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2011年12月14日 (水)

とりあえず行っとく?

ブゥオンジョールノ イタリア  片岡孝子  郁朋社

 サブタイトルが歴史・文化満喫の旅なんですが、内容はとゆーととある女性のイタリア一人旅の旅日記的なノリかなぁ?とはいえ、日本からのパックツアーで、しかも初めてのイタリア(欧州?)旅行みたいなのだ…一度の旅、しかも9日間でのこのサブタイトルは凄いよなぁと、とゆー事はイタリア行った事はないけど、イタリアに関わってきた人かとゆーと、著者の本職は学校の先生でしかも英語教師らしい…てな訳でイタリアの言葉とか言語学的な突っ込みかメインかというとそーでもない(笑)本書のエッセイは全体的に三つの要素で構成されている模様、一、旅程そのまま、どこでバスに乗ったとかどこで何食べたとかツアーの日程の消化具合はよく分かる(笑)、ニ、歴史の話、サブタイトルに偽りはないのは分かるが密度的には教科書そのもの…三、著者自身の回想、現地にインスパイアされてそーいえば日本で、前にこんなことがあったのノリ、非常に個人情報的なうちわの話だと思うのは気のせいか?

 なので、本書はまず著者を知っている人、家族とかにウケそー、そしてこれからパックツアーに行こうかなぁと思ってはいるがパックってどんなもんと疑問に思っていらっさる方、後は主催した旅行会社か?支社の皆さんは真面目に働いてしますよぉーとゆーのが、日程の消化具合で業務遂行の程が分かるってか?思うにこの手の本は、1970年代に発行したならば画期的な内容だったと思うけど、21世紀の今パック旅行行きましたで(しかも一度)本出すなんて、強気の出版社(編集者?)だなぁと…

 君よ知るや南の国って、ゲーテも勢いで行ったけど、このイタリアへの勢いだけは同じといえば同じなのか?でもまぁ旅でも何でも現地の話ってオタッキーな人の書いた本の方が面白いとゆー事に気付いた今日この頃…目のつけどころとディープさって大切なんだなぁ…

 アリス的にイタリア、聖典的にはイタリア料理として出てくる位なんですけど、どだろ?本書もツアーながらもイタリア料理堪能している模様というか、イタリアで食に外れたとゆー話はあまり聞かないよな?それなりにするところもあるんだろーけど、安くて旨いが定説、確かナポリではかのファーストフードチェーンも逃げ出したとゆー話だしなぁ…ナポリの市場はさぞかし凄い気がするのはこれまた気のせい?

 さて、本書はさすがにパックツアーだけあって、イタリア本国の有名所を端から回っていくバスの旅とゆー感じ、更に勿論、有名観光地を巡っていくと…関空からロンドン(ヒースロー)経由でミラノに入り、コモ湖、ヴェローナ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ピサ、シエナ、ローマ、ナポリ(カプリ島)、でローマからロンドン(ヒースロー)経由で関空へ帰国の旅程である。途中コモ湖はオプショナルツアーで、シエナは自由行動で一人で行っているけど、まぁ地名見ただけで分かる旅じゃなかろーか?とても日本的だと思います(笑)

 本書的に凄いところは結構ハードな旅だと思うのに著者は初めてにも関わらず、物凄い健脚だとゆーとこでしょかねぇ…まぁガイドの方が「イタリアという国は注意していれば安全に歩けるところで、刃物が出てくるスペインなどとは違いますよ。普通の時間に普通の所にいれば大丈夫ですからね」と初っ端に出てくる辺り、大丈夫の意味合いが違うと思うのはこれまた日本人的感覚か…しかもシエナのとこなんて夕方から出かけて帰りが10時過ぎって…でもってそこまでして一人で強行したシエナの地図も持ってなければ、何か目的があって行ったとゆー訳でもなさそーなのだ、ただ行きたいって…それだけで行ける感性はさすが日本のおばさんなのか(笑)

 著者的に一番スゲェと本書で感心したとこは、ヴェネツィアのゴンドラでの船頭との会話…「ミ・カンターレ?」と声をかけて無視されているにも関わらず、更につのって自ら歌い出すシーン…ヴェニスのゴンドラの上で歌いたいって、どんだけぇ…「どうやら、"(そんなに言うなら)おまえさんが歌え!"ということらしい。"ミ・カンターレ"というのは、"私のために歌ってくれ"と受け取られてしまったのかもしれない。まさかまさかそんなお願いできるほどの十分な図太さを私は持ち合わせてはいない」の件は、天下の大阪のおばちゃんも真っ青なノリだと思うのはこれまた気のせいなんだろか?カプリ島の船の上でも歌ってるし、船に乗ったら勝手に歌い出すというのが広島女性のスタンダードなんだろか?

 さて、イタリア旅行という事でまぁヴェネツィアの店員さんの愛想のなさとか、コーヒー代に外の演奏のお金まで入っているはともかく、カプリ島のみやげ物店で服のサイズを訊いたら相談料をとられたとか、ローマの地下鉄はおつりが出ない以前にぴったりの金額しか受け付けないので小銭をきちんと持っていないと切符が買えないし、駅員さんは決して助けてくれないとか(笑)観光国家のクオリティ、相変わらずパネェみたいです(笑)

 目次参照  目次 国外

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