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2011年12月30日 (金)

虚構は解釈を探す一つのやり方だ…

数は科学の言葉  トビアス・ダンツィク著 ジョセフ・メイザー編  日経BP社

 何の本というと数学の本なのですが、より近く言うと数、数論の辺りなんですが(笑)、これ50年以上前の本なんですよ…それでも第四版(1954)でして、初版はなんと(1930)…WWⅡ以前の話でございます…そんな昔の本が、しかも理系、今更なんの役に立つとゆー見解の方もいらっさると思いますけど、こちら、数学は数学でも数学史に近い感じかなぁ?それはもーギリシャの昔から、連綿と続く数の道をこんこんというとアレか(笑)淡々と説いていらっさるんですよ。だから、数学の本でありながら、数字(図形、グラフ)は少なめ、むしろ平易な文章が続きます。そして、それらは今読んでも何の遜色もない、古さを感じさせない内容というのが、本書の名著たるところでしょーか…

 著者のダンツィクは一応米人なんでしょーけど、ラトヴィアで生まれ、フランスでポアンカレを師事し、1910年に米国に渡ったお人なんだそな…激動の世紀末から20世紀初頭を生きた人物のよーです。また、本書については、推薦者が何とあのアインシュタイン…「本書は、数学の発展を扱った本として、私がこれまで手にした中でも間違いなく最高に面白い本だ」と言い切っていらっさいます…まぁ騙されたと思って、読んでくらはいとお薦めしておこー(笑)できれば中学生のこれから数学学ぶ方にどーかとも思うが、向いているのは大学一年生の数学の授業にどーかなぁと?一章を一コマでやっていくとちょうどいい塩梅だと思うんだけど?どーだろぉ?特に本書は理系は勿論だけど、数学に苦手意識のある文系の方にこーゆー見方もあるんだとゆー一つの指標になるよーな気もするんだけど?

 アリス的に数学…あまり関係はないよーな(笑)アリス理系苦手っぽいとどっかで言ってたよーな気が?でもまぁ准教授は社学のデータ関係である程度は数学をこなしていると見たが、どーか(笑)

 さて、本書は縦横無尽に古今東西の数学者が出てくるとこでしょーかねぇ?誰でも名前だけは知っているライプニッツとか、デデキントとか、ラプラスとか、オイラーとか、フェルマーとかハイヤームとかetc.で、これまた数式だけの話ではなく、当時の本人の言葉とかがちりばめられているんですよ、今聞くとそこでそーゆーか?みたいなノリなんですけど、歴史と宗教と数学となんかガリレオな気分になってくるといおーか(笑)それでも地球は回っているんですよ、奥さん(誰?)

 ライプニッツの二進法おたくとか(笑)0の発見はインドだよとゆー話は聞いた事はあるけど、実は「かの知られざるインド人もまた、0を無の記号として捉えることはなかった。インドで0は"sunya"と呼ばれ、これは"空っぽ"とか"空白"を意味する単語だが、それには"空虚"とか"無"を意味は込められていない」とな…0一つとってみても奥が深いんですよ、お嬢さん(誰?)

 また、ギリシャ哲学のというよりギリシャ幾何学のとこで生徒が教師に「あなたの思索は実用的にどのように使えるのかと尋ねた。すると、教師は一人の奴隷を呼び、命令した。「この若造に小銭を与えよ。こいつは自分の知識から利益を得たいそうだ」とな…ギリシャの昔からそーなのかい(笑)

 まぁ「数学の本質はその自由度にある」(@カントール)も言ってるし(笑)何よりも位取り記数法の発見によって、「算術はどんなに頭の悪い人でも扱えるものになったのだ」そーなので、まずはその事に凡人としては感謝感謝でしょーか(笑)

 でも本書で一番教訓的なとこは「"無意味なもの"を書き記すという行為自体が、それに意味を与える。名前をもらった物事の存在を否定するというのは、容易なことではないのだ」のとこだったりして(笑)

 目次参照  目次 理系

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