゆーか、ドイツ人でこれなら、噂のイタリア人だとどんだけになるのだろーとあらぬ疑問が(笑)

 取り合えず例としては「日本は、多数の現代芸術家にとってなお今日も相変わらず憧憬の的であり、しかも日本文化を解剖することによって、ますますその思慕の念は強められるのである」とか、伊勢神宮に対しては「日本が世界に贈った総てのものの源泉、日本のまったく独自な文化の鍵、全世界の賛歌措く能わざる、完全な形式を備えた日本の根源、-外宮、内宮、荒祭宮の諸宮を有する伊勢こそこれらの一切である」とか、ちなみに伊勢神宮をギリシャのアクロポリスになぞらえていてしかも「ことに外宮はアクロポリスの如き廃墟ではない」って言い切ってるし…交通機関についても「その快速にして操作巧妙なる鉄道によって知られている」って…日本の鉄道って戦前からそーだったのかぁ(笑)服装についても着物が素晴らしスは分かるが「数千年の歴史を有する日本は、ここにおいて、後進島国たるイギリスに対して、自主的立場を示さなければならない」って…天下の大英帝国にいーんですかぁー?

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2011年12月30日 (金)

虚構は解釈を探す一つのやり方だ…

数は科学の言葉  トビアス・ダンツィク著 ジョセフ・メイザー編  日経BP社

 何の本というと数学の本なのですが、より近く言うと数、数論の辺りなんですが(笑)、これ50年以上前の本なんですよ…それでも第四版(1954)でして、初版はなんと(1930)…WWⅡ以前の話でございます…そんな昔の本が、しかも理系、今更なんの役に立つとゆー見解の方もいらっさると思いますけど、こちら、数学は数学でも数学史に近い感じかなぁ?それはもーギリシャの昔から、連綿と続く数の道をこんこんというとアレか(笑)淡々と説いていらっさるんですよ。だから、数学の本でありながら、数字(図形、グラフ)は少なめ、むしろ平易な文章が続きます。そして、それらは今読んでも何の遜色もない、古さを感じさせない内容というのが、本書の名著たるところでしょーか…

 著者のダンツィクは一応米人なんでしょーけど、ラトヴィアで生まれ、フランスでポアンカレを師事し、1910年に米国に渡ったお人なんだそな…激動の世紀末から20世紀初頭を生きた人物のよーです。また、本書については、推薦者が何とあのアインシュタイン…「本書は、数学の発展を扱った本として、私がこれまで手にした中でも間違いなく最高に面白い本だ」と言い切っていらっさいます…まぁ騙されたと思って、読んでくらはいとお薦めしておこー(笑)できれば中学生のこれから数学学ぶ方にどーかとも思うが、向いているのは大学一年生の数学の授業にどーかなぁと?一章を一コマでやっていくとちょうどいい塩梅だと思うんだけど?どーだろぉ?特に本書は理系は勿論だけど、数学に苦手意識のある文系の方にこーゆー見方もあるんだとゆー一つの指標になるよーな気もするんだけど?

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2011年12月29日 (木)

きんぐす・すぽぉつ?

競馬の文化誌  山本雅男  松柏社

 サブタイトルがイギリス近代競馬のなりたちでして、英国での競馬についての歴史がメインかなぁ?競馬というと、今だと有馬記念になるのでしょーか?馬券も競馬場にも行った事がない人間からすると競馬?非常に不思議な世界に見えるのですけど、本家本元のイギリスはもっと凄い国だったんですねぇ(笑)かの国ではギャンブルではなくて、スポーツとしての意識の方が強く、また階級性が残っている社会で競馬場だけは身分関係なく老若男女勢揃いするという、英国的にはレアな場なんだそーな…で、その生い立ちというか、競馬が何で出来たんだとゆー素朴な疑問に、これにもあの絶滅危惧種だと一部で言われている英国紳士の暇つぶしというか、遊興?やってみたら面白いんでないかい?みたいなノリで始まったとな?

 結局、かの紳士達が集うクラブの存在と時を合わせてたよーに、纏まっていくサマは本当に英国人、ルール作りが好きとゆーか、習い性なのか(笑)紳士方なら土地持ちで、馬持ちで、そしてイギリスには緑の芝の敷地があると、そんじゃ一つうちんとこで走らせてみるべと…元々は身内でのお遊びだからその土地土地でてんでバラバラだったはずが、ロンドンの寄り合い所(クラブ?カフェ?)で話しているうちに、ジョッキークラブは出来るわ、レーシングカレンダーが作製されるわ、一堂に集うクラシックレース(オークスとかダービーとかetc.)始まるわ、賭け師(ブックメーカー)は出るわ、競り師に、血統に、障害物競走に、とドンドン膨らんでいくとこがこれまた凄い…ついでに言うとたいていの国では、公益というか国が管理しているとこ多しなのに、東インド会社でも思ったんだが、イギリスって何故か民間主導で始まって、これまたどこまでも民間主導で進んでいくんですねぇ…で、も一つイギリス的だなぁと思うのは、親の総取りではないけど、優勝(一位)のみに賞が出ると…二位以下は全て敗者であるとゆー精神が貫いているとこですか…

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2011年12月28日 (水)

ミルクティーが待っている?

Ldhassamkanアッサム セカンドフラッシュ ディコム農園 TGFOP1  リーフル・ダージリン・ハウス

 ダージリンハウスなのにアッサムとはこれ如何に(笑)で、こちらの紅茶は、強く引き締まった濃茶色の茶葉の中にはゴールデン・チップがふんだんに見受けられます。深い紅色を呈す茶液からはフラワリーな香りと黒糖のようにねっとりとした深い甘味が感じられます。力強いコクを持つ風味豊かな逸品です。なんだそな…

 インドにはアッサム州ってのがあるんですねぇ…だからアッサムなのか?でもって、プラマプトラ流域にあるアッサム渓谷で9割方が生産されているって…だから、アッサムなのか?インドの道もこーしてみると、はーるばる来たぜぇ、アッサムぅぅぅぅになるのか(笑)インド北東って事は、バングラデシュの方とか、ブータンに近いんだろか?うーん、世界紅茶地図紀行なんてのは、ないかなぁ(笑)

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2011年12月27日 (火)

君よ知るや食の国?

フード・コンシャス  石月昭二  交通新聞社

 サブタイトルが、観光よもやま話でして、著者は日本観光協会会長…で、本書はその日本観光協会の機関誌月刊観光に連載されていた紀行文を一つにまとめたものだそー…著者自身の若き日のロンドン駐在経験やら、自身の旅行先についてのお話はその土地の観光地についてもありますが、中心は食かなぁ(笑)イギリス、フランス、イタリア、スペイン、タイ、インドと後はクルーズでの旅について掲載されています。さすがにプロだよなぁとゆーのから、日本の戦後の対海外への旅(赴任?)の生き証人的な見解もありーの、根っから好きなんだろーなぁの食への探求を含めて日本のおじさんかくありきな文が並んでいます。平易で分かり易いので読みやすいんですが、目線がトップダウン傾向なのでそれが気にならなければ興味のある方には読んでみたらかなぁ?

 まぁ旅行といったら、楽しみの一つはご飯でしょー(笑)世界は広い、料理の種類もこれまた広い(笑)著者によると、「食べ物が美味い国には幾つかの共通点があります。まず第一に、国土が広大で地味が肥え、豊かで多様な山海の食材が採れること。第二に、人々が食べることに情熱を持っていること。第三には、その国を舞台に幾多の民族が出入りした興亡の歴史があり、各民族の多様な食文化が存在すること。第四に、食事に贅を凝らす強力な専制君主や、王朝が存在したことなどあります」だそな…ちなみにフランス、イタリー、スペインなどのラテンの国々や中国、タイ、ベトナム位しか著者的には美味しい国はなく、イギリス、ドイツ、北欧、東欧諸国、インド、アフリカ、中東のアラブ諸国はメシマズ国となるそーな…さもありなんと言っていいのか…更にスゲェーと思ったのは美味しいご飯には文化だけでなくて「民族の持って生まれた味覚が大いに関係あるように思えます。イギリス人やドイツ人には、色盲と同じように、味がわからない味盲の人があるという説もあります」とかあって、これまたさもありなんと言っていいのか…

 何とゆーか、欧米の食事というかメインというと肉ぅーっというイメージが強くて、だからステーキだよねに繋がってしまう辺り、己は昭和一桁かと自ら突っ込みをいれたくなるんですけど、かのイギリスでもビーフステイク、オクステイル(牛の尾の煮込み)、アイリッシュ・ステュウ(羊の煮込み)、ローストビーフと肉なら何とかなるさぁな雰囲気満載(笑)ちなみにイギリスだとアンガス牛がブランド牛になる模様…著者的には今までで一番おいしかったステーキは、イタリアで食べたビスティッカ・フィオレンティーナ(Tボーンステーキ)でこれまたイタリアのブランド牛キアーナ牛だとか…でも、現地の人は牛より羊らしーんだけど(笑)

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2011年12月26日 (月)

まほうのこな?

カレーライスの謎  水野仁輔  角川書店

 サブタイトルが、なぜ日本中の食卓が虜になったのかなんですが、本書はカレーの日本食卓史かなぁ?もーインドでもなく、イギリスでもなく、日本のカレーについて考えたみたいなノリ?前書きからして、カレーはインド料理であるみたいな頭から入って(ちなみにインドカレーでないころがミソ/笑)、更に「だいたいカレールウなんてものがあるから日本のカレー文化はダメなんだ!」に至り、「おふくろのカレーが一番うまいという男を私は信用しない」(@タモリ)に激しく同意し(笑)その心は「大衆の意見に寄り添って、私も真っ当な日本人のひとりです」と主張しているように見えて信用ならない、と」(笑)まぁカレーと一口に言っても、間口が広いからなぁ(笑)どこまでがカレーでどこまでがカレーでないのか?それは神のみぞ知るというより、個人の認識の差によると思うんだけど?その中で一番美味しいって?比較するグループ別というかクラス別がありそーだけどなぁ?自分の母親のカレーが一番美味しいと信じているのは、それはそれで世界で一番幸せな事だと思うけど(笑)

 さて、本書は明治以降の日本へカレーがやってきた、そして浸透していったのお話が半分以上占めるかな?インド発祥、イギリス経由、日本行きみたいな(笑)今ではラーメンと共に日本人の二大国民食だけど、ラーメンが外食料理なら、カレーはお家料理なんだそー…そして母の味となるのか(笑)日本で始めてカレーに出会った人は渡航の船上にての三宅秀(1863)だそーだけどまさかそれがこーなるとは思ってなかったろーなぁ?だって「飯の上にトウガラシ細味に致し、芋のドロドロのような物をかけ、これを手にて掻きまわして手づかみで食す、至って汚き物なり」と記しているんですよ…

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2011年12月25日 (日)

うたいませり~

きよしこの夜 鮫島有美子クリスマスを歌う  鮫島有美子  DENON

 クリスマスなのでクリスマスソングを(笑)何か曲目見てみたら、知らない曲が多いのかなぁと勝手に思っていたら、どこかで聴いた覚えがある曲ばかりのよな?かなり有名どころが並んでいるとみていいのか(笑)日本人、仏教徒なのか、無宗教なのかはホント謎ですけど、でもクリスマスソングは浸透しているんだなぁ(笑)こんな日本人でよかったのか…

 とゆー訳で何か知らないけどクリスマスの気分に浸れるCDかなぁ?歌っている方が日本人なので日本語の訳の歌もあり、更に個人的にはソプラノはソプラノでもキンキンと頭に響く系でなかったのが嬉しい(笑)後、しんみりまではいかないけど落ち着いた感じが日本人的には宜しかなぁ?迫力系は苦手なもので…

 アリス的には英都大がミッション系なので、多分アリスの母校では普通に流れているのではないか?と(笑)何はともあれ、メリークリスマス~

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2011年12月24日 (土)

世界共有財産?

笑って納得!ベンさんの世界が読めるジョーク集  古歩道・ベンジャミン  あ・うん

 カナダ人の(もしかしてカナダ系日本人となるのか?)世界のジョークとゆーのはどんなもん?みたいなノリかなぁ?世界中どこに行ってもジョークだけはあるんだなぁ、とちょっとうっとり(?)な本かも(笑)何とゆーかありがちなパターンを軽くみていると、覗いてみたら深淵だったとか(笑)世界がというか、世界の国民性が見えてくるかな?

 例えばアダムとイブのジョークから、仏では大統領に愛人がいてもスキャンダルにはならないとか、考える葦もとい足から、独人というのは「規則を考え出す一握りの優秀な人たちと、規則は絶対に守らねばならないとと考えるその他大多数の集団である」となり、英人は「大多数の平凡なイギリス人が話し合って決めた規則の方が優先される集団といえる」が分かるとか(笑)、リーダー論で「資質や資格もないのに、やたら態度がでかいというのが、そもそもアメリカ人の特徴なのだ」とか…

 カナダではニューフィー・ジョークというものが確立していて、ニューフィーとはニュー・ファンドランド島の人達を指す言葉…のんびりしたカナダでも一際天然おとぼけキャラだそーでよくジョークに取り上げられるらしい…日本的に言うと東北とか埼玉とか佐賀ジョークに似ていると著者は言うけど…ちなみに今のニュー・ファンドランド島は世界中の研究所が集積してきて最先端を突っ走るとこになってきたからニューフィージョークも伝統芸能になってしまうのだろか…ついでに言うとこのニューフィージョークに当たるのが米ではアパラチアジョークとなるそー…

 ただ、この手のおとぼけジョークというかおバカジョークの総本山とも言うべきはポーリッシュ・ジョークだそーで…ポーランド人マジ半端ねぇだなぁ?ロシア人とドイツ人との釣りでの願い事ジョークは一見ほのぼのとしていて物凄い重量感がやってくるとゆーか…

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2011年12月23日 (金)

祖国とは国語だ。それ以外の何ものでもない…

一寸先はヤミがいい  山本夏彦  新潮社

 何の本かと言ったら、エッセイ集なんだと思うんだけど、それはそれ、この著者であるからして並じゃあありません(笑)よく言われる言葉に、近頃の若い者はとゆー年寄りの繰言みたいなのがあるけれど、何故か近頃の年寄りってものはとゆー話はあまり聞かないよな(笑)まぁ本書も爺の戯言と見るか、それとも至言と見るかで、全然違う話になるんだろぉなぁ(笑)読後の正直な感想としては、気骨のある年寄りだなぁかな?もう今時気骨のある人なんて老若男女問わず絶滅危惧種ですから(それとも絶滅したか/笑)この人があったと言うだけで、文化度というか、民度が計れるとゆーのも何ともなぁ(笑)

 とにかく四の五の言わず読めかな?読めば分かる(人には分かる)本だと思います…と思わされてるだけかもしれないけど(笑)もしかして書いている本人は誰にも分かるまいと思って執筆なさっていたかもしれないし(笑)もしくはカバにも分かると思っていたのかもしれない当たり前の事だったのかもしれないし(笑)

 本書は物の見方が一つではない事を著者の視点で教えてくれているよーな?政治に無関心についても「こんどの選挙にも私は投票しない。もともと国民は食えるかぎり政治に無関心である」とすっぱり言い切るし、争いについも「春秋戦国の時代に「義」のための戦さは一つもなかった。東京裁判をはじめあらゆる戦争裁判は偽善である」となるし、広告代理店についても「戦後テレビは活字を駆逐した。大企業は広告に一流女優を使いたい。金に糸目をつけない、海外ロケも辞さない、ゴールデンタイムに出したいとすれば制作費に幾らかかるか分からない。値切ればその値段で一流は使えない、二流になると言われれば企業は値切れない。ライバル会社には負けたくない。言い値で承知するほかない」と更にコピーについても「新しい文盲による日本語の破壊、と書いたことがある。企業の重役は何だこんなものと一蹴すればいいのにしない、彼らは古いといわれることを何より恐れる」いっつにゅーってか(笑)ちなみに尾崎紅葉は売文社を思い立って「商品の広告、英文の翻訳その他なんでも引受けます。ただし政治向きの建白書のたぐいは命にかえてもお断り申し上げ候」と書いたそな…

 またヒトに対しても「微視的に見れば各人の経験はユニークだが、巨視的にいえばみんな同じである」笑っていいかな(笑)でもって日本人については「戦国乱世のころわが国に布教に来たフロイス以下の宣教師は、日本人の入浴好きに驚き、街路に塵ひとつとどめてないのに驚き、皆々巧みに箸をつかって食事するのに驚いた」とな?今も昔も日本人って(笑)またガッツポーズについても戦前はしなかったそーで「勝敗がまだ決していないのに、そのつど喜んでするのは見苦しい。まして試合が勝利に終わったとき敗者の前ですることは絶えてなかった」何か剣道を思い出してしまった…そして冠婚葬祭は「二時間の辛抱」だそな(笑)

 公的な予算についても「ひとたび逮捕されると実名で書かれたが、予算があまると一本何万円もするワインを買って消化したという。さながら悪事のように書かれたが、どこでもやっていることである」…役人に夢みちゃいけないって事でしょか(笑)だから江戸の町人も「役人はワイロを取りたがるもの也、責めるはヤボ也、いくら取り替えても同じこと也と笑った」腐ったリンゴはどこも同じってか(笑)ニセ日本人についても「言うだけヤボである。「蒸気機関に目がくらみ」の一言で、電光のように分かるものには分かる、分からぬものには千万言を費やしても分かるまいから万事に休したのである」ニセというよりエセのよな?

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2011年12月22日 (木)

サンドウィッチを食いなされ(笑)

Harajimanakaハム&タマゴ  原島商店  \185

 何の事はないハムサンドと玉子サンドなんですが、何とゆーか、普通に凄いパンではなかろーか?いえ、本当に奇をてらっていないサンドウィッチではなかろーか?ここまで素のサンド、初めて食べた気がする?例えるなら昔懐かしい感じ、この素朴さは母親に作ってもらったそれ、日本人なら郷愁を誘う味といおーか?でもそこはプロなので、端まで端正美しスの世界…ピカピカというよりはきちんとしている佇まい(笑)だけど肩こる系じゃないのよ…

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2011年12月21日 (水)

ユーモアやパロディが栄える国や時代というのは、文化が成熟している証拠(笑)

イギリス紳士のユーモア  小林章夫  講談社

 タイトルがタイトルなのでユーモア集かなぁと思ったら、前半は(イギリス)紳士とは何かで占められていて後半に入ってやっと紳士のユーモアになるんだけど、こちらもユーモアから入るので紳士のユーモアまでの道は遠い(笑)なので、どちらかというとイギリス紳士のユーモアというより、イギリス紳士とユーモアというタイトルの方があってる気がするのは気のせい?ついでに言うとユーモアとウィットの違いとは?とか、紳士のユーモア?紳士のウィット?と更に紳士のジョーク、紳士のブラックジョーク…道は果てしなく遠いみたいです(笑)違いが分かる男が紳士か(笑)

 さて、本書の初っ端に書いてあるのですが、紳士というのはイギリスの専売特許らしいと…何故ってフランス紳士とか、イタリア紳士、アメリカ紳士なんてまず言わないと、ましてや日本紳士…聞いた事ないよーな…こーゆーのはもー掛詞的なんでしょか?日本だったら日本男子と続くみたいな(笑)「ましてやロシア紳士なんていうのは、ドイツ人のコメディアンのように、この世に存在するなんてほとんど想像できないものなのである」とな(笑)ジェントルマンは普通名詞でも、イギリス紳士は固有名詞だそな…言いえて妙かも(笑)

 で、この紳士とは何ぞやとなると定義が難しいみたい…昔は貴族階級のそれこそ騎士道精神の成れの果てみたいなというと身も蓋もないけど、のノリだったとして、産業革命以後は中産階級というか成金世代というかの中からも育ちの良さ、りっぱな人とゆーのは出てくる訳で、そっするとどっからどこまでが紳士なのか?こーゆー社会に根ざしたニュアンス的なものはその社会にいる人じゃないと分からないというか?境界線はどこ?の世界になるよーな…血統と家柄、身分の良さは多少軽減されていたとしても、全く加味されない訳でもなさそーで…本当の紳士はどこにいるんだぁーと(笑)

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2011年12月19日 (月)

きれいはきたない、きたないはきれい…

醜の歴史  ウンベルト・エーコ  東洋書林

 エーコ第二弾になるのでしょーか?前回が美ならば今回は醜であると…さすがエーコ、テーマに曇りがありません(笑)まぁ、美ならそれこそ千差万別の本が出ているんですけど、醜となると、こー真正面から大見得きって、どーだってのはまずないよーな?需要的にも美については知りたいと思っても醜について知りたいって、それはどんなマニアック(笑)ただ、美と醜はその時代時代、また人々の思考によってそれぞれに分かち難い概念であるとゆー事らしい…ある時は真逆であったり、表裏一体であったり、もしくは同一であったり、まぁいろいろあらーなと(笑)

 そんな一例が「すべての夫が自分の妻を見て美しいと思うわけではないとしても、少なくとも婚約中の男は婚約者の女性を美しいと、いやむしろ彼女だけを美しいと感じる、ということが起こる。このような美に対する主観的な趣味は何ら一定の法則がないとしても、両者にとってそれは幸運というべきであろう」(ヘーゲル/「美学」)でしょーか(笑)まぁ今時だと逆もまた真なりかも?それはともかく、言語的に見ると美とは私欲を離れた評価的反応に対して、醜とは常に不快の反応を示しているそーな…

 また、「焼き網なんか必要ない。地獄とは他人のことさ」(サルトル/「出口なし」)とか…そして本書で一番衝撃的なところは、魔女狩りのところかもなぁ?特に女性視点ではそー映るかも?とゆーのも魔女裁判で一番の重刑が火あぶりの刑になる訳ですが、「ほとんどの場合、火刑の犠牲者の多くが魔女であるとの告発を受けたのは、醜女だったからということだ」…、で、この理由がこれまた凄い…よく内面の美しさは全体に表れるみたいな表現をするけどこれはその逆「内面の醜さを暴露するような胡散臭い特徴を常に身に刻印されているというのだ」…うわぁぁぁぁーっ

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2011年12月18日 (日)

焼き焼き?

NHKきょうの料理 きょう・すぐ・レシピ17 ギョーザ・シューマイ・春巻き  NHK出版

 コピーがおいしさを包んで巻いてパクッ!なんですが、こちら日本人なら多分誰でも知っているNHKのご長寿番組の派生本だと思われます(笑)その中でもタイトル通り、ギョーザとシューマイと春巻きに特化したレシピ本…判型もA5サイズで小ぶりなんですが、何より本書ほぼオールカラーで写真が綺麗に一つ一つ対応している感じかなぁ?初心者にも見やすい作りだと思われ、まぁ宜しなんではないでしょーか?

 だいたいギョーザとシューマイが各20レシピ、春巻きが10強、ワンタンが10弱、それに中華まんじゅうとして豚まん、焼き豚高菜バーガー、あんまんの3レシピがメイン。それにミニコラム的にちょっとした中華系のレシピがおまけに15強掲載されているみたいです。まぁいつもの基本形に飽きたらこちらでも、ど?のノリでしょか(笑)

 さて、年末なので宴会というと鍋な気がしないでもないんですが、ギョーザパーティでもええんでないかいとゆー(笑)どーしても鍋というなら水ギョーザ系もあるし?そーいえば去年餃子鍋とゆーのがあった気がこれまたしたが、もー死語なんだろか?うーん?そんな(?)こんな(?)でギョーザレシピ、白菜入り焼きギョーザ、豆腐ギョーザ、にらの水ギョーザ、れんこんのギョーザ、里芋入り蒸しギョーザ、エスニック揚げギョーザ、豚バラ肉の水ギョーザ、野菜の蒸しギョーザ、高菜の水ギョーザ、キャベツまんじゅう、三角揚げギョーザ、スープギョーザ、えび入り水ギョーザ、カマンベール入り揚げギョーザ、ピリ辛ギョーザ、鍋貼、にらと豆腐のギョーザ、青じそギョーザ、牛肉と香菜の焼きギョーザ、四川風水ギョーザ、ツナとゆで卵の焼きギョーザが掲載されています…何気に本格的なのから、これも餃子なのだろーか?まで餃子もいろいろあるんだなぁ…

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2011年12月16日 (金)

ご飯一杯の幸せ~

一膳ごはんレシピ  成美堂出版

 サブタイトルが、すぐにできるカンタン160menu!でして、更にコピーに卵ごはん、納豆ごはん、かんたん丼、お茶漬け、スープごはん、混ぜごはん、炊き込みごはん、おかゆ、リゾット、バターライス、にんにくライス、チキンライス、チャーハン、ピラフ、おこげ、寿司、ライスボール、おやき、おにぎりとあって、ご飯レシピって奥が深い(笑)本書は、レシピ本になると思われますが、レシピの行が短い(笑)あって、四行位、しかも全頁カラーイラスト付なので、むしろ絵本のノリに近いかなぁ?取り合えず、ご飯があれば何とかなるみたいな(笑)

 何とゆーか、ご飯を食うとなるとこーガツンとしたイメージがあって、ご飯→丼→カツ丼みたいな(笑)一昔前の取調室の犯人と刑事の会話みたいなノリで、こーカツ丼を巡る攻防でしょーか(笑)もーこれ昭和の香りなのかなぁ(笑)本書に掲載されているカツ丼はカンタンかつ丼でして、その名の通りトンカツは市販の、他はめんつゆと玉子と玉ねぎだけという手軽さ(笑)取り合えず乗せてみろとゆー…まぁカツ丼もいろいろあると、凝ろうと思えば幾らでも凝る事が出来るし、手を抜こうとすればこれまた幾らでも手が抜ける…本人的にどこまでならオッケーかとゆーのもこの手の料理の匙加減なのか(笑)

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2011年12月15日 (木)

ハーヴェストとマン?

歴史の教訓  A.J.トインビー  岩波書店

 何の本かというと日本での講演録をまとめたものかなぁ?まぁ知らない人はいないと思われるイギリスの歴史学者のトインビー博士ですが、1956年10-11月に来日なさったそーで、その時に研究旅行の合間に全国で講演していたとか…今にして思うとWWⅡから十年位だから、どんなもんだったのか?新幹線がまだない日本で移動…東名もまだの気がするけど、移動はどーしたんだろぉ?さぞかし大変だったのでは?と推測するけど?国賓扱いでリムジン連ねて全然平気でしたとかゆーオチだとかはアリなのか?うーん、戦後は遠くなりにけり…

 さて、そんな昔々のお話なのですが、今読んでも何つーか身につまされる話かなぁ?時にそれはギリシャ・ローマだったり、時に未来だったりするんだけど、それが当時にもそして、21世紀にも通用する話だったりするんですよね…さすがトインビーせんせーと言うべきか?普遍は色褪せないんでございますよん(笑)まぁ、トーシロが何言っても嘘臭いので、いつものよーに目次に逃げると、
 歴史の教訓について、歴史家の見た現代世界情勢、世界史における日本、歴史における自由と法則、異文化間の邂逅接触、同時代史の研究、原子力時代におけるデモクラシー、人類解放の諸問題、精神的課題としてのイデオロギー戦争
 なんですが、まさに、どーよというラインナップ(笑)

 元ネタが講演録なので一つ一つの章が短めだし、口語体が元になっているので当時の文としては格段に分かり易い表現だと思う。何とゆーかフラットであれとするセンセーの態度は脱帽ものですが、それでも根っこは大英帝国の人だものがチラついているところも人間だものなんだろなぁ?いえ、当時のぴかぴかのコスモポリタンだったのが前面に出ていますが(笑)何と言ってもホームズが活躍していた頃に生まれ、WWⅠとWWⅡを公務員として経験してきた方ですから、本当に激動の歴史の生き証人なんですよねぇ…

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2011年12月14日 (水)

とりあえず行っとく?

ブゥオンジョールノ イタリア  片岡孝子  郁朋社

 サブタイトルが歴史・文化満喫の旅なんですが、内容はとゆーととある女性のイタリア一人旅の旅日記的なノリかなぁ?とはいえ、日本からのパックツアーで、しかも初めてのイタリア(欧州?)旅行みたいなのだ…一度の旅、しかも9日間でのこのサブタイトルは凄いよなぁと、とゆー事はイタリア行った事はないけど、イタリアに関わってきた人かとゆーと、著者の本職は学校の先生でしかも英語教師らしい…てな訳でイタリアの言葉とか言語学的な突っ込みかメインかというとそーでもない(笑)本書のエッセイは全体的に三つの要素で構成されている模様、一、旅程そのまま、どこでバスに乗ったとかどこで何食べたとかツアーの日程の消化具合はよく分かる(笑)、ニ、歴史の話、サブタイトルに偽りはないのは分かるが密度的には教科書そのもの…三、著者自身の回想、現地にインスパイアされてそーいえば日本で、前にこんなことがあったのノリ、非常に個人情報的なうちわの話だと思うのは気のせいか?

 なので、本書はまず著者を知っている人、家族とかにウケそー、そしてこれからパックツアーに行こうかなぁと思ってはいるがパックってどんなもんと疑問に思っていらっさる方、後は主催した旅行会社か?支社の皆さんは真面目に働いてしますよぉーとゆーのが、日程の消化具合で業務遂行の程が分かるってか?思うにこの手の本は、1970年代に発行したならば画期的な内容だったと思うけど、21世紀の今パック旅行行きましたで(しかも一度)本出すなんて、強気の出版社(編集者?)だなぁと…

 君よ知るや南の国って、ゲーテも勢いで行ったけど、このイタリアへの勢いだけは同じといえば同じなのか?でもまぁ旅でも何でも現地の話ってオタッキーな人の書いた本の方が面白いとゆー事に気付いた今日この頃…目のつけどころとディープさって大切なんだなぁ…

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2011年12月12日 (月)

郷愁のパンとは?

東京のやさしいパン屋さん。  成美堂出版

 サブタイトルが、こうばしい香りに心あたたまるなんですが、タイトル通りパン屋さんの本かなぁ?判型がA4大位あって形的には雑誌の別冊みたいなノリかなぁ?なので表紙のコピーも、天然酵母でおいしいパン、朝も昼も夜も、パンでお食事、お惣菜パンがあれば、それだけでうれしい、すぐに食べたい。イートインできるパン屋さん、菓子パンが好きなんですけど?取り合えず目次の一部らしい…煽っているのか(笑)

 判型が大きいので写真も大きめで綺麗です。こー女性が好きそーなイメージかなぁ?しかも天然酵母系のお店から始まる辺りが、何ゆーかやさしいなのか?そんなアースカラー的なミニマムな雰囲気なのに私的に目についたのが、コロッケパン…いやぁー昔懐かしいと言えばコロッケパンではなかろーか(笑)掲載されているのは、Igrekte(板、大山町)とmixture大英堂(世、北沢)とサンモリッツ名花堂(港、元麻布)あるとこにはあるんだなぁ(笑)

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2011年12月10日 (土)

日本のいたるところに?

鉄道構造物探見  小野田滋  JTB

 頭書きにトンネル、橋梁の見方・調べ方とあって、何とゆーか、非常にディープなかをりが初っ端から漂っているよーな…まぁ初見で思った事は専門家の専門家による専門家のための本かなぁ?一応素人向けらしいのだけど、図というか製図の占める割合が多いってそれは既にトーシロ向けではないよーな(笑)まぁその道の人からみれば、これはまだ山の麓にもたどり着いていない状態なんだろーけど、歯がたたない硬派な本です(笑)で、トーシロの下の下代表そのものなので何が書いてあるのかさっぱり分からなかったのですが、何か勢いで読破できました(笑)シリアスな本なんですけどね、何か熱いんですよぉ…

 取り合えずどんな内容かとゆーのは、目次を見ていただけば分かってもらえるかもと、材料の見方・調べ方、トンネルの見方・調べ方、アーチ橋の見方・調べ方、橋梁(桁橋・トラス橋)の見方・調べ方、ラーメン・高架橋の見方・調べ方、橋脚・橋台の見方・調べ方、土構造物の見方・調べ方…とゆー素晴らしいラインナップ(笑)

 ある種究極のおたく道のよーな気がしないでもないよーな…鉄道趣味もいろいろあるけど、こちらはその道の方が見ないと分からないよな?物見て、元の製図見てからでない分からないものもあるし…今となっては近代の文化遺産なんだろけど、物自体もなくなっているものもあるし、設計図そのものもなくなっているものもあるし…いやはや、何かどこまでもディープっす(笑)

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2011年12月 9日 (金)

ご当地御菓子なんだろか?

全国 上等な和菓子 お取り寄せガイド  オフィス・クリオ  メイツ出版

 何の本かというとタイトル通り、和菓子のガイド本…それも取り寄せという事は郵送化とゆー事で、生っぽくないのが主流…羊羹とか、饅頭とか、どら焼きとか、干菓子とかの系統…この手だとちょっと色味が均一というか、アースカラー系というか、寂しい系なんだけど、それでもこれだけ並ぶと壮観かもなぁ?昨今、和菓子より洋菓子系が台頭してきている気がするけれど、まだまだ地方にも名店たくさんあるよと(笑)何といってもカロリー的には和菓子の方が低いみたいだし…

 とはいえ、やはりそこは京都、北は北海道から南は沖縄までと銘打っておきながらも巻頭は京都からなんですよ…和菓子と茶道と京都は三位一体で続いているよな?個人的に気になったのが、ちどりらくがん(先斗町駿河屋)かなぁ?タイトル通りにちどりの形をした落雁なんてすけど、見た目が物凄くかわいいんですよぉ(笑)見ただけでテンション上がりそー(笑)後は茶ろんたわらやシュガー(俵屋吉富)ただの俵型の砂糖なんですけど、とても気になるぅ(笑)

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2011年12月 8日 (木)

君は生き延びる事が出来るのか?

戦略の形成 上  ウィリアムソン・マーレー、マクレガー・ノックス、アルヴィン・バーンスタイン監修  中央公論新社

 サブタイトルが支配者、国家、戦争とあって、うーん、これは何の本かというと、失敗の歴史かなぁ(笑)笑い事ではないですけど、古代から今までの戦争史でもあるし、民族史でもあるし、政治史でもあるよーな…まぁ世界の興亡でしょーか?細かい事を言う前にこちらの本は、論文というか、大きさからして小論文と言った方がいいのかもしれないけど、一つの論文集のような構成。本書によると「1985年から86年にかけてアメリカ海軍大学で行われた戦略と政策に関する多くの有識者の公式および非公式の議論から生まれたものである」だそーで、はーへーほーの嵐(笑)でもって、書き手によるのか?(はたまた訳者によるのか?)文体というか、雰囲気が違うし、視点の違いに最初戸惑うかも?人によっては細かく書いて下さっている方もいるし、飛ばしに飛ばしている方もいるしで、この辺りの歴史(地理?戦史?)を知らないと厳しいものがあるよな(笑)えーと、細かい事をごちゃごちゃ言うより、本書はまず目次を見てもらった方が早いと思うので、最初に本書(戦略)についての前書きがあって、

 ペロポンネソス戦争におけるアテネの戦略…ドナルド・ケーガン
 戦士国家の戦略-ローマの対カルタゴ戦争…アルヴィン・H・バーンスタイン
 十四世紀から十七世紀にかけての中国の戦略…アーサー・ウォルドロン
 ハプスブルク家のスペインの戦略形成-フェリペ二世による「支配への賭け」…ジェフリー・パーカー
 世界戦略の起源-イギリス…ウィリアム・S・モルトビー
 栄光への模索-ルイ十四世統治時代の戦略形成…ジョン・A・リン
 列強国への胎動期間-アメリカ…ピーター・マスロウスキー
 国民国家の戦略的不確定性-プロイセン・ドイツ…ホルガー・H・ハーウィック
 疲弊した老大国-大英帝国の戦略と政策…ジョン・グーチ
 決定的影響力を行使する戦略-イタリア…ブライアン・R・サリヴァン

 どーよっとゆーラインナップってか(笑)百聞は一見にしかずでございます…

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2011年12月 7日 (水)

あ、かるい?

Kuroクロワッサン  パークハイアット東京 ペストリーブティック  \190

 パークハイアットのパンとかケーキ類はわりと評判いいので、そんなもんかなぁと久しぶりに行ってみたら、迷子になりました…駅から建物までは見えているから、そこに突き進んでいけばいいんですが、館内に入ったら、二階だった記憶をたよりに勝手に動いたら、あれ?みたいな…しみじみ思うに、あそこ分かりにくいと思うんだが?気のせいか(笑)

 で、ハイアットさんのクロワッサン…一言で言うと軽い…今まで食べたクロワッサンの中で一番、手に持った感覚も、食感としての感覚も軽いと思いまする。

Kurohalf← 半分

 でで、お味の方も軽いというか、あっさりしている感じで、実に女性好みのパンのよな?これならば、パンがなければお菓子と食べればいいじゃないに値するパンでしょねぇ…

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2011年12月 6日 (火)

酒を飲まず、自己統制し、思慮深い…

スウェーデンを知るための60章  村井誠人・編著  明石書店

 スウェーデンとは何ぞや?という問いを立てた時、どこまで答えられるかはいずこの人も皆それぞれにの世界だろーけど、一言でこーなんです言いきれる程、国は甘くないとか(笑)そんなこんなで一つの国に切り口がひとまず60はあるよ、とゆーノリかなぁ?これにしたって多分、スウェーデン通にしてみたら、まだまだなのかもしれないし(笑)

 とゆー訳で困った時は恒例の目次を見てみよーなんですが、60個もある目次を全部あげるのも何なので、目次も幾つかの項目別になっているので、それをあげると一、スウェーデンの諸地域、二、スウェーデン語とは、三、スウェーデンの歴史から、四、外から見たスウェーデン、五、スウェーデンの政治、六、スウェーデンの社会、七、スウェーデンの文学、八、スウェーデンの芸術、九、スウェーデンの暮らしのラインナップ…取り合えず、この一冊で大まかなスウェーデンとゆー国が分かるかも?

 本書は各所にこだわりがあるのですが、トーシロ的に一番ホェーと思ったのは、固有名詞の記述かなぁ?どーもoをオと発音するのではなくて、エと発音する方が近いらしいとか、現地発音に限りなく近づけると、今まで流通していた言葉が通用しなくなる、ひいては読者に混乱をきたすとゆー話に発展すると…でも本書は正しい(新しい?)発音で行くもんねっとゆー態度が全文を貫いていて、まぁヨーテボリがユーテボリになっていたり、かの分類学者のリンネが実はリネーだったり、ノーベルがノベルだったり、言葉ってむつかし…この辺も世界各国、その国の実情に合わせて替えていくべきなんだろぉなぁ?キヨトじゃありません、キョートですとか(笑)

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2011年12月 5日 (月)

努力している限り人は迷うものだ…

養老孟司 太田光 人生の疑問に答えます  養老孟司制作委員会編  NHK出版

 まずはゲーテの言葉から(笑)何とゆーか人間だものに尽きるのかなぁ?何かをやる前はどーすんべぇと悩み、何かしたらよかったんだろかと悩むとゆー、悩みのみ楽しみはなしの問いに取り合えず著者二人が答えています。何か番組派生本らしいのですが、アンサーもあるけどこの二人の対談もどきや見解の方がメインかなぁ?

 現代人のというか、現代の日本人の悩みがゾロゾロ出てきます。結局話しは二つに行き着くような?自分がよくても世間が許してくれないと世間がよくても自分か納得いかないに(笑)まぁものの見方がお二人で性格も年代も違うので答えが一つではないとこもいーのかもなぁ?真実は一つではなくブレブレにぶれているんですよと(笑)まぁ聞き手に受け入れの余地があればですけど(笑)

 ダイエットなんかのアンサーでも見かけを気にするということは、今の人は暇人だなとドクター一刀両断…クリエイティブに生きたいというアンサーにも本当に独創的だったら病院行きとか…上司の叱責にも怒られている自分を笑える自分を作れだし…社会的役割=自分じゃないよとかとかとかとか…相変わらずの養老節炸裂してます(笑)

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2011年12月 4日 (日)

あたらしいかぜ、か~

ヴィヴァルディ 協奏曲集 和声と創意への試み 作品8(全曲)  トーゾ  ワーナー

 とにかく明るいというかクリアな感じかなぁ?聴いてみて一番に思ったのはそれなんですけど、ヴィヴァルディはどの曲もイタリアンな雰囲気満載ですが、今回のコレはあの四季も入っていてお得感がいっぱい~でもって、四季とゆー標題がついた曲ってゆーのはそれまでイタリアではなかったらしい…フランスやドイツでは行われていたみたいだけど…そーゆー意味でもヴィウァルディ新奇ものに挑戦とゆー人だったのかなぁ?ニュータイプですねんとか(笑)

 アリス的には四季とゆーと四風荘なんですけど、こー通しで聴くとアリスなんかは第六番の歓び辺り好きそーな気が勝手にしてしまうんですけど?やっぱ明るい曲はいーわねぇとか(笑)

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2011年12月 1日 (木)

時の過ぎ行くままに(笑)

カレンダーから世界を見る  中牧弘充  白水社

 何の本かというとカレンダーの本なんです。でお仕舞になってしまいそーだが、なかなかどーしてカレンダー奥が深いと…暦って太陽暦と太陰暦に大きく分かれるのは当然としても、それ以外にも色々な要素がそれこそ国の数だけ、民族の数だけ、風習の数だけ、あるんですねぇ…ちなみに暦って日読み(かよみと読む)からきたとゆーのが定説だとか、聖が日知り、日和を判断する事が日和見、日本って農耕文化だもの、暦はかかせないって事なんだろか?

 まぁ、かのローマの頃からロムルス歴とか、ヌマ歴が有名だそな…一年は春分に始まって、冬至で終わると残り二か月は冬眠の時期だからカレンダーには載せないって…カレンダーにも休暇があるって事ですか?取りあえずイタリアは暦界をリードしてきたのか、後に今につながるグレゴリオ暦を施行する訳だったりして(笑)

 それにしてもこのグレゴリオ暦1582年に制定されたのに、元がバチカンだからって、プロテスタント諸国が採用したのが18世紀に入ってからとゆーのが凄い…でもって東方正教会系がユリウス暦からグレゴリオ暦に改暦したのは20世紀に入ってからとゆー…

 何かキリスト教系も半端ねぇですが、イスラム教系もまた独自の暦がある訳でして、こちらは完全な太陰暦なんだそな…だから一年が354日…だから、一年がどんどんずれてゆくのはともかく、かの有名なラマダーン、いわゆる断食月ですけど、こちら日の出から日の入りまで食べちゃいけないでして、そっすると冬場は日照時間が短いから比較的楽、これが夏至の頃と重なると…ラマダーンもその年によって悲喜こもごもあるんだなぁ…

 でもって同じイスラムでもイランはまた違う暦を使用している模様…こちらは太陽暦を使用してるんだとか…ちなみに春分の日が新年だとか…で、ちなみにちなみにこちらのイラン暦、中央アジアでも使用しているとか、アフガンとかね…暦の文化圏もあるんですねぇ…

 じゃあ、ヒンドゥー教はどーなのよ?とゆーと、これまた太陽太陰暦を使用しているそーだけど、でも、暦法は皆それぞれに違うとな…まぁインドらしいと言えばインドらしいんだろーけど、それでも大きく二つに分けられるそな…アマーンタ法(新月から新月までを一月とする)とプールニマーンタ法(満月から満月までを一月とする)とな、そっすると一月の半分は違う月って…更に恒星歴も入って、星座的な数え方もあるらしいので、聞くだけでも頭が混乱しそーだけど?現地の方はわかっていらっさるのだろぉなぁ…

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